NoCodeが大半の弱小エンジニアを駆逐してしまう未来
今回は、専門家から聞いたNoCodeの勉強方法や稼ぎ方、未来について話していきます。
NoCodeというのは、ソースコードを書かずにソフトウェアを開発できるサービスのことを指します。
一般的に、ソフトウェアを開発するには、プログラミング言語を使ってソースコードを記述する必要があります。
しかしノーコードはソースコードを書かなくてもソフトウェアを開発することができます。
つい先日、クラブハウスの方で、つかささんとあぽとさんというNoCodeのエキスパートを招待して、NoCodeの話を色々根掘り葉掘りきたわけですけど、そこで聞いた話がめちゃくちゃ有益だったので、今回は話をまとめて、みなさんに共有しておこうと思った次第です。
クラブハウスはアーカイブが残らないライブ配信なので、見逃したら一生見れないわけですけど、あの話を聞けなかった人はかなりもったいないですね。
ざっくりと、大筋だけ追って、NoCodeの勉強方法と稼ぎ方と、未来の三つについて紹介していきます。
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それでは、ここからエキスパートから聞いた、NoCodeの勉強方法、稼ぎ方、未来の順番について話していきます。
NoCodeの勉強方法
まずは、NoCodeの勉強方法について話していきます。
NoCodeと言っても種類は、かなりたくさんあります。そして、それぞれできることや特徴が違います。
代表的なものでいうと、Bubble、Adalo、Glide、あとは日本製のSTUDIOとかですかね。
基本的には、色々なNoCodeがある中で、現状ではBubbleが一番性能が高くて、なんでもできるという認識を持ってくれたら大丈夫です。
Bubbleは2012年にサービスが開始されていて、歴史も、NoCodeの中では、一番長い部類に入ります。
他のNoCodeよりも、学習コストが高い分、習得することができれば、他のNoCodeができることはほぼ全て実現できるので、他のNoCodeは触らなくてもよくなります。
NoCodeの勉強方法についてですけど、どのNoCodeを勉強するかを決めるには、まずは何を作りたいのかを考える必要があります。
もし作りたいものが、割と機能の搭載量が少ない簡単なアプリケーションだとしたら、わざわざBubbleを勉強しなくてもいいかもしれません。
ECサイトを作りたいなら、今なら当然BuubleではなくShopifyの方を勉強するべきです。
なので、まずは自分が作ってみたいものを先に考えるようにして、そこから学ぶNoCodeを決めるようにしましょう。
ただ、今は特に作りたいものが決まっていなくて、とりあえずNoCodeを勉強してみたいというのなら、まずはGlideを勉強して、NoCodeの凄さを体験するのがいいです。
そこから、レベルアップしていきたいなら、Glideの次にAdalo、Adaloの次にBubbleという順番が一番おすすめです。
この順番で勉強していけば、急激に難易度が上がらずに、うまい具合にステップバイステップで最終的にBubbleに到達することができます。
NoCodeは、ソースコードを書かないサービスといっても、もちろん、多少のコーディングスキルやデータベースの知識は必要とされます。
特に、NoCodeに限らずですが、アプリケーションを作るときは、一番初めのデータベースの設計が重要になるので、特にデータベース周りの知識については、それなりに必要になります。
なので、NoCodeを勉強する際は、HTML、CSSの簡単なコーディングスキルを身につけたあと、書籍や記事などでデータベースの知識をインプットするようにしましょう。
このNoCodeのデータベース設計については、私のマブダチのあぽとくんの記事が一番わかりやすくまとめられているので、概要欄からぜひご覧ください。
NoCodeの稼ぎ方
次にNoCodeを使った稼ぎ方についてですが、NoCodeを使った稼ぎ方については、大きく分けて3つあると、エキスパートから聞きました。
- 案件受託
- レベシェア
- 株式を持つ
案件受託については、シンプルにアプリケーションを作りたいと思っているクライアントを見つけて、それをNoCodeで開発してあげるということです。
NoCodeはプラットフォーム依存しているとか、それでもやっぱり当然実現できることには制限があるなど、デメリットはありますが、それでも開発スピードが鬼早いことや、開発コストが鬼安いなどの、デメリットを打ち消すくらいのメリットがあるので、NoCodeを使った開発はもちろん需要はあるわけです。
クライアントを見つけるコツは、エキスパートから聞いた話だと、人脈経由で繋がるのが一番再現性が高いということでした。
つまり、色々な人と話している中で、「うちの会社は●●に困ってるんだよねー」とか、「●●を改善したいんだよねー」という声を聞いたときに、それ「NoCodeを使えば、簡単に実現できますよ」「NoCodeを使えば簡単に改善できますよ」という話を持ちかける感じだそうです。
それか、調べてもらったらわかるんですが、クラウドソーシングとかエージェントでも、NoCodeの案件はあるので、そこからアプローチするものありです。
次は、レベシェアと株式についてなんですけど、これは入り方は案件受託に似ているんですけど、報酬のもらい方が単発の報酬ではなくて、レベシェアによる継続収入だったり、何%か株式をもらったりすることです。
レベシェアに関しては、自分が開発したサービス経由で売り上げた金額の何%かが継続的に収入になって、株式をもらう場合は、自分がお手伝いした企業が上場した時に、莫大なお金が入ってくるという仕組みですね。
NoCodeは、Webアプリ、ネイティブアプリの開発が多くなるので、Web制作と違って、レベシェアとか株式という形の報酬もあるということですね。
最後に
NoCodeの未来についてですが、言わずもがなNoCodeはこれからどんどんと進化していって、発展するだろうと予測されています。
アメリカのガートナーの調査によれば、2025年には約70%のアプリがNoCodeで開発されているだろうと予測されています。
世界の牛耳る超大手企業である、Google、Amazon、Apple、MicrosoftもそれぞれがNoCodeツールを開発しています。
- Appsheet(Google)
- Honeycode(Amazon)
- Claris(Apple)
- Power Apps(Microsoft)
このへんの企業が動き出したら、だいたいその分野は盛り上がるのはほぼ確定です。
世界の超大手企業の動きを見ても、ガートナーの調査結果からも、今後NoCodeが広まっていく可能性の方が圧倒的に高いと言えます。
そこで気になるのはエンジニアの未来についてなんですけど、エンジニアの需要はまだしばらくはあります。
まずは、そもそもNoCodeを開発するためのエンジニアが必要だからです。
あとは、スピードとコスト重視でNoCodeでアプリを開発した後に、そのサービスが軌道に乗ってきたら、機能をより柔軟に拡大していくために、プログラミング言語で再開発することがよく行われるんですけど、その際にエンジニアの手が必要になるからです。
ただ、これに関しては、これからNoCodeでできることはどんどん増えいくので、わざわざプログラミング言語で置き換えるということもなくなっていくと思います。
そうすると、特に初級者から中級者くらいのエンジニアは2025年ごろには全員駆逐されてるんじゃないかなーと自分は思いますけどね。
こういう未来があるからこそ、個人的には、今からプログラミングスキルをがっつり磨くよりも、NoCodeが扱えるだけの最低限のコーディングスキルとデータベースの知識を身につけて、あとはマーケティングにフルコミットした方がいいと思っています。
正直、自分がベンチャー企業をやめたのもこのNoCodeの台頭が一つの理由だったりします。
なので、これからWeb制作方面に進もうとしている人は、このNoCodeの波とかなり親和性の高い歩き方になっているので全然OKですが、転職してWeb開発の方でスキルを極めようとしている人は、今一度よく考えた方がいいですね。
本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください^^
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