結論
- ゼロから制作するのではなく、デザインが好きな手本のサイトを用意して、デザインは100%模倣し、コンテンツ内容は100%オリジナルとして制作する。
エンジニア転職におけるオリジナルサイトの位置付け
まず制作方法を説明する前に、実務未経験者のエンジニア転職におけるオリジナルサイトの位置付けを知る必要があります。
私は2019年の11月から12月の3週間、サーバーサイドエンジニアを目指して、エンジニア転職活動を行なっていました。
転職サイトはWantedlyを使用して、45社にエントリーし、12社の選考を経験しました。
その経験から、転職活動において、実際にオリジナルサイトがどの程度の重要性を持つのかを把握できましたので先に共有しておきます。
結論から言うと、オリジナルサイトはそれほど重要ではありません。
つまり、エンジニア転職活動におけるオリジナルサイトは「採用の重要な判断基準」ではなく、「ただのエントリー条件程度」だということです。
そのため、オリジナルサイトの制作に時間をかけて、ライバルと差をつけようとするのは間違っているわけです。
自分が転職活動を行なっていた時も、オリジナルサイトのことについて「サイト制作をする上で工夫した点は?」「どのような意図でこのサービスを制作した?」「ターゲットは?」などの質問を2〜3個されましたが、そこまで深く突っ込まれたことは一度もありません。
これはよく考えてみれば当然で、現役エンジニアの面接官からすれば実務未経験者にそこまで高いクオリティのサイトなんて求めていないのです。
結局、現役エンジニアの方から見れば、エントリー者が制作してきたサイトなんてほとんどどんぐりの背比べです。
オリジナルサイトでライバルと差をつけてやろうとサイト制作に多大な時間をかけることは、エンジニア転職において非常に効率が悪いです。
とは言っても、オリジナルサイトがないと門前払いされるため、制作する必要はあります。
以上の理由から、エンジニア転職を始める場合は、時間をかけずに効率的にオリジナルサイトを制作していくことが、時間をかけずにエンジニア転職を終わらせるコツです。
そこで、次からは私も実践してきた「未経験者が効率的にオリジナルサイトを制作する方法」を説明していきます。
オリジナルサイトの効率的な制作方法
私がオススメする効率的にオリジナルサイトを制作方法はいたって簡単です。
手本となる自分好みのサイトを1つ用意して、デザインは100%模倣し、中身を100%オリジナルにする。
これだけです。
オリジナルサイトを制作をする上で、ゼロからデザインやコンテンツの配置位置、アニメーションなどを考えていては、いつまでたってもサイトは完成しません。
エンジニア転職において、デザイン力なんて求められていません。
そのため、デザインは自分が手本としたサイトを模倣してしまって、「メイン色・差し色」「画像」を自分好みに少しアレンジするだけでいいいです。
次に、デザインが決まったら、中身となるサービス内容を自分で考えます。
中身まで模倣すると、完全にただのサイト模写になってしまうので、ここからは、「誰がいつ何のために使いたいか」を意識しながら、サービス内容を考えてみてください。
ちなみに自分の場合は、Airbnbの公式ページをベースにして1つオリジナルサイトを仕上げたりしました。
デザインが簡単ですぐに真似できる上に、ユーザーにとってもわかりやすいサイト構造になっているので、オススメです。
とにかく面接に受けてみよう
オリジナルサイトの制作に時間をかけて、いつまでたってもエントリーしないのはナンセンスです。
一度、面接を受けてみると、受けてみないとわからない気づきがたくさんあります。
時には、自分が制作したサイトについて、フィードバックをくれる方もいるので、その意見を参考に改善を重ねた方が効率的です。
とにかく素早く行動に移すこと。
行動を恐れない。
まとめ
最後にもう一度、結論をまとめておきます。
- ゼロから制作するのではなく、デザインが好きな手本のサイトを用意して、デザインは100%模倣し、コンテンツ内容は100%オリジナルとして制作する。
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^