結論
【重要ポイント】
- 1度目の大きな成功体験を得るまでの努力で辛くない人はいないということ
- 1度目の大きな成功体験を得るまでの努力は必ずしも苦しむ必要はなく、仲間を作るなどの工夫で楽しく乗り越えられる
「努力に夢中になれる」方法
努力に夢中になれる方法はいたってシンプルです。
それは「一度でも努力によって大きな成功体験を得ること」です。
これだけです。
非常にシンプルですが、このことを知っているかどうか、そして実践できるかどうかで人生に天地の差が生じます。
努力をした結果、一度でも自分の力で大きな成功体験をつかみ、何かしらの大きな成功報酬を得たことがある人は、その後も必ず継続的に頑張ることができます。
その報酬は、「優越感に浸れた」「異性からモテるようになった」「周りの見る目が変わった」「チヤホヤされるようになった」などなんでもいいのです。
大事なのは、「努力をした先に自分の欲望を満たす大きな報酬がある」ということを一度身をもって経験することです。
そして、1度目の成功体験を得る努力と、2度目の成功体験を得るまでの努力とでは、自分に積んでいるエンジンの馬力がまるで違います。
2度目の努力では、自分の欲望を満たす大きな成功報酬を目指して、体の奥底から努力するエネルギーが湧いてくるものです。
3度目、4度目…となってくると、もはや「努力すること」に夢中になっていることに気づくでしょう。
努力をすると、自分が大きく成長できるだけでなく、自分の欲望を満たす大きな成功報酬が得られるということがクセになるのです。
やめられなくなるのです。
これが努力に夢中になっている状態です。
現段階で「全然頑張ることができない…」「いつも努力が続かない…」という読者の人に対して私が断言できるのは、「一度も大きな喜びを味わうほどの成功を自分の努力によって勝ち取ったことがない」ということです。
今この時間に、自分のこれまでの人生を振り返ってみてください。
きっと、私が断言したことは当たっているはずです。
1度目の成功体験を得るまでの苦行を乗り越える秘訣
ここまでの話で、努力を継続的にできるようにするには、一度大きな成功体験を味わう必要があると説明してきました。
ここで皆さん中には、「1度目の成功体験を得るまではかなり苦しいのは仕方がないのか…。」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
確かに中には、1度目の成功体験を死に物狂いの努力をして勝ち取り、その後努力が好きになった人はいることでしょう。
しかし、大事なのは「自分の力で」「大きな成功体験を得る」という2点であり、これらが満たされていればどんな工夫をしてもいいわけです。
そして工夫次第で、この1度目の成功体験を得るまでの努力を苦しむことなく乗り越えることだってできます。
かくいう私がこのパターンです。
後ほど私の実体験をご紹介しますが、私はこの1度目の大きな成功体験を中学生の時に、苦しむことなく、むしろ楽しみながら勝ち取ることができました。
1度目の成功体験を獲得するまでの道のりを苦しむことなく乗り越える工夫
いくつか方法はあるとは思いますが、最も効果的なのは「同じ努力をする仲間を作ること」です。
これが一番だと私は確信しています。
このことは、皆さんも容易に想像できると思います。
大学受験の勉強もきっと、仲間同士では励まし合いながら乗り越えたと思います。
就職活動時には、同じく就職活動をする大学の同僚とリアルな就活話に花を咲かせながら、なんだかんだ乗り越えたと思います。
もし、大学受験の時、就職活動の時、もしくは何かしらの国家試験など、一人で勉強していたらどうなっていたでしょうか?
おそらく、大半の人は途中で挫折して逃げ出すか、努力を怠ってレベルの低い結果に終わる思います。
仲間の存在は本当に心強いものです。
ここまでの話はあくまでも仲間の力で”嫌なこと”をなんとか乗り越えるという文脈で話してきました。
しかし、本当の理想状態は「仲間との交流が楽しくて、その努力をすることが楽しくなる状態」です。
「大好きな仲間がいる塾に行くのが楽しい」「大好きな仲間と一緒にする国家試験が楽しい」「大好き仲間と一緒に勉強できるプログラミングが楽しい」という状態です。
この状態になることができれば、無敵です。
自分は1度目の大きな成功体験はまさにこのパターンでした。
できればTwitterなどの目に見えないデジタルフレンドではなく、実際に会って話ができる温かみのあるリアルフレンドの方が確実に効果的です。
「なかなか努力が続かないな…」とお困りの人は、自分が好きになれる仲間を作ることをオススメします。
そして、大きな成功体験を勝ち取ってください。
そうすれば、あなたはいつの間にか「努力」に夢中になっているでしょう。
私が「努力に夢中になれた」理由
ここからは、私が努力に夢中になれた過去の経験をお話します。
興味がない方はスキップしていただいて結構です(笑)
私の大きな成功体験は、高校受験の時でした。
当時の私はサッカー部に所属しており、毎日部活漬けの毎日でほとんど勉強なんてしてきませんでした。
中学三年生の夏に、重い腰をあげて高校受験のための勉強をしようと決め、とある地元の塾に通い始めます。
その塾を選んだことが、今に私にもつながる大きな転換点でした。
そこには、自分ととても仲がいい友達や面白い先生がいて、勉強云々はひとまず置いておいて、とにかくその塾に通うことが放課後の楽しみになりました。
「早く塾に行きたい」
そのように心から思えたのは、間違いなく仲間や先生の存在のおかげです。
そして仲間と一緒に行う勉強もどんどん好きになりました。
「そうこうして勉強を続けた結果、私は偏差値が50から70まで近くまで上がり、地元ではわりかし有名な高校に入学することができました。
そして、親戚からは褒められ、女の子からは「すごい」とたくさん言われるようになります。
これがわたしの1度目の大きな成功体験です。
そしてこの時に、成功体験による甘い甘い蜜を知ったのです。
この経験により、私は努力することに夢中になりました。
あの時の喜びをもう一度味わいたい、チヤホヤされたい、もっとモテたい、目立ちたい。
このような人間の欲望という名の強力なエンジンが私に備わったのです。
動機が不純だとかそんなことは関係ないわけです。
むしろ、動機は人間の欲望に根ざしたものであればあるほど、大きなエネルギーを持ち得るのです。
「人の役に立ちたいから努力をする」「社会に貢献するために勉強する」と言っている人ほど伸びません。
努力するときは「利他」ではなく絶対的な「利己」を追求しましょう。
その後、努力に夢中になっている私は、高校では全ての定期テストと模試において学年一位を取り続けました。
その結果、周りからまたチヤホヤされたり、モテたりするわけです。
その結果、また努力が好きになります。
これの繰り返しで、どんどんエンジンの馬力がひたすら大きくなっていく仕組みなのです。
みなさんも、一度大きな成功体験を残して、周りからいい目で見られるようになったり、チヤホヤされてみてください。
その瞬間、あなたの人生は全てがうまくいく方向に大転換します。
まとめ
最後にもう一度、結論をまとめておきます。
【重要ポイント】
- 1度目の大きな成功体験を得るまでの努力で辛くない人はいないということ
- 1度目の大きな成功体験を得るまでの努力は必ずしも苦しむ必要はなく、仲間を作るなどの工夫で楽しく乗り越えられる
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^