激動の令和時代を生き抜くために必要な力
今回は、これから激動の時代となるであろう令和時代を生き抜くために必要とされる力について、個人的な見解をまとめていきます。
皆さんご存知の通り、令和時代にはこれまでの社会構造、産業構造がまるごと書き換わってしまう大きな変化が訪れる時代になります。
これまでの常識を破壊するテクノロジーとして代表的なものは、もちろん人工知能(AI)と5G、6G、そしてxR技術です。
xRというのは、AR、VR、MRの総称です。
アメリカの人工知能はものすごい勢いで進化を遂げており、2029年頃には人間と同等の知能を備えられるようになり、2045年にシンギュラリティを迎えるそうです。
シンギュラリティというのは日本語で技術特異点であり、人工知能が自ら人間を超える知能を生み出すことができるようになる時点のことです。
シンギュラリティを迎えたら、人間の理解が及ばない人知を超えた領域で、あらゆる挙動を示すようになります。
具体的に人間がどのように人工知能をコントロールしていくのか、はたまた逆に人工知能がどのように人間をコントロールしていくのかは全くわかりませんが、これからの数十年間は、間違いなくテクノロジーの指数関数的な発展によって、この世界の何もかもが変わってしまいます。
令和が30年間続いたとすると、ちょうど2050年くらいまでが令和ということになります。
つまり、この令和時代こそが、人類が地球に誕生してから最も大きな変革が訪れる数十年間になります。
人工知能だけでなく、今現在話題になっている5Gは2022年ごろから本格的に機能し始めて、2032年頃には6Gが本格的に始動します。
そして、2042年頃に7Gが本格的に始動するはずなので、令和の終わり頃には、冷静に考えて、人工知能はシンギュラリティを迎えており、通信規格は7Gになっているわけです。
もうこうなってくると、未来は全く予測不可能です。
ただ一つ言えることは、時間が経つにつれて、人間にしかできないことがより重要になってくることです。
未来になればなるほど、人間にしかできないことは減っていきますが、少なくとも直近10年間では、人間独自の思考や感情が重要になってきます。
現在、このような激動の令和時代の入り口に立っているわけですが、これからに向けて、どのような力を蓄えておくべきかについて、個人的な見解をまとめていきます。
モノを売る力
激動の令和時代に必要な力の一つ目は、モノを売る力です。
今後、現在ある様々な職業が人工知能や5Gによって破壊されたり、新しい職業が生み出されたりしますが、どのよう職業が誕生しようとも、共通して求められる力は「モノを売る力」です。
どのような雇用形態、どのようなモノを売ることになっても、この「モノを売る力」というのは、いつの時代にも求められる超必須スキルです。
このモノを売る力には何があるのかというと、例えば以下のようなものです。
- 営業力
- 心理学
- 商品企画能力
- マーケティング能力
- コピーライティング能力
ほとんどのお金持ちは、これらのスキルを全部または一部極めている人たちです。
最近では、プログラミングや動画編集などが流行っています。
確かにこれらのスキルはないよりはあったほうがいいのですが、本当にビジネスに必要な力は、上記に列挙した「人の心を動かして」「モノを売る力」です。
なぜならこれらの力があると、
- どのようなことにも応用できるので仕事がなくならない
- 仕組みを作れば自動収入を作れる
- 上流工程であるため下請けより少労働で高報酬が得られる
のような恩恵を受けることができます。
プログラミングや動画編集のような、技術的なスキルを身につけても、一生下請けであることには変わりはありません。
そのため、いつまでもスキルを追求するのではなく、上流に身を移していき、労働をしないでお金が入る努力をするべきです。
このことについては、以下の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。
プログラミングや動画編集のような下請けスキルは、遅かれ早かれ人工知能や、新たに誕生するソフトウェアに代替される運命にあります。
プログラミングに関しては、今現在でもすでにかなり本格的なWebアプリケーションがコードを一切書かずに作れてしまいます。
超高度なエンジニア以外不要になる未来は明らかです。
そのうち、Webアプリケーションだけでなく、スマホのアプリもNoCodeで開発できるようになるでしょう。
このようなこれからますます進化していくNoCodeツールにも負けないくらいに、死ぬほど勉強して超高度なスキルをもつエンジニアを目指すのは自由です。
しかし、どれだけ高度なエンジニアになろうとも、所詮下請け労働者であることには変わりはないので、年収は手取り1000万円ちょいがいいところでしょう。
下請け作業が好きで幸福を感じるなら止めはしませんが、効率よくお金を稼ぐなら、今のうちに先ほど列挙したような、上流スキルを身につけるべきでしょう。
私もまさに、プログラミングのような下請けスキルから、上流過程に必要な力を身につけようと勉強中です。
人間らしい力
激動の令和時代に必要な力の二つ目は、人間らしい力です。
今後、人工知能によって人間ではなくてもできる仕事から真っ先に代替されていきます。
レジ打ちや受付のお姉さん、アナウンサー、ドライバーなど、これらの仕事は特に人間の感情やクリエイティブな思考などを必要としないため、近い将来、人工知能と5G、6Gによって消し去られる運命でしょう。
すでに、AIのアナウンサーは存在しているし、受付やレジだって、中国では機械学習を利用した顔認証によって自動化されています。
いずれほぼ全ての職業がなくなるといえども、真っ先に代替されるのは、当然「人間のクリエイティブな思考が一切介在しない」仕事です。
それでは具体的にどのような力が必要となるのか。
それは例えば、以下のような力です。
- 英語力
- キャラ力
- デザインセンス
- 映像・動画制作能力
- SNSなどによる発信力
です。
英語に関しては、今後自動翻訳機が普及するのは目に見えていますが、やはり自動翻訳を介せずに、直接コミュニケーションを取れるほうが、相手から信頼されやすい上に、会話もスムーズでしょう。
今後、進化したハードウェアやソフトウェアにどんどん世界が覆い尽くされていく中で、人間同士で直接コミュニケーションをとって信頼を勝ち取れる人が強いです。
英語を操ることができれば、単純に人口で計算すると、自分の可能性を76倍広げることができます。
今後ますます個人が影響力をもつ時代において、キャラ力、つまり個性も重要な力になってきます。
人が人を惹きつける力、魅了する力、ファンを作る力。
これらは機械には絶対にできないことです。
人を惹きつける独特なキャラ力があれば、今後激動の時代に突入しようとも、自分を長く支えてくれる強力な武器になります。
そのほかの、「デザイン力」や「映像・動画制作力」「SNSなどによる発信力」は、言うまでもなく、人間のクリエイティブな思考をベースにした力です。
最近では、人工知能がレンブラントの絵を模倣した作品を生み出したというようなニュースもあったりします。
とはいっても、まだまだ実用には程遠く、しばらく人間のクリエイティブな領域を侵されることはないでしょう。
最後に
ここまで、激動の令和時代に必要とされる力を2つ紹介していきました。
まず一つ目が「モノを売る力」、そして二つ目が「人間らしい力」です。
これから必要とされる力については、他にも様々な意見があると思いますが、この二つについては皆さんも納得ではないでしょうか?
目の前のことを全力で取り組みつつも、今後はしっかりと未来から逆算して行動する思考がより一層求められるようになります。
変化が激しい時代であるからこそ、「未来に先回りする思考」が重要です。
未来に先回りする思考といえば、以下の本が面白かったので一応共有しておきます。
興味のある方は読んでみてください。
おそらく、今後30年間が、人類の歴史の中でも、良くも悪くも最も大きな変革が訪れる時代になるでしょう。
このような時代に生まれたことを幸と思うか不幸と思うかは人それぞれですが、私はどんな未来が来ようとも全力で楽しみたいと思います。
むしろ楽しめるように努力をしなければいけないと思っています。
これからは立ち止まっていたら、これまで以上にものすごい勢いで後退していきます。
常に現状に満足をせずに、一緒に激動の時代を走り抜けていきましょう^^
- モノを売る力
- 人間らしい力
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^
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