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ご挨拶と前書き
初めまして!YUJIです!^^
つい先日、2020年1月中旬に開設したYouTubeのチャンネル登録者数がついに1万人を突破しました!(ぱちぱち👏)
ここまで長かったような、短かったような(笑)
自分の場合は、プログラミングなどの副業関連を中心に発信する、いわゆるビジネス系YouTuberなので、この分野にしては9ヶ月で1万人はなかなか優秀だと思います。(自分でいうのもなんですが笑)
1万人までの道のりでは、1ヶ月に平均してだいたい1,000人のペースで伸ばしてきました。
一方、ちまたにあるYouTube攻略法をみていると、「3ヶ月で1万人」とかもっとすごいものだと「数週間で1万人」のようなタイトルを冠したものがあったりしますよね。
これらと比べると、自分の1ヶ月で1,000人というペースは、大したことがないように思うかもしれません。
ただ、よく考えて欲しいのは、「数ヶ月で1万人」とか「数週間で1万人」を達成する戦略というのは再現性がほとんどないことがほとんどです。
実際に、自分もこのようなタイトルを冠した教材をいくつも読んできましたが、一言で言うと、全部「バズるかバズらないか」で決まる運任せ戦略が多かった印象です。
- 「一度、数十万再生されるような人気動画を作ることができたら、一気に登録者数が増えます」
- 「一度バズったら多くの人に認知され、これまでの動画も芋づる式に全部みてくれるようになります」
それはその通りなのですが、正直、数十万再生されるような動画を作ることは、かなり運要素が強く、狙ってできるものではありません。
実際に自分も現在すでに、150本以上の動画を投稿していますが、これまで一度もバズったことはありません。
別に自分が研究を怠ったわけでもなく、バズりを狙わず適当に投稿していたわけでもありません。
人気動画を作れば、一気に形勢逆転で有利になることは間違いないので、ずっとバズりを狙っていました。
しかし、150本以上投稿しても、いまだにバズらせることはできていません。
それくらいYouTubeでバズらせることは難しく、運要素が強いのです。
たまたまバズって登録者数が激増した人が、「数週間で1万人」というようなタイトルで多くの読者を釣っているというのが事実です。
YouTubeだけでなく、Twitterでも全く同じことが言えますが、超短期間で1万人を達成している人は、例外なく
- 運良くバズった人
- 初めからかなりの実績を持っていた人
- 大物に引き上げてもらった人
- 他のSNSやブログですでに有名だった人
のどれかなので、そのような人たちのノウハウを参考にしても、ほとんど再現性はないと思ってください。
皆さんも、そのことには薄々気が付いているはずです。
一方、私の場合は、一切のバズりなし・コネなしで、正しいYouTube戦略をただただ9ヶ月間継続して1万人を達成しました。
つまり、私のYouTube戦略はいうなれば、誰でも真似できる再現性がかなり高い堅実な方法だということです。
決して運任せでも、大物任せでもない、運要素を限りなく排除した全員に100%実行できる戦略です。
私が今回紹介する方法をただ継続するだけで、1万人を達成することはもはや時間の問題です。
私は、たまたま9ヶ月で達成できましたが、達成するまでの期間は個人差はあります。
しかし、何事もそうですが「正しい戦略」を「継続」すれば、あとは時間の問題なのです。
これまでずっと1万人と言っていますが、目標が1000人であれば当然もっと早く成果は出ます。
遅くても数ヶ月以内に達成することができるでしょう。
早い人ならば、1ヶ月以内です。
YouTubeを爆速で伸ばすために、もちろん大物と繋がって引き上げてもらったり、バズる動画を作る努力も大事ですが、今回紹介する戦略は、全ての人が絶対に実行しないといけないことです。
イメージは下図ですね。
今回紹介する戦略を実行すれば、青線のように安定的に右肩上がりで登録者数を増やすことは可能です。
そして、大物とのつながりや、バズりなどの運要素がたまたま上乗せされると、緑線のように伸び率が急激に上がるイメージです。
そのため、YouTubeは、今回紹介する戦略で安定的に右肩上がりに登録者数を伸ばしつつ、バズりや大物との繋がりのような運要素も虎視眈々と狙うというのが基本的な戦い方になります。
本記事では、前者の「登録者数を安定的に右肩上がりにする戦略」を中心に話しますが、もちろん大物との繋がり方やバズる動画の作り方についても触れていきます。
正直、本記事については自信しかないですね(笑)
実際に、本記事を読んでいただいた皆さんにはかなり満足していただいております!(*゚▽゚)ノ
自分がこれまで登録者数を1万人増やすために実行してきた戦略や分析を、包み隠さず全て公開していきますね!^^
それでは、前置きはこの辺にして、さっそく本編に移っていきます!
YouTubeを始めないとヤバイ理由
令和になった今のご時世、ビジネスをする上でYouTubeをやらないのはありえません。
もちろん、YouTubeはそれ単体でも十稼ぐことができますが、バックエンドで自分の商品やサービスを売れるようになると、収入はさらに跳ね上がっていきます。
「現代において、YouTubeをやらないのはビジネスをしていないのと同じだ」
これは、現在登録者数が100万人以上いるYouTube講演家の鴨頭さんの言葉です。
私も全くの同感です。
もし、みなさんが明確な目的を持ってYouTubeを始めて、使いこなすことができれば、近い将来必ず大きく自分の人生を変えることができます。
少なくとも私の場合は、YouTubeを更新しているだけで、毎月50〜80万円は自動的にお金が入ってくるので、十分に人生が変わりました。
それでは、数あるメディアの中でなぜYouTubeをこれほどまでに重要であるのかについて、その理由を簡単に5つ説明します。
(今すぐ戦略を知りたいという人はスキップしてもらっても大丈夫です^^)
以下の動画でも同様の内容を解説しておりますので、動画の方がインプットしやすいという方はこちらをご覧ください。
理由①:消費者の価値観の変化したから
ここ数十年で消費者は「モノ消費」から「コト消費」という価値観に大きく変化しました。
ものがなかった時代はモノ自体に価値がありました。
戦後から昭和の終わりにかけて、最も成長した企業の一つは「松下電器産業」です。
当時は皆、電化製品を欲しがっていたのです。
「冷蔵庫欲しいな」「テレビ欲しいな」「エアコン欲しいな」と日本国民全員がそう思っていました。
物の価値が高かったので、モノを作ればとにかく消費につながりました。
しかし今は、冷蔵庫もテレビもエアコンもあって当たり前です。
ほとんどの人はこれらをどうしても欲しいと思うことなんてありません。
モノの価値が下がることで購買意欲が下がってきているのは間違いありません。
今の時代に求められているのは、モノではなく、コト。
つまり、心の充実度や感動です。
これからは物語を使って販売しなければいけない。
それを手に入れることで、「どんな人生の体験が得られるか」を知ってもらって、初めて売れる時代。
商品やサービスが素晴らしいだけでは売れないのです。
販売者の人柄やサービスを販売する際に物語をつけながら、直感的に消費者に訴えることができるツールとしてYouTubeは最適なのです。
現代において、YouTubeやSNSをやらないことは、その商品やサービスを「買って欲しくない」と言っているのと同じなのです。
理由②:YouTubeを使うと圧倒的に信用を蓄積できるから
今の時代、何かモノを買おうと思ったら、テレビや雑誌だけではなく、YouTubeやInstagramで、インフルエンサーが発信している情報をみることが多いですよね。
昭和の中頃から平成初期にかけては、テレビCMで宣伝するのが一番インパクトが大きかったのですが、今は違います。
例えば、テレビで女優の綾瀬はるかさんがシャンプーのCMで「このシャンプーで髪に艶と潤いを」と宣伝しても自分も今すぐ使ってみようとは思いません。
それはなぜかと言うと、テレビの向こうで綾瀬はるかが何を言っていても、リアリティーに欠けるからです。
しかも、テレビCMということで「綾瀬はるかさんの本心ではなくて、台本通りに話してるだけでしょ」と思ってしまいます。
一方で、自分の仲の良い友人だったり、自分がいつも見ているインフルエンサーの人が「このシャンプーめちゃくちゃおすすめだよ!」と言ったら、買ってみようかなとなりますよね。
この両者の違いは、信用の違いです。
今の消費者は昔と違って、そのサービスや商品を認知するだけでは買いません。
認知した上で、さらに信用があって初めて購入するのです。
ものが溢れかえっていて、似たような商品が他にもたくさん販売されている中で、それでも買おうとするのは、販売者や口コミを信用できたときだけです。
そして、YouTubeは動画という特性上、圧倒的に自分への信用を高めやすいのです。
五感を全て使って、自分や商品を宣伝することで、この人からなら買ってもいいということになります。
理由③:5Gによってこれから動画が盛り上がっていくから
動画はとにかく情報伝達量が多いです。
動画情報を文字情報に換算すると約180万単語に相当します。
Forrester ResearchのJames McQuivey博士によると、1分間の動画は一般的なWEBページの3600ページ分の情報量と言われています。
音声よりもテキスト、テキストよりも静止画、静止画よりも動画の順番で情報伝達量は多くなっていきます。
つまり、最も情報伝達量が多い動画こそ、最も効率的に信用を蓄えることができるツールなのです。
それではなぜこれまで誰も動画を使わなかったかというと、それは通信インフラが整っていなかったからです。
1Gの時は音声情報しか伝達できず、2Gになってようやくメールなどのテキスト情報やWebページを閲覧できるようになりました。
そして、3Gから4Gにかけて少しずつ動画情報を取り扱えるようになったのです。
ただ、4Gになっても動画をいつでもどこでも何不自由なく視聴できたり、アップロードできるかと言われればそんなことはありません。
Wi-Fiのない場所で動画を見続けたり、動画をアップロードすれば一瞬で100Gを超えてしまい、即通信制限となります。
つまり、動画に至っては光回線のような潤沢なネットワーク環境でしかまだ取り扱えない状態なのです。
しかし、5Gになるとこれらの制限が全て撤廃されます。
容量を気にせずに、いつでもどこでも動画が見放題になるのが当たり前となるのです。
実際に、YouTubeの市場規模は、これからもまだまだ右肩上がりに伸びていくと予想されています。
YouTube市場の盛り上がりに伴って、当然、広告費もどんどんYouTubeに流れ込んできています。
その証拠に、コカコーラや資生堂などの超大手も次々とYouTubeに広告を出稿し始めています。
5Gは、日本では2020年の3月後半からようやく開始されました。
5G基地局が完備され始めて、全国にエリア展開し、なおかつ通信キャリアから格安の大容量プランが提供され始めるのは、2021年後半から2022年にかけて行われるでしょう。
まさにこれから本格始動していきます。
これからが一番の旬です。
今から始めても全く遅くありません。
理由④:YouTubeは世界を牛耳るGoogleのプラットフォームだから
Googleは言わずもがな、世界最大の検索エンジンプラットフォームで、世界の検索エンジンシェアの約88.6%もあります。
日本でもそのシェアは76.3%となっています。
日本でのシェアは76%と言いましたが、ここで「俺はYahoo使ってる」「私もYahooを使っている」と言う人がいるかもしれません。
しかし、ご存知かもしれませんが、YahooもGoogleと同じ検索技術を使っています。
つまり、Googleに好かれないサイトや動画は、誰にも発見されないわけですから、この世の中に存在していないのとほとんど同じだということです。
ネット世界がGoogleに支配されている以上、Googleにゴマスリして、とにかくGoogleに好かれる努力をする必要があります。
動画配信サービスは、もちろんYouTubeの他にもたくさんあります。
しかし、動画を配信するなら、GoogleとセットになったYouTube以外を使うことは、このような検索エンジンシェアの都合上、ありえないのです。
YouTubeはGoogleのサービスなので、同じ動画であってもYouTube上に配信されている動画を優遇します。
GoogleはYouTubeを皆さんに使って欲しいと思っているからです。
実際に、アメリカのフォレスターリサーチの調査では、YouTubeが埋め込まれたWebページと、そうではないWebページを比較したところ、YouTubeが埋め込まれたWebページの方が、53倍も上位表示されやすいという結果が出ています。
そのため、動画配信する時は、この世界においては現状、YouTube以外はありえないわけです。
理由⑤:YouTubeは全員が一緒に成長できる唯一のプラットフォームだから
YouTubeの世界は驚くほど美しい世界です。
それはライバルが成長すれば自分も成長するし、自分が成長すればライバルも成長する仕組みになっているからです。
つまり、YouTubeの世界にライバルという概念は存在しない。
全員仲間という表現が正しいです。
なぜそのようになるかというと、同じジャンルの内容を発信している人は、おすすめ動画としてレコメンドされるアルゴリズムになっているからです。
また、各ユーザーごとにチャンネル登録できる数に上限はないので、プラスサムゲームになります。
誰かをチャンネル登録したら、誰かを登録できなくなるわけではありません。
私の場合は、マコなり社長やマナブさん、イケハヤさんなどの関連動画に載ることがあります。
マコなり社長やマナブさん、イケハヤさんを登録する人は、自分も登録してくれる可能性が高いです。
互いに関連動画やおすすめに掲載されれば、全員が登録されることがよくあります。
誰かを蹴落としてのし上がっていく世界ではなく、全員が切磋琢磨しながら、なおかつ全員が一緒に成長できるプラットフォーム。
それがYouTubeです。
さて!
それでは、ここから本格的に、コネなし・バズりなしでも1ヶ月に安定して1000人以上を増やし続け、9ヶ月間で登録者数1万人を達成した戦略について解説していきますね (^-^)/
YouTubeの登録者数や再生回数を伸ばす上で最も重要な要素を3つを説明し、それぞれの要素において一体何をするべきかについての戦術を18個紹介していきます。
本記事を最後までご覧いただければ、以下のように、私が実践した「再生回数や登録者数を急激に増やした戦略」や「投稿直後に急激に再生回数を増やす戦略」について、全てご理解いただくことができます😀
なおかつ、繰り返しになりますが、全て再現性の高い戦略になっているので、皆さんもすぐに実行に移していただけるものになっています^^
それでは、ビジネスを成功させる大きな武器として、一緒にYouTubeを大きく成長させていきましょう!!
コネなし・バズりなしでも9ヶ月でチャンネル登録者数を1万人伸ばした戦略
YouTubeのチャンネル登録者数を伸ばす上で重要な要素
YouTubeのチャンネル登録者数を伸ばす上で、絶対に意識しなければいけない要素がたくさんあります。
それはYouTubeには、どの動画をどこに掲載するかを決定するアルゴリズムが存在しているからです。
そのため、動画投稿者はこのGoogleが作ったアルゴリズムに優遇してもらえるような動画を作らないと、一番初めの入り口である「多くの人に認知してもらう」をクリアすることができません。
どのSNSでも同じですが、YouTubeにおいてもユーザーが誰かのチャンネルを登録するまでの過程は、以下のようになります。
- ①:チャンネルの存在を知る
- ②:そのチャンネルに興味が湧く
- ③:だんだん登録したくなってくる
- ④:完全に記憶に定着し視聴が習慣になっている
- ⑤:登録する
この心理変化は、消費者の購買決定プロセスとよく似ています。
マーケティング分野では、フレームワークとしてAIDMAというものがありますが、まさに上述した心理変化はこのAIDMAに沿っています。
ちなみに、AIDMAというのはAttention、Interest、Desire、Memory、Actionの頭文字からとっています。
上記の5つのステップのうち、一番初めの「①:チャンネルの存在を知る」がクリアできなければ、当然のことながら登録されるわけもありません。
①がクリアしてチャンネルの存在を知ってもらえても、動画の内容が面白いとか、役に立つと思ってもらえなければ、登録されることはありません。
つまり、登録されるためには、上記のうち⑤を除いた4つのステップを全てクリアしないといけないのです。
このように聞くと、なんだか難しそうに思うかもしれませんが、そんなに難しく考える必要はありません。
視聴者の心理を考えると、確かに上記4つのステップに分かれるのですが、結局、動画を投稿する人は具体的に何をすればいいかというと、その答えはかなりシンプルです。
自分はYouTubeを始めてから今に至るまで、次の3つのことしか考えていません。
この3つのことだけしっかり結果を出せば、先ほど紹介した視聴者の心理変化は自動的に全てクリアできます。
それは何かというと、
SETP①:多くの視聴者に動画の存在を知ってもらう
STEP②:動画を再生してもらう
STEP③:動画内容に満足してもらう
この3つです。
ぶっちゃけ、YouTubeはこの3つが全てクリアできれば、登録者数はいやでも伸びていきます。
この3つのことは当たり前のことだと思うかもしれませんが、動画を投稿している人の中には、この3つをしっかりと意識して、それぞれの要素のレベルを上げるために何をするべきかを理解している人は少ないです。
そこで、本記事のここからの流れとしては、この3つのステップに分けて、それぞれで絶対にやらなければいけないこと・意識しなければいけないことを話していきます。
YouTubeで登録者数や再生回数を伸ばすためには、いかにGoogleが用意したアルゴリズムの波に乗って、多くの人に認知されるか、そしていかに視聴者を満足させられるか。
シンプルにこれだけなのです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
このような感じで、やるべきことが綺麗に分解されているのなら、それぞれの要素のレベルを上げる策を打っていけば、自然と登録者数は伸びていきます。
もう一度言いますが、チャンネル登録者数を伸ばしたいなら、ここから先言うことは全てしっかりと実行に移すようにしてください。
これさえできれば、伸びるペースには個人差があれど、安定的に登録者数を右肩上がりにできます。
そして、右肩上がりになれば、登録者数が1,000人、10,000人となるのは時間の問題です。
それでは、早速、3つのステップのそれぞれにおいて何をするべきかを順番に18個の戦術に分けて説明してきますね^^
STEP1:多くの視聴者に動画の存在を知ってもらう
登録者数を伸ばそうとすると、まずは何はともあれ、自分のチャンネルの存在を知ってもらう必要があります。
そのため、自分のチャンネルを多くの人に認知させるためにやらなければいけないことやプラスアルファの戦略は、本記事の中で一番多いです(笑)
それだけ、初めの入り口である「認知度の拡大」は重要なのです。
戦術1:勝てるジャンルを選ぼう
まず、一番初めにとりかかるべきは、どのジャンルで発信するかを考えることです。
ブログなどにも同じことが言えますが、YouTubeも例外なく、ジャンル選びは非常に重要です。
それは、ジャンルごとに
- 視聴者の数
- ライバルの数
の2つの要素がすでに決まっているからです。
ゲーム実況、エンタメ系、都市伝説系、学歴系など、それぞれの分野でこの二要素の数は全く違います。
となれば、普通に考えて、分野選びをするときの優先順位は以下のようになります。
- 🥇:視聴者が多くて、ライバルが少ない分野
- 🥈:視聴者は多いけど、ライバルが多い分野
- 🥉:ライバルは少ないけど、視聴者も少ない分野
- 論外:視聴者が少ない上に、ライバルも多い
自分で何か商品やサービスを持っているなら、上記の順位に関係なく、自分が持っている商品やサービスの分野で発信するようにしましょう。
ただ、本記事では、バックエンド商品などは何もないものと考えて、純粋にチャンネル登録者数を伸ばして、広告収入で稼ぐことを想定しているので、この順位としました。
とはいっても、それぞれの分野でどれくらいの視聴者がいて、どれくらいのライバルがいるのかがわからなければ、ジャンル選びに困りますよね?
そこで便利なのが「kamui tracker」というYouTuber専用のツールです。
kamui trackerは、株式会社エビリーが運営する、日本最大級のSNS動画データベースを持つ動画マーケティング支援ツールです。
このツールを使用すれば、どの分野にはどれくらいの視聴者数がいて、どれくらいのライバルがいるのか、そしてその分野がどれくらい成熟しているのかが簡単にわかってしまいます。
kamui trackerにログインすると、以下のような画面になりますが、例えば「マクロデータ」を選択してみると、各ジャンルの「成熟度」や「成長率」がわかります。
マクロデータでは、
- カテゴリ別成長率
- カテゴリ別視聴回数 / 投稿数の推移
- 登録者規模別チャンネル数の累計
の3つを知ることができます。
実際に、カテゴリ別成長率をみてみると、以下のようなデータになっています。
カテゴリ別成長率のデータは、横軸にチャンネル数、縦軸に成長率となっており、左上に行くほど、ライバルの少ない新しい分野ということになります。
逆に右下にある分野は、ライバルが多い分野ということになりますね。
そのようにみてみると、「ゲーム」「ブログ」「エンタメ」「音楽」の4分野はかなり右の方に寄っており、ライバル数がかなり多めだとわかります。
このカテゴリ別成長率を見れば、およそ大局的に、どの分野がライバルがうじゃうじゃいて、どの分野がスカスカなのかが一目でわかります。
次に、「カテゴリ別視聴回数の推移」と「カテゴリ別投稿数の推移」ついてですが、こちらはそのままの通り、それぞれの分野の視聴回数や投稿数の推移をみることができます。
面積が大きいほど、視聴回数や投稿数が多いことになりますが、やはりここでも「エンタメ系」や「ゲーム」は視聴回数、投稿数ともに多く、市場がかなり巨大であることがわかります。
最後に、「登録者規模別チャンネル数の累計」については、エンタメ、ゲーム、スポーツ…とそれぞれの分野について、どのチャンネル規模がどれくらいいるのかを調べることができます。
1000人以上だけでカウントすると、どの分野も1万人から10万人規模のチャンネルが最も多いようですね。
この登録者規模別チャンネル数の累計については、特に選定基準にはならないので、おまけ情報として知っておいてください(笑)
ここまで、マクロデータについて紹介してきましたが、自分がよく使うのはこれから紹介する「キーワードアドバイス」です。
キーワードアドバイスとは、ある特定のキーワードについて、
- 平均視聴回数
- 7日間の投稿数
- 7日間の視聴回数
の3つのデータを教えてくれます。
具体的な使い方は、まず左のメニューの中から、以下のように「キーワードアドバイス」を選択します。
そして、赤枠で囲んだ部分に、自分が動画投稿しようと思っている分野のキーワードを入れます。
例えば、キーワードとして「副業」「プログラミング」「都市伝説」「政治」「京大」「筋トレ」「ゲーム実況」を入れてみた結果が以下になります。
これをみて見ると、一見して目を引くのが「ゲーム実況」ですかね。
「7日間の投稿数」が圧倒的に多いということは、ライバルが多いということですね。
そのわりに、平均視聴回数はそれほど多くないので、このような分野は手を出さないほうがいいでしょう。
逆に「都市伝説」の方は、ライバルが少ないにも関わらず、視聴回数がかなり多いことがわかります。
つまり、都市伝説の分野は、かなり稼ぎやすい分野であることがわかります。
「ゲーム実況」や「都市伝説」の数字が大きすぎて、そのほかのキーワードの違いがよくわからなくなっているので、この二つを外して、以下にもう一度表示してみました。
こうして見ると、この中で一番美味しいキーワードは「京大」になります。
それは、ライバルの数が少なく、かつ平均視聴回数が多いからです。
逆に一番美味しくないキーワードは「副業」になります。
ライバルが多い上に、平均視聴回数もそれほど取れないからです。
このように、kamui trackerもうまく使いながら、自分が投稿しようとしている分野やキーワードについて、どれくらいライバルがいるのか、そしてどれくらい平均視聴回数が取れるのかは絶対に調べるようにしましょう。
ろくに調べないで、適当に動画投稿を始めると、実はライバルが多くて、視聴回数も取れない負け戦にしかならない分野で戦っていたということがあります。
勝ちやすい分野やキーワードを狙えば、登録者数や再生回数の伸び率はいうまでもなくかなり大きくなります。
これまでのデータをみてみると、自分が戦うフィールドを選んだ時点で、勝負がほとんどついていることがわかりますよね。
これが「YouTubeは分野選びで99%勝敗が決する」と言われる所以です。
一般的に広告収入だけで月100万円を稼げるポテンシャルがある分野には、以下のようなものがあります。
- 動物系
- ルーティン系
- エンタメ系
- グルメ系
- ノウハウ系
- 都市伝説
- ゲーム実況
- 政治
これらの分野は、平均視聴回数が高い分野で、チャンネルがある程度認知されれば、一日に1〜20万再生くらい取ることができます。
これらの動画は再生回数が取れる上に、動画が他のチャンネルと差別化されていれば、登録もしてもらえる分野になります。
とにもかくも、自分が参入しようとしている分野の他の動画の再生回数をよく調べるようにしましょう。
その分野の中堅層からトップ層のチャンネルの再生回数や登録者数を見れば、その分野がどれくらい可能性を秘めているのかが簡単にわかります。
戦術2:動画は最低でも週に3回以上は投稿しよう
動画の投稿頻度は、もちろん多ければ多いほどいいです。
本気で登録者数を伸ばしたいと思っているなら、正直2日に1本は投稿してほしいところです。
それは、YouTubeのアルゴリズム的に投稿されたばかりの24〜48時間以内の最新動画は、おすすめにも載りやすく、またYouTube検索でも上位に表示されやすいからです。
つまり、動画を投稿してから24〜48時間が、最もその動画が視聴されるピークの時間帯ということになります。
もちろんYouTubeのアルゴリズムを100%把握することはできませんが、仮に投稿してからの48時間が最新動画が視聴されるピークだとすると、2日に1回投稿し続ければ、ずっとチャンネルが活性化された状態を保つことができます。
毎日投稿でもいいですが、自分はそこまでしなくてもいいと思っています。
実際に、自分の場合もYouTubeを始めてからずっと、平均して週4くらいのペースで更新を続けており、毎日投稿をしたことはありませんが、安定して月に1000〜1500人を伸ばすことができています。
一方で、週に1回や週に2回ペースの投稿は少なすぎると思います。
これくらいのペースでも、登録者数は伸びることは伸びますが、ビジネス系の場合は、デイリーで0〜15人くらいしか伸びないと思います。
テレビドラマやバラエティ番組の場合は、週に一回だけの放送でも十分に習慣化されると言われていますが、YouTubeの場合は、週に2回以上は投稿しないと、視聴者にとって習慣にはならないと言われています。
週に2回の投稿がギリのペースです。
ただ、デイリーで30〜50人ともっとハイペースでチャンネル登録者数を伸ばしたいのなら、私は週に3回以上の投稿をおすすめします。
本気で伸ばしたいと思ってるなら、本当は週に4回投稿してほしいところですが、厳しい人もいると思うので、甘んじて3回とします。
週に3回以上のペースで、視聴者に満足してもらえる動画を更新できれば、そのうちデイリーで30〜60人くらい伸ばせるようになります。
もっと更新頻度をあげて週に6回くらいのペースで動画を投稿できれば、さらに登録者数の増加率は大きくなり、デイリーで50〜100人くらい伸びるようになります。
これは、ビジネス系の分野での話なので、先ほど紹介した、視聴者人口が多い他の分野の場合は、もっと伸びる可能性が高いです。
ここからは、あくまで私のチャンネルの話になりますが、投稿頻度がどれくらい登録者数の伸び率に影響を与えるかをデータを使ってお見せしていきます。
私は2020年の1月から投稿を始めて、4月までは週4ペースで投稿を続けていました。
そして、5月頃に本業が忙しくなったため、5月〜7月は少し更新頻度を下げて、週に2回のペースの更新にしました。
そして、8月からは時間に余裕が出ていたので、更新頻度を週に6回に上げました。
このように投稿頻度を変えた結果、やはり登録者数の増加率に、かなり顕著な変化が見られました。
以下のデータは、私が2020年の1月から、本記事の執筆時点(2019年10月下旬)に到るまでの登録者数の推移です。
このデータを見ていただければ「週4投稿」「週2投稿」「週6投稿」のそれぞれで、登録者数の伸び率がまるで違うことがわかります。
週4投稿をしていた1月から6月は、だいたい平均してデイリーで30人くらい増えていました。
しかし、更新頻度を落として週2にすると、登録者数の伸び率は一気に落ち込んで、デイリーで0〜20人くらいしか増えなくなってしまいました。
この時期は、仕事が忙しかったから仕方がなかったものの、動画をいっぱい投稿したい欲に駆られすぎて、ずっと悶々としていましたね(笑)
そして、時間に余裕ができて週6投稿に切り替えた結果、ずっと落ち込んでいた登録者数の伸び率が一気に回復していって、多い時には1日に100人増えるところまで来ました。
最近(10月時点)では、デイリーで80〜120人くらい伸びています。
データを見ていただけたらわかる通り、週6投稿に切り替えてからは、登録者数が大きく右肩上がりになっており、これからもまだまだ伸びていくことが予想されます。
ビジネス系でもデイリーで100〜1000人伸ばす人はいるので、自分もそろそろその領域に突入しようとしている状態ですね。
登録者数はもちろん、再生回数の変化も、それぞれの投稿頻度で、その変化はかなり顕著にデータに出ています。
週6投稿になると、再生回数はこれまでにないくらいに、数字が跳ね上がっています。
このように、毎日更新ほどはしなくてもいいですが、投稿頻度は多ければ多いほどいいことがわかります。
その理由は簡単で、先ほども書いた通り、投稿頻度が2日に1回以上のペースの場合は、ずっとチャンネルが活性化状態になるからです。
つまり、ずっと何かしらの動画がおすすめにも関連動画にもYouTube検索でも上位に表示されやすい状態だということです。
自分のチャンネルを24時間活性化状態にすることができれば、自ずと多くの人に認知されるようになり、それに比例して登録者数もどんどん伸びていきます。
「週に3回以上更新しろと言われても、そんなの無理だ」と思う人がいるかもしれませんが、そういう人は週に一回でも週に二回でも大丈夫です。
ただ、その場合は、登録者数の伸び率は大したものにならないということはわかっておいてください。
大した実績やキャリアがない人が、たった週に1〜2本の投稿でYouTubeを1000人、1万人にしたいと思ってることが甘いのです。
そんな甘い世界ではないということはご理解ください。
戦術3:投稿する時間帯は視聴者が多くなる時間の少し前に固定しよう
投稿する時間帯は、当然のことながら、自身のユーザー数が最も多い時間の少し前に投稿するようにしましょう。
視聴者がYouTubeを開いて、動画を観ようとする時には必ずアップできている状態にしておくのがベストです。
YouTubeのアルゴリズム的に、初動がいい動画、つまり動画が投稿されてから24〜48時間以内に多く再生されたり、多くコメントがついた動画は優遇してもらえます。
そのため、出来るだけ長い時間、自分の最新動画をアクティブユーザー数が多い時間帯に露出させる必要があります。
アクティブユーザー数が多い時間帯は、それぞれのチャンネルによって全く変わってきます。
例えば、ビジネスパーソン向けの動画を発信しているなら、当然ながら仕事が終わってから寝るまで、18:00から24:00頃が、最もユーザー数が多くなりやすいです。
主婦向けの発信をしているなら、真昼間でもアクティブユーザー数は多いと思います。
また、キッズ向けに発信しているなら、学校から帰ってくる16:00以降から就寝するまでの21:00までが、最もユーザー数が多くなる傾向があります。
ただ、これは大体の目安であって、実際に自分のチャンネルの視聴者はどの時間帯に多くいるのかについては、YouTube Studioのアナリティクスを見れば簡単に調べることができます。
調べ方は、めちゃくちゃ簡単で、まずはYouTube Studioにアクセスしてください。
そして、左のメニューから「アナリティクス」を選択すると、以下のように視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯のデータを見ることができます。
紫色で色が濃くなっている箇所の時間帯が、ユーザーが多いことを示しています。
自分の場合は、平日の月曜日から金曜日は18時以降、休日である土日の場合は12時以降に、多数の視聴者がYouTubeにいることがわかります。
そのため、自分の場合は、平日は17時半、土日は11時半頃に動画を投稿しています。
繰り返しになりますが、YouTubeは動画を投稿してからの24〜48時間以内の初動が重要なので、出来るだけ長い時間、自分の動画を、視聴者が多い時間帯に露出させる必要があります。
特に、自分の場合は、土日は12時以降はずっとYouTube上に視聴者がたくさんいるため、平日と同じように夜に投稿するのはかなりもったいないわけです。
実際に、以下のデータをみていただければ分かる通り、土日は昼間以降はずっと視聴者が多いので、平日よりも多くの視聴回数を稼げていることがわかります。
同じ24〜48時間であっても、自分の場合はいつも、土日は平日よりも1.5〜2倍くらい多く動画が再生されています。
自分のチャンネルをみてくれている視聴者がいつの時間帯にYouTubeを視聴しているのかを把握せずに、適当な時間に投稿すると、再生回数が全然稼げず、YouTubeのアルゴリズムに不利に働くことになります。
そのため、まずはしっかりとYouTube Studioからアナリティクスをみて、どの時間帯に動画を投稿するべきかを判断してください。
さらに上記に加えて、もう一点大事なことがあります。
それは、出来るだけ同じ曜日の同じ時間に投稿することです。
皆さんも普段YouTubeを視聴していると思うので分かると思いますが、投稿する時間帯や曜日がバラバラのチャンネルと、完全に固定されているチャンネルとでは、当たり前ですが後者の方が視聴が習慣化しやすいですよね。
視聴が習慣化されると、気に入ってくれた場合、何回も動画を観てくれるようになり、その人のおすすめに自分の動画がどんどん表示されるようになります。
そして、そのように自分の動画と視聴者の接触頻度が高くなると、「これだけ毎日おすすめに出てきて、どうせいつも視聴するから登録しておくか」ということになります。
皆さんも、同じような心理変化で誰かのチャンネルを登録していると思います。
YouTubeには、予約投稿機能があるため、あらかじめアップロードしておき、毎回投稿する曜日や時間帯は固定するようにしましょう。
戦術4:登録者数が数千人になるまではSNSからの流入も活用しよう
チャンネルを開設したての頃は、もちろん登録者数が0人なので、通常は動画をアップしても10再生もいかないくらいになってしまいます。
そして、YouTubeの動画をアップしてから24〜48時間以内の初動がよろしくない動画に関しては、YouTubeによってオススメされることも、関連動画に表示されることもありません。
そのため、何かしら工夫を行わないと、一生登録者数が伸びない負のループに陥ります。
TikTokの場合は、どれだけフォロワーが少なくても、必ず一定回数までは再生されるような、初心者に優しいアルゴリズムになっているのですが、YouTubeの場合は、TikTokほど駆け出しに優しくはないです。
どちらかというと、強いチャンネルがオススメや関連動画を陣取るようなアルゴリズムと言った方が実態に近いです。
実際に、関連動画やオススメに登録者数が全然いなかったり、再生回数が大したことがない動画が表示されているのをあまり観たことがないはずです。(ごくごくたまにあるというレベルです。)
そのため、登録者数が数千人規模になるまでは、他のSNSやブログからの流入も積極的に活用するべきです。
外部流入の中でも、TwitterやTikTokから流し込む人が多いです。
自分の場合は、YouTubeを開設した時点で、Twitterのフォロワーが3,000人くらいいたので、Twitterでチャンネル開設したことを宣伝しただけで、いきなり150人くらいの人が登録してくれました。
有名ブロガーやTikTokerがYouTubeのチャンネルを開設して、ブログから一気に流し込むことによって、一瞬で登録者1万人以上を達成する人もいますね。
Twitterに限らず、他のメディアで動画を共有する際は、YouTubeアプリから以下のように「共有」から行うことができます。
上記のやり方でTwitterに共有すると、以下の画像のような感じで動画のURLと動画のタイトルが表示される形で共有することができます。
通常は、これに加えて、動画内容を簡単に説明する文章を付け加えてツイートをします。
ただ、Twitterに関しては、もっと視聴回数を上げる共有方法があるので、そちらのやり方も紹介しておきます。
それは、以下のようにTwitter上で勝手に自動再生される共有方法です。
先ほど紹介した共有方法よりも、少し手間はかかりますが、こちらの共有方法の方が、より再生回数を伸ばすことができ、現状では、Twitterに連携する際は、この共有方法が最適だと言われています。
この共有方法については、以下の動画が詳しく説明してくれているので、興味のある人はご覧ください。
これまで、他のメディアで動画を共有し、アクセスを集めるという話をしてきましたが、TwitterもTikTokもほとんど育ってなくて宣伝力がないという人は、YouTubeと同時に育てるようにしましょう。
TwitterやTikTokくらいならば、片手間でも十分発信することができるので、YouTubeと同時並行で取り組むことは可能です。
YouTubeと違って、TwitterやTikTokは、初心者でもすぐにフォロワーを数千人にすることができるくらい伸ばすのが簡単です。
実際に自分は数千人どころか、約9ヶ月間でTwitterのフォロワー数を1万人まで伸ばすことができました。
ちなみに初めの1ヶ月間で、1,500人くらいまで増えています。
自分は他の人と比べると、確かに早い方ではありますが、それでも正しい戦略で継続すれば、誰でも確実にフォロワーを伸ばすことは可能です。
Twitterのフォロワーを増やす戦略については、以下の記事にまとめているので、Twitterを伸ばそうと思う人は、こちらも合わせてご覧ください^^
SNSもうまく活用して、チャンネル登録者数が数千人規模になってきたら、動画の再生回数などがかなり良好になってきているはずなので、あとはYouTubeのアルゴリズムの波に乗れるようになってくるはずです。
戦術5:タイトルには必ずキーワードを入れよう
動画のタイトルについては、STEP2にも登場しますが、動画をいかに多くの人に知ってもらうかという観点でも非常に重要な要素です。
なぜかというと、タイトルに検索されやすいキーワードを含めることによって、YouTube検索で上位にすることが可能だからです。
YouTubeで再生回数を稼ごうと思うと、最終的にはブラウジング(おすすめ)や関連動画からのアクセスが大部分を占めることになります。
ただ、チャンネルを開設したばかりの頃は、チャンネルパワーが弱くて、YouTubeからおすすめされることも関連動画として表示されることもほとんどないため、初期段階はこのYouTube検索からの流入を狙うのが基本的な戦い方になります。
おすすめや関連動画は、再生回数が多くかつ平均視聴時間が高い動画が表示されることが多いですが、YouTube検索については、最新動画であれば、わりとどんなチャンネルでも上位に表示してくれる傾向があります。
自分の場合はよく「京大」というキーワードでも動画を投稿するのですが、例えばこの「京大」というキーワードで検索してみます。
そうすると、登録者数が100人程度で、数回から数十回しか再生されていない動画もきちんと上位に表示されています。
これらの動画は、1日前に投稿されており、24時間〜48時間以内の最新の動画であれば、どんなチャンネルであっても、YouTube検索の中では、平等に上位に表示されるチャンスが与えられていることがわかります。
そのため、おすすめや関連動画にまともに表示されないような駆け出しの間は、とにかくYouTube検索で上位に表示される努力をするのが一番の近道です。
そのため、先ほど紹介したkamui trackerの「キーワードアドバイス」で、自分が狙っているキーワードにどれくらいのライバルがいて、どれくらい再生回数を取れるのかは必ず調べましょう。
いくら平等に上位に表示されるチャンスがあるからといって、そのキーワード自体にライバルが多ければ、当然常に最新動画が多い状態なので、その中で上位表示に持っていくことは難しくなってきます。
しかし、「京大」「自重トレ」「妊婦」のようなライバルが少なく、かつ再生回数が比較的多いキーワードを見つけることができると、かなり楽に登録者数や再生回数を増やすことができます。
しっかりとキーワードを選定して、動画を投稿すれば、YouTube検索だけでなく、Google検索で上位に表示されることもあります。
正直、YouTube内の検索は、初心者にとってはありがたい流入経路ですが、流れ込んでくる人の数は、ブラウジングや関連動画には遠く及ばないのが現状です。
しかし、Google検索となれば話は違います。
Googleの検索の方で自分の動画が上位に表示されれば、信じられないくらいの視聴者が流れ込んできます。
自分も一度だけ以下のように「京大 学部」というキーワードで、Google検索で最上位に表示されたことがあるのですが、この時、一気に再生回数が伸びて、アナリティクスが壊れたかと思いました(笑)
とにかくチャンネルパワーが小さい間は、基本的にはYouTube検索からの流入を狙うことです。
そして、先ほど紹介したSNSからの流入も合わせて、うまく立ち振る舞えば、登録者数を増やすのはそれほど難しくはありません。
登録者数が数千人に満たない駆け出しの段階で、動画のタイトルに何もキーワードが入っていないのは一番まずいので避けるようにしましょう。
具体的なキーワードの入れ方をここから簡単に説明します。
まずは自分が狙っているメインキーワードをYouTubeの検索窓に入力します。
例えば、ここではメインキーワードを「プログラミング」とし、これを検索窓に入力すると、以下のようなサジェストワードが出てきます。
この中から、自分がアップしようとしている動画の内容に一番フィットする物を選択します。
例えば、「プログラミング 稼ぐ」が今回の自分の動画内容に一番合ったキーワードだとします。
次にこの「プログラミング 稼ぐ」を検索窓に入力します。
そうすると、以下のようなサジェストワードが出てきます。
この中で、再度自分の動画の内容にあったキーワード群を選び、同様の作業をサジェストワードがなくなるまで繰り返してます。
例えば、この中で「学生 プログラミング 稼ぐ」を選択した場合、これをもう一度検索窓に入力すると、もうサジェストワードが出てこなくなります。
そのため、ここでこの作業を終わりにして、タイトルには「学生」「プログラミング」「稼ぐ」を入れるようにします。
このようにして、キーワードを選定して、タイトルに入れておくだけで、格段にYouTube検索に引っかかりやすくなります。
そして、一番のメインキーワード(今回の例では「プログラミング」)は出来るだけ初めの方に入れるようにしましょう。
それは、視聴者は当たり前ですが、左から右へタイトルを読んでいくため「この動画は興味のある分野の動画なんだ」と早めに認識させるためです。
あまりにもメインキーワードが後ろの方にあると、タイトルを読んでいる途中で、離脱されてしまう可能性があります。
戦略6:トレンドが来たら必ず波乗りしよう
多くの視聴者に自分の動画の存在を知ってもらう方法として、話題になっているキーワードに波乗りすることも非常に重要です。
例えば、2020年の10月にビジネス分野で大きく話題になったことといえば、NTTドコモがNTTによって完全子会社化されたニュースと、登録者数40万人超の大物ビジネス系YouTuberの竹花貴騎氏の経歴詐称騒動です。
ビッグニュースであるほど、多くの人がトレンドになっているキーワードをGoogleの検索エンジンやYouTubeで検索します。
例えば、NTTドコモの完全子会社化のニュースについては、「ドコモ 子会社化」や「ドコモ 完全子会社化」などの検索ボリュームが一気に増えました。
また、竹花氏の経歴詐称騒動については、「竹花貴騎 経歴詐称」「竹花貴騎 詐欺」の検索ボリュームがかなり増えました。
自分は、これらのビッグニュースのうち、竹花氏の経歴詐称騒動の方は波乗りすることができました。
ドコモの完全子会社化ニュースの時は面倒で便乗しなかったのですが、実際に竹花氏のビッグニュースに波乗りしてみて、ドコモの件で波乗りしなかったことをすぐ後悔することになりました。。(笑)
それは、トレンド性のあるキーワードに波乗りしたことで、チャンネル登録者数や再生回数が爆発的に増えたからです。
登録者数は、動画をあげてから24時間以内に162人増え、再生回数も1万回を軽く突破しました。
ちなみにトレンド性のあるものはいずれほとんど検索されなくなりますが、数週間〜1ヶ月程度は、継続的に検索からの流入が見込めます。
実際、本記事執筆時点で、この動画をアップロードしてから5日ほど経過していますが、継続的にこの動画から新規視聴者が流れ込んできていて、安定して、登録者数がデイリーで100人以上増えています。
また、再生回数についてもまだまだ伸び続けています。
自分は、これが初めてのトレンドキーワードへの波乗りだったのですが、これほど効果があるとは知らず、億劫だからといってドコモの子会社化ニュースに波乗りしなかったことを後悔しました(笑)
NTTドコモの元社員がこのニュースに便乗しなかったのは、まじでアホだなと思いましたね。。(泣)
注意点①:特定の個人は叩かない
ただ、トレンドに波乗りする時に注意していただきたいのが、今回の竹花氏の経歴詐称騒動のように、それが誰かの不祥事である時は、周りと一緒になって人を叩かないことです。
もし、気持ち的に叩きたいと思っているのであれば、動画をアップロードするのはやめておきましょう。
普通に考えて、全く自分の生活や仕事に関係のない人を叩くのは人としてダサすぎます。
その人を擁護したいと思った時や、中立の立場から騒動の全体像を伝えるだけの動画を作るのなら、アップしてもオッケーだと思ってます。
自分の場合は、竹花氏を叩くようなことを一切せず、単に騒動の流れを説明した後に、少し自分のコメントを付け加えただけの動画になっています。
(まあ、それでもちゃんと動画を観ていない竹花信者が低評価ボタンを押してくるのですが。。笑)
まあ、そもそも全く関係のないのなら、本来は動画自体アップすることをやめるべきなのですが、そこはYouTubeをやっている人間からすると、套路s区社数や再生回数を一気に伸ばせるチャンスなので、このビッグウェーブに乗らないわけにはいかないんですよね(笑)
そこは許してもらうとして、せめて動画を作るのなら人を叩かないようにすることです。
ただ、ニュースが会社関連や政府関連のように、特定の個人ではない場合は、そこまで発言に気を遣わなくても大丈夫です。
注意点②:自分の発信分野と関係がなさすぎるトレンドはスルーすべき
二つ目の注意点が、自分の発信内容とあまりにも関係のないニュースはスルーしたほうがいいということです。
その理由は簡単で、トレンドキーワードから新規視聴者が自分のチャンネルの存在を知ったとしても、自分の他の動画を見た時に、視聴者が興味を持っている分野と関係のない動画が投稿されていれば、登録されるには至らないからです。
また、普段の発信と全く関係のない動画を投稿してしまうと、既存の登録者に「チャンネルテーマと全然関係ない動画をアップするなよ」と思われてしまい、登録者数を増やすために投稿したつもりが、逆に減りかねないことになります。
例えば、今回例として取り上げた、ドコモの完全子会社化ニュースや竹花氏の経歴詐称騒動の場合は、普段からニュース関連やビジネス関連の動画をアップしている人以外は、相性が悪いのでスルーした方がいいです。
普段、旅行や料理の動画をアップしている人が、急にドコモの完全子会社化の解説を始めるのは普通に不自然だし、登録者からしたら「登録を外そうかな..」と思ってしまいますよね?(笑)
これらの注意点に気をつけながら、チャンネル登録者数が少ない間は特に、トレンドに波乗りすることをお勧めします。
本記事内で繰り返し言っていますが、登録者数が少ない間は検索からの流入が大事になってくるので、トレンドに波乗りすることは、自分のチャンネルの一気に露出して、登録者数を増やす絶好の機会なわけです。
戦術7:タグやハッシュタグにはキーワードと自分のチャンネル名を入れる
まずはタグとハッシュタグの違いをわかっていない人がいると思うので、そこから説明します。
タグについて
タグというのは、YouTube動画の説明として追加できる単語やフレーズのことです。
このタグを利用することで、視聴者、そしてYouTubeが動画の内容を把握できるようになり、YouTubeの検索結果の上位に表示される可能性が高まります。
タグは通常、動画をアップする際に入力しますが、動画をアップ後もYouTube Studioから編集することができます。
タグについては、以下のYouTubeの公式ページに説明がある通り、正直そこまで検索結果や関連動画への表示に貢献するものではないです。
ただ、タグを入れておくと、検索や関連動画への表示に少しでも有利になるのなら、入れておかない理由はありません。
駆け出し期ほど、できることは全部するのです。
タグには「検索されやすくなるキーワード」を入れまくりましょう。
入れまくるといっても、タグの数は10〜15個が一番ちょうどいいと言われています。
少なすぎると効果はないし、多すぎると、公式ページにも書いてある通り、スパムと見なされることがあるからです。
ハッシュタグについて
ハッシュタグは、動画の下に青字で出ているものであり、これは概要欄に「#○○」と記載することで、表示することができます。
このハッシュタグについても、以下のように公式がその効果を説明してくれています。
要するに、Instagramのハッシュタグのように、ハッシュタグを使った検索時に動画がヒットしやすくなるわけです。
このハッシュタグに関しても、そもそもハッシュタグで検索する人の母数が少ないため、それほど効果は期待できる訳ではありません。
しかし、数%でもリーチできる視聴者が多くなるなら、入れないより入れたほうがいいに決まっています。
ちなみに自分のように、概要欄に商品や記事など特別見て欲しいものがあるときは、ハッシュタグを使って訴求するのもありですね。
タグとハッシュタグともに自分のチャンネル名を入れるようにしよう
タグとハッシュタグには、検索されやすいキーワードだけでなく、必ず自分のチャンネル名も入れるようにしてください。
例えば、自分の場合は、タグとハッシュタグの両方に「YUJI」というキーワードを入れています。
なぜ自分のチャンネル名を入れるのかというと、自分の動画同士を関連づけることによって、自分の動画を視聴し終えた後に、再び自分の動画をサジェストされやすくするためです。
実際に、自分の場合は、タグやハッシュタグなどで自分の動画同士を関連づけているため、自分の動画を見た後はまた自分の動画がサジェストされる可能性が高くなっています。
自分の動画を視聴した後に、他の人の動画がサジェストされると、その段階で視聴者が自分の動画から離脱してしまうことになります。
しかし、自分の動画を視聴した後に、また自分の動画がサジェストされるループを作っておくと、自分の動画を一気に複数個見てくれる可能性が高くなります。
このループづくりも再生回数を上げるために、ひいてはおすすめや関連動画に表示させるためには重要なことです。
戦術8:人気コンテンツを一つ作れたら一気に上昇気流に乗る
自分のチャンネルの認知を一気に広げて、登録者数や再生回数を伸ばす上で、人気のコンテンツ、つまりバズる動画を一つでも作れたら、かなりチャンネル運営が軌道に乗ります。
ただ、動画が一つバズって再生回数が伸びても、必ずしもチャンネル登録者が増えるとは限りません。
ちゃんとクオリティの高い動画を多くすでにストックしている状態で、動画がバズらないと、ただの一発屋になっています。
皆さんも、内容がかなり良いバズっている動画を発見した時に、その人のチャンネルページに飛んでみて全然動画コンテンツがなかったら、登録しようと思いませんよね?
なぜなら、登録したところで動画を全然作ってくれないなら、登録する意味がないからです。
逆に、その人が頻繁に投稿していたら、もうこの段階でかなり登録しようと思う確率が高いです。
他に、バズっても登録されないパターンとして考えられるのは、全く他のチャンネルと差別化できない動画内容の場合です。
他のチャンネルと差別化できていないチャンネルの例としては、例えばただテレビ番組の映像を流しているだけとか、ラジオを流しているだけとか、ドライブレコーダーなどですね。
誰がやっても同じように再現できる動画内容の場合は、全く他のチャンネルと差別化できていないので、ほとんどの場合、どれだけ再生回数が稼げても登録者数が増えることはありません。
再生回数さえ増やして、広告収入だけもらえたらいいというならそれで構いませんが、視聴者がファンになってくれたり、YouTubeを使って商品やサービスをプロモーションすることはできなくなります。
動画がバズっても、このように必ずしも登録者数が増えないパターンもありますが、基本的には
- 普段から動画をしっかりストックしておく
- 他のチャンネルと差別化できる内容にする
この2つを心がけた上で、人気動画を作れば、一気にチャンネル登録者数や再生回数が増えていきます。
実際に、自分の場合は、タイトルの通り、大きなバズり経験はないですが、プチバズりの経験ならあります。
それは先ほども紹介した「京大のブラック学部」を紹介した動画です。
この動画は、24時間以内に2万回ほど再生され、自分の動画の中では一番急激に伸びました。
この動画は8/30に投稿しましたが、以下のデータを見ても分かる通り、この動画をきっかけにして、明らかにチャンネル全体の再生回数が底上げされました。
このデータを見ていただければ分かる通り、動画を投稿した8/30を境に、チャンネル全体の再生回数が3〜4倍になっています。
それは、これまで自分の動画を知らなかった新規視聴者が一気に自分のチャンネルに流れ込んできたからです。
また、動画を見てくれている視聴者のうち、自分のチャンネルを登録している人としていない人の割合が、一気に登録していない人に傾くようになりました。
つまり、自分の動画の露出が多くなり、自分のチャンネルを登録していない多くの人にもにリーチできるようになった証拠です。
この動画を投稿するまでは、自分のチャンネルを登録している人と登録していない人の割合は、ずっと上記データの逆比でしたからね。
この動画を投稿してからは、これまでデイリーで30人増えたらいい方でしたが、安定して50〜100人は伸びるようになりました。
一つの動画がバズるだけでも、これだけ一気にチャンネルが上昇気流に乗ることができます。
自分の場合はプチバズりでしたが、数十万回再生される動画を作ることができれば、一気に登録者数が数万人増えることも普通にあります。
例えば、「エンジニアチャンネル」の場合は、2020年の5月頃に投稿した以下の動画がバズり、登録者数が短期間で一気に数万人伸びています。
ここまでで、人気の動画を作ることの重要性やその効果について説明してきましたが、その人気のコンテンツはどう作ればいいのかということが気になると思います。
動画をバズらせるためには、まずは大前提として、多くの視聴者が存在する分野であることが前提として必要です。
何故ならば、極端なことを言うと視聴者人口が少ない分野で、その視聴者以上の再生回数を稼ぐことはかなり難しいからです。
視聴者人口が5万人の分野で、再生回数を10万回狙うのは少々無理があります。
動画をバズらせる方法としては、一般的に以下の2つの方法があります。
- Google / YouTube検索で上位表示させる
- 自分と同じ分野でバズっている動画と同じテーマを扱う
「 Google / YouTube検索で上位表示させる」について
動画をバズらせる、または長期間にわたって多くの再生回数を稼ごうとすると、Google検索やYouTube検索の上位に表示させる方法が一つ考えられます。
先ほど紹介した自分の例でいうと、Google検索に引っかかったことによって、一気に再生回数が伸びたパターンです。
また、十分に視聴者が多くいる分野であれば、YouTube検索に上位表示させることでも、かなりの再生回数を稼ぐことができます。
Google検索やYouTube検索で上位表示させる方法については、上述した『戦術5:タイトルには必ずキーワードを入れよう』で解説した通りです。
特に登録者数が数千人未満の間は、このGoogle 検索やYouTube検索から狙うのが一番再現性が高いと思います。
「自分と同じ分野でバズっている動画と同じテーマを扱う」について
これもバズり動画を狙う方法としては、広く認知されている方法です。
バズっている動画は、多くの人が興味を持っている証拠なので、自分でネタを考えなくても、再生回数が多い動画と同じテーマを扱うのが一番手っ取り早いです。
ただ、気をつけて欲しいのは、動画の内容を丸パクはしてはいけません。
丸パクしていることがバレたら、逆に信用が失墜し、誰も登録してくれなくなってしまいます。
そのため、テーマやタイトルに含めるキーワードだけを同じにして、動画の中身は、自分なりの考察を加えたり、少し長めの動画にするなど、オリジナリティが出るものにしましょう。
バズっている動画の調べ方は、簡単です。
YouTubeである特定のキーワードを検索してみて、以下の画像のように「フィルタ」→「視聴回数」から、視聴回数が多い順に順番を入れ替えて表示することができます。
そして、上から順番にみていき、自分が撮影できそうなテーマを選びましょう。
戦術9:登録者数が多いチャンネルの関連動画枠を狙う
自分の動画をより多くの人に知ってもらう方法として、登録者数や再生回数が多いチャンネルの関連動画枠を狙う方法があります。
関連動画というのは、PCの場合は再生している動画の横、スマホの場合は再生している動画の下に表示される動画です。
PCの場合
スマホの場合
登録者数や再生回数が多いチャンネルの関連動画に表示されれば、先ほど紹介したGoogle検索やYouTube検索で上位表示されるのと比べると、伸び率や継続性は小さいですが、それでもかなりのアクセスを集めることができます。
例えば、自分の場合は、有名人のようなかなり影響力のあるチャンネルではないですが、再生回数が10万回くらいの動画の関連動画には、結構頻繁に表示されたりしています。
例えば、以下の『【京都大学の伝説】京大出身の異次元すぎる天才たち』という動画は、再生回数が約10万回の動画の関連動画に表示されたので、通常の3〜4倍のアクセスを集めることができました。
上記の例だと、再生回数が8000ちょっとと大したことがないように思えますが、大事なことは、関連動画に表示されるだけで再生回数が通常の3〜4倍にはなるということです。
この例では、約10万再生されている動画の関連に表示されたわけですが、20万、30万再生されている動画の関連動画に表示されれば、さらに自分の動画の再生回数は跳ね上がっていきます。
おそらく、再生回数は通常の軽く10倍にはなると思います。
ここまで、関連動画に表示されることの効果について話してきましたが、関連動画に表示されやすくするためには、基本的には以下の3つのアプローチがあります。
- 動画タイトルを改善する
- 視聴時間を長くする
- 動画内で重要キーワードを出来るだけ使用する
「動画タイトルを改善する」について
これまでも何回か動画タイトルについて話してきましたが、関連動画に自分の動画を表示させる上でも動画タイトルは重要になってきます。
具体的には、自分が関連動画枠を狙っている動画のタイトルに出来るだけ似せて、なおかつオリジナリティを加えたタイトルにします。
例えば、以下のマナブさんの『【有料級】YouTubeを伸ばすためのテクニック10選【完全に有益です】』の動画の関連動画枠を狙っているとします。
そうした場合は、例えば自分がアップする動画のタイトルとしては、
【実践済み】YouTubeのチャンネル登録者数を月に1000人ペースで伸ばす方法を解説します(超有料級)
などが考えられます。
ポイントとしては、先ほども言いましたが、まずはマナブさんの動画のタイトルに使われているメインキーワードやサジェストワードと同じものを使うことです。
ここでは、「YouTube」「伸ばす」の二つのキーワードは必ず入れるようにします。
そして、このようにタイトルを寄せつつですが、丸々パクったようなタイトルにするのではなく、ちゃんとオリジナリティも出しながら「自分の動画の方がもっといい」というアピールができればいいです。
ここでは、「実践済み」や「月に1000人ペース」というワードを入れて、オリジナリティを出しながら、動画内容を訴求しています。
「視聴時間を長くする」について
関連動画だけでなく、YouTube検索にも同じことが言えますが、動画の視聴時間が長ければ長いほど上位に表示されやすいということを以下のようにYouTubeが公式で発表しています。
つまり、ライバルの動画が例えば7分の動画であれば、だいたい平均視聴率は50%だとして、約3.5分間再生されていることになります。
このような場合は、自分の動画は10分ほどにして、平均4〜5分ほど再生されるような動画を作れば、他の動画よりも関連動画の上位に表示されやすくなります。
平均視聴時間を長くするためには、動画に満足してもらって、視聴者の滞在時間を長くする必要がありますが、この視聴維持率を上げる方法については、「STEP3:動画に満足してもらう」で詳しく説明しますね。
動画内で重要キーワードを出来るだけ使用する
動画内で、動画のメインキーワードを高頻度で口に出して使用することも、関連動画に表示させる上で重要なポイントになってきます。
なぜかというと、YouTubeには音声を認識する機能が備わっており、その動画内で発言したワードでも、どの動画と関連があるかを判断するからです。
この音声認識作戦については、先ほど紹介した「タイトルを寄せる」や「再生時間を長くする」と比べると、主観的ですが効果は薄いと思うので、余裕があれば、動画内でキーワードを頻繁に使うようにしましょう。
今回の例で言えば、「”YouTube”を”伸ばす”〜」「”マナブ”さんも解説していた〜」などですね。
明らかに「YouTube」や「伸ばす」「マナブ」というキーワードがポイントになってくるので、これらの単語をよく動画内で使えば、YouTubeがマナブさんの関連動画の上位に表示してくれる可能性が高くなります。
戦術10:大物チャンネルと絡んで紹介してもらう
この戦術10については、他の戦術と比べてハードルが少し高めですが、効率的に登録者数を伸ばす上では、絶対に知っておくべき方法です。
タイトルの通り、チャンネル登録者数が1〜10万人レベルの人とコラボしたり、そのチャンネルに出演することによって、自身のチャンネルを一気に露出させる方法です。
相手のチャンネルに出演した際に、概要欄で自分のチャンネルを紹介してもらいましょう。
大物チャンネルへの出演を果たし、一気にチャンネル登録者数を増やした例としては、元野村證券マンの宋世羅(そん せら)さんがいます。
宋さんは、YouTubeを2020年の3月初旬から始めていますが、初めの1ヶ月間は泣かず飛ばすでした。
しかし「年収チャンネル」という登録者数が10万人を超えるチャンネルに出演したのをきっかけに、登録者数が一気に激増しています。
この勢いは止まらず、宋さんはYouTubeを開始してからたった半年間で、すでに登録者数は12万人まで増えています。
もちろん、大物YouTuberにチャンネルを紹介してもらったからといって、絶対に登録者数が伸びるというわけではありません。
それは、どれだけ多くの人に認知されても、動画コンテンツが全然なかったり、そもそも動画が面白くなければ、登録はされないからです。
ただ、それらが満たされており、視聴者に面白いと思ってもらえれば、多くの人に知ってもらえたタイミングで登録者数は宋さんのように、ぐんぐんと伸びていくことになります。
大物に紹介してもらえるとさらに嬉しいことは、YouTube上で動画がストックされるため、その大物チャンネルを経由して、継続的に多くの人に自分を認知してもらえるということです。
宋さんのデータを見ても、年収チャンネルに出演してからは、登録者数の増加数の平均値が一気に底上げされていることがわかります。
大物とコラボするといっても、自分のチャンネルに出てもらうのではなく、相手のチャンネルに出演しないと意味がないです。
もしくは、自分のチャンネルに出てもらった場合でも、その大物にその動画をYouTubeで宣伝してもらえるのであれば大丈夫です。
大物とコラボするのは難しいか難しくないかでいうと、当然難しいです。
大物とコラボする方法は次の3つがあります。
- 方法①:年収チャンネルのような誰でも出演のチャンスがある大物を狙う
- 方法②:最低でも1万人規模のチャンネルに育てて、相手にそれなりのメリットを提示してコラボをお願いする
- 方法③:スポンサー料を支払う
方法①:年収チャンネルのような誰でも出演のチャンスがある大物を狙う
一番再現性が高いのは、年収チャンネルのような誰でも出演のチャンスがある大物を狙うということです。
例えば、年収チャンネルの場合は、大手企業を中心にあらゆる職業の年収や働き方について、その職業で働いている人をゲストに招いて、トークしていきます。
年収チャンネルへの出演の条件は、まだ紹介されていない職業や企業であり、かつ紹介するに値する職業や企業であることです。
つまり、すでに動画で紹介されていたり、全然大したことがない職業や企業の場合は、出演することはできません。
実は、自分も2020年の9月ごろにNTTドコモの元社員として、年収チャンネルへの出演を申し入れましたが、1年前にすでに一人出演しており、却下されてしまいました(笑)
もし、自分が出演できていたら、今頃登録者数は軽く5万人は超えていたと思います(泣)
ただ、逆にいうと、まだ紹介されていなくて、まあまあすごい会社や職業に勤めたことがあるのなら、誰でも出演のチャンスがあるわけです。
もし、自分も出演できそうというのなら、年収チャンネルの概要欄にある連絡先から担当者にコンタクを取ってみましょう!
他には、大物YouTuberのオンラインサロンなどに入会しており、何かしらでしっかりと結果を出せば、結果を出した人として、その大物のYouTubeに出演できるかもしれません。
色々とやり方は考えられると思うので、ご自身でも、出演できるチャンスがある大物チャンネルをぜひ探してみください^^
もし出演することができれば、圧倒的に効率よく登録者数を伸ばすことができます。
もちろん、何回も言いますが、出演するタイミングで、せめて動画は数十本は投稿しておくようにしてください。
そうしないと、大物YouTuberに宣伝してもらったところで、視聴者に登録されることはないです。
方法②:最低でも1万人規模のチャンネルに育てて、相手にそれなりのメリットを提示してコラボをお願いする
これはかなりハードルが高い方法ですが、条件を満たす人にとっては取り得る選択肢なので、念のために紹介しておきます。
この方法は、シンプルに対等な立場として、相手にコラボを申し入れる方法です。
数万人〜20万人ほどの登録者数がいる大物に対して、対等にコラボを申し入れるわけですから、自分のチャンネルもそれなりに登録者数がいる必要があります。
相手が数万人〜20万人いるなら、最低でも登録者数が1万人はいないとお話になりません。
数千人レベルで申し入れても、無視されるだけでしょう。
そして、大体の場合は、自分よりもはるかに相手の方が登録者数が多いため、相手に自分とコラボするメリットを明確に伝える必要があります。
例えば、自分のチャンネルで、相手が運営するオンラインサロンや販売しているサービスや教材を宣伝したりするなどです。
つまり、こちらのメリットは「大物のチャンネルに出演にして地震のチャンネルの認知を広めること」。
そして、相手のメリットは「商品やサービスなどを第三者の意見を通してプロモーションできること」となるわけです。
よほど仲良くない限り、きっちりとメリットを示さないと絶対に相手にはしてくれません。
やはりメジャーな攻め方としては、相手のサービスや商品、オンラインサロンなどを宣伝する作戦になると思うので、自分のチャンネルに最低でも1万人以上の登録者数がいて、なおかつそのサービスや商品のターゲット層と自分のチャンネルの視聴者が合致していないといけません。
本記事は、そもそも0から1万人までの道のりをテーマとしているので、本記事をみてくれている人の中で、この方法を使える人はほとんどいないと思いますが、いつか1万人を超えたあたりで、「こんな方法もあったな〜」と思い出してくれたらいいです^^
方法③:スポンサー料を支払う
この方法は、その名の通り、相手にスポンサー料としてお金を払って、チャンネルに出演させてもらう方法です。
要するに、「お金を払うから、あなたのチャンネルで自分のチャンネルを宣伝して欲しい」という交渉をする感じですね。
この方法で攻める人は少ないかと思いますが、ほとんどの人が思いつかないだけでやり方としてはありです。
実際に、先ほど紹介した年収チャンネルの場合は、20万円を支払えば、誰でもチャンネルに出演することができます。
20万円は高いと思う人もいるかもしれませんが、この出演がきっかけで登録者数が数万人伸びれば、簡単に元は取れてしまいます。
自分の場合も、登録者数が1万人増えただけで、数百万円は軽く入ってくると思います。
ただ、注意が必要なのは、年収チャンネルのようにお金さえ支払えば、誰でも受け入れてくれるチャンネルならいいですが、個人のチャンネルの場合は、やはりお金を支払ってもまだ不十分な場合が多いです。
それは、大物さんにとっては、自分のチャンネルによく分からんやつが出てくると、自分のチャンネルブランドに傷がつくからです。
特にビジネス系の場合は、自身のチャンネルブランドを大切にしている人が多いので、スポンサー料に加えて、もうひと押しは必要になる可能性が高いです。
例えば、先ほども出てきたように、自分がオンラインサロンの生徒だったり、普段から仲良くしていたり、その人が販売している教材で大きな実績を出したりなどです。
そもそも大物の場合は、お金には全く困っていないので、お金を払う以上に、やはりよくわからんやつを出演させるメリットは必ず求めてくるでしょう。
ここまでで、大物のチャンネルに出演する方法を3つ紹介してきましたが、まずは方法①のように、誰でも出演できるチャンネルを探しましょう。
そしてそれが見つからない場合は、方法③で攻めてみるのが現実的だと思います。
かくいう自分も、今回紹介した方法①〜③を駆使しながら、大物とのコラボを虎視眈眈と狙っています。
コラボが成功した暁には、本記事を更新してデータをお見せしながら、その効果を公開して行きますね^^
STEP2:動画を再生してもらう
これまで、チャンネル登録者数を伸ばす上での第一関門である、「多くの人に認知されるための戦術」について説明してきました。
大物とのコラボなど、一部実行が難しいものも紹介しましたが、それ以外に関しては、全て「誰でも」「今すぐに」実行できるものばかりです。
これらを実行することによって、自分のチャンネルの認知度をあげることは十分可能です。
しかし、これだけでは不十分で、自分のチャンネルを多くの視聴者に認知してもらった後に、実際に自分の動画をクリックして再生してもらえないと意味がありません。
いくら関連動画やおすすめに表示されても、いくら大物とコラボして広く露出しても、自分の動画が再生されなければ全くの無意味です。
そこでここからは、自分のチャンネルを認知してもらった後、しっかりと自分の動画をクリックしてもらい、再生してもらうための戦術について紹介していきます。
ちなみに、この動画が認知されている数(インプレッション)に対して、クリックしてもらえる確率を、インプレッションクリック率と言います。
この「インプレッション」や「インプレッションクリック率」というワードは、YouTubeを語る上では絶対に外せない用語なので、絶対に覚えておきましょう。
これまでのSTEP1の「自分の動画を知ってもらう」がインプレッションを向上させるための戦術です。
そしてこれから紹介するSTEP2の「動画を再生してもらう」がインプレッションクリック率を向上させるための戦術となるわけです。
それではここから、早速インプレッションクリック率をあげるための戦術を5つ紹介していきますね。
戦術11:タイトルで視聴者を魅了しよう!
動画タイトルについてはSTEP1でも出てきたように、多くの人に認知してもらうための重要な要素ですが、インプレッションクリック率を上げるための要素としてもかなり重要な要素です。
タイトルは、後ほど紹介するサムネイルと同様に視聴者が最初に目にする項目です。
タイトルが魅力的でなければ、どれだけ動画の内容が良かったとしても、視聴者の目に留まらないし、再生しようとも思いません。
優れたタイトルを付けることは、より多くの人に動画を見てもらうための第一歩です。
検索エンジンを引っかかりやすくするためのタイトルのつけ方についてはSTEP1で紹介したので、ここでは視聴者がクリックしたいと思わせるタイトルのつけ方について説明します。
クリック率を上げるために、どのようなタイトルをつければいいかというと、一言で言えば「この動画面白そう(役に立ちそう)。観てみよう!」と思ってもらえるタイトルをつけることです。
「この動画面白そう(役に立ちそう)。観てみよう!」と思ってもらうためには、以下の3つのポイントを意識する必要があります
- ポイント①:メインキーワード
- ポイント②:サジェストキーワード
- ポイント③:インパクトキーワード
メインキーワードやサジェストキーワードは検索エンジンを最適化する上で重要ですが、視聴者に興味を持ってもらう上でも重要です。
なぜなら、メインキーワードやサジェストキーワードに、視聴者が動画に求めているニーズが凝縮して現れているからです。
例えば、プログラミングを独学したいと思っている人は、当然のことながら動画のタイトルに「プログラミング」「独学」というキーワードが入っていないと観ようとはしないでしょう。
ここでは、「プログラミング」がメインキーワードで、「独学」がサジェストキーワードです。
ただ、タイトルに「プログラミング」と「独学」の両キーワードが入れていたとしてもそれだけでは不十分です。
例えば、「プログラミングを独学する方法」というタイトルの動画をあなたが見つけた時、この動画を観ようと思いますか?
「プログラミングを独学する方法について解説しているんだろうな〜」と思いながらも、このタイトルでは全然魅力を感じず、わざわざ時間を割いて動画を観るまでには至らないと思います。
そこで、ただ単純にキーワードとサジェストワードを入れるだけではなく、インパクトキーワードも入れることによって、視聴者に「お!面白そう」「役に立ちそう」と気を引かせる必要があります。
先ほどの「プロラミングを独学する方法」というのを、例えば
「【再現性100%】たった2ヶ月で案件を獲得した私のプログラミングの独学方法」
と変えてみると、どうでしょうか?
こちらの方が、はるかに動画を観たい気になりますよね。
ここでのインパクトキーワードは「再現性100%」と「たった2ヶ月」です。
このインパクトキーワードを入れるだけで、他の動画と差別化することができ、視聴者にクリックしてもらえる確率が格段に上がります。
このインパクトキーワードは、相手の感情を動かすワードを意識するようにしましょう。
例えば、今回の「再現性100%」や「たった2ヶ月」の場合は、視聴者に「え、マジ?」と思ってもらえるはずです。
他には「心が震えた」「涙なしにはみられない」「まさかの展開が…」 など、よくエンタメ系の動画では使われていますよね。
動画のタイトルに入れるインパクトワードにはどんなものがあるかについては、自分が投稿しようと思っている分野のトップYouTuberの動画タイトルを参考にしてみるといいと思います^^
タイトルをつける際の注意点①:タイトルは25〜40字以内にしよう
タイトルを25~40文字に収めるべきといったのには明確な理由があります。
まず一つ目の理由は、多くの人がスマホでYouTubeを視聴しているからです。
スマホのブラウザからYouTube動画を検索した際は28文字までタイトルが表示されます。
このことから、あまり長いタイトルをつけると途中で切れてしまい、視聴者に届けたい情報のすべてを伝えきれない可能性があります。
ただ、パソコンやYouTubeアプリからだともっと多くの文字を表示できるので、タイトルの文字数は25~40文字くらいに収まるようにしましょう。
また、あまりにも長いタイトルをつけてしまうとYouTube側からスパム認定されてしまう可能性があるため、タイトルに入れるべき情報とそうでない情報はしっかり取捨選択するようにしましょう。
タイトルをつける際の注意点②:メインキーワードやサジェストワードは出来るだけ初めの方に入れよう
タイトルをつける際の注意点の二つ目は、一番のメインキーワード(今回の例では「プログラミング」)は出来るだけ初めの方に入れることです。
これは先ほども触れましたが重要なことなのでもう一度言及しておきます。
当たり前ですが、視聴者は左から右へタイトルを読んでいくため、タイトルの初めの方にキーワードがあるほど「この動画は自分が求めている動画なんだ」と早めに認識してもらえます。
あまりにもメインキーワードやサジェストキーワードが後ろの方にあると、タイトルを読んでいる途中で、離脱されてしまう可能性があります。
タイトルをつける際の注意点③:タイトルは動画の内容と一致させよう
タイトルをつける際の注意点の三つ目は、タイトルと内容が一致させることです。
タイトルを見て興味を持ち、動画を視聴してみたら「全然タイトルと内容が違った」ということになると、視聴者はそのチャンネルに不信感を抱きます。
チャンネル登録をしてもらえない、登録を解除される、最悪の場合だと報告されてチャンネルが削除されるなんてことにもなりかねません。
そうならないためにも、動画のタイトルと内容を合致させるということは重要です。
戦術12:サムネイルは死ぬほど大事
動画が再生されるか否かは、先ほどのタイトルも大事ですが、サムネイルも死ぬほど大事です。
ある程度、チャンネルが育っているなら(登録者数数万人以上)、どんなサムネイルでもそれなりに再生してくれますが、駆け出し期はそうはいかないです。
サムネイルは、お店でいうと看板と同じ役割をします。
どれだけ料理が美味しくても、どれだけ内装がおしゃれで良かったとしても、看板が魅力的でなければ、お店に入る気が起きず、そのまま通り過ぎてしまいます。
実際に、以下の2つの画像をみて、どちらの動画の方がクリックしたいと思いますか?
動画の内容が全く同じであっても、おそらく後者の方が動画を再生する可能性が高いでしょう。
前者のサムネイルはスマホで適当に作ったものなので、全体的に安っぽい感じが出てしまっています。
サムネイルに安っぽさが出てしまうと、動画の内容まで安っぽいものだと思われてしまう可能性が高いです。
視聴者も暇ではないので、サムネイルがイケてない時点で、その動画を視聴することをやめてしまいます。
一方、後者のサムネイルはPhotoshopを使って作ってあるので、(まだまだ改善の余地はありますが)全体的な安っぽさは消えています。
サムネイルのぱっと見の印象だけで、インプレッションクリック率は劇的に変化します。
それくらいサムネイルはYouTubeで再生回数を伸ばす上で重要なポジションにあります。
どれだけ時間をかけて、台本や撮影、編集して動画を作っても、サムネイルが悪いだけで、苦労して作った動画を全くみてもらえないなんてことは平気であります。
頑張って作った動画を、出来るだけ多くの人にみてもらうためにも、サムネイルは絶対に手を抜かずに制作するようにしましょう。
クリックされるサムネイルの作り方
それではここから、どのようなポイントに気をつけてサムネイルを作ればいいかについて説明していきます。
まずは、YouTubeの公式が発表している「クリックされるサムネイルを作成する方法」を確認しましょう。
こちらにすでに正解が解説されています。
ただ、本動画の重要なポイントだけを以下にまとめてみました。
・視聴者は動画を選ぶときにサムネイルで決める
・人の目を引くサムネイルにする
・サムネイルサイズは最低1280×720ピクセルにする
・荒い画像はクリックされない
・魅力的で分かりやすいサムネイルにする
・サムネイルはいろんなサイズ、いろんなデバイス(PCやスマホ、タブレット等)に表示される
・小さい文字、複雑な画像はクリックされにくい
・文字はハッキリした太字を使うこと
・奥行きや色のコントラストがある画像は被写体がハッキリ見える
・逆に色のコントラストを下げてしまうと何の画像か分かりづらくなる
・興味を惹く画像を使うのが効果的
・顔の表情で興味を引く写真を使用する
・動画を見たことがない友達にクリックしたくなるか聞いてみる
・特に重要なのは内容をよく表しているサムネイルであること
・釣りサムネイルは視聴者を不愉快にさせ潜在的なファンを失うことになる
一言で言えば、「動画の内容を興味を持たせるような分かりやすいサムネイル」が一番いいということです。
この「動画の内容を興味を持たせるような分かりやすいサムネイル」を作るためのポイントについては、すでに分かりやすく解説してくれている動画があるので、そちらをご紹介させていただきます。
実際に自分も、サムネイルを自分で作り始めた頃は、これらの動画を参考にしました。
さかいさんの動画は、再生数を上げるためのサムネイルの作り方を色々な面から総合的に解説してくれています。
おそらくサムネイルのポイントについては、この動画が一番参考になります。
この村山さんの動画は、フォントは何を選べばいいのか、画像はどんなものを選んで、どんな加工を施せばよいかというデザイン面について細かく教えてくれています。
ひとまず、この二つの動画を見ていただければ、サムネイル制作の基本は全て押さえられます。
基本を押さえることができたら、あとはとにかく実践あるのみです。
自分も初めは下手くそすぎましたが、上記の基本ポイントを意識しながら、数をこなすことで、かなり高いクオリティでサムネイルを作ることができるようになりました。
一枚目がYouTubeを始めた当初のサムネイルです(笑)
下手くそすぎて、今となってはすでに全て差し替えていますが、かなりひどいものです。。
二枚目が最近の自分のクオリティですが、以前と比べるとかなりクオリティが上がってますよね。
以前は、スマホのアプリだけで適当に作っていましたが、最近はちゃんとPhotoshopを使って作っています。
サムネイルを自分で作るなら、やはりPhotoshopで作るのが一番おすすめです。
Photoshop単体であれば、月額1000円程度で使用できますし、Photoshopが使えれば、YouTubeのサムネイルだけではなく、Twitterのヘッダー画像やnoteのトップ画、YouTubeのチャンネルアートを作るときにもかなり役に立ちます。
または、サムネイルはYouTubeの登録者数を伸ばす上でかなり重要な要素なので、センスに自信がない人や自分で作って失敗するのが怖い人は、初めから外注することをおすすめします。
動画編集の場合は、一本あたり5000〜1万円と高くついてしまいますが、サムネイルならば500〜1500円程度で外注することができます。
自分でできそうにないという人は、優秀なサムネイル職人を見つけて、全て任せてしまった方が安全ですね。
戦術13:アイコンはチャンネルの雰囲気にあったものを選ぼう
視聴者に出来るだけ自分の動画をクリックしてもらうためには、タイトルとサムネイルが優れているかどうかでほぼ決まります。
この二つのうちどちらかでも失敗していると、動画はほとんど再生されなくなってしまうので、「いいタイトル」と「いいサムネイル」は、クリック率をあげる必要条件になります。
一方、ここから紹介する要素については、「タイトル」と「サムネイル」と合わせて仕上がっていれば、さらに登録者数を増やせるものになります。
つまり、クリック率をあげるための十分条件ということですね。
その要素の一つ目は、プロフィールのアイコン画像です。
YouTubeのアイコンについては、TwitterやInstagramと比べると、その重要性はそれほど大きくないというのが正直なところです。
ただ、だからといって適当に選んではいけません。
実際に自分も、以下の条件を満たすアイコンに変えたことによって、変更前よりも再生回数や登録者数の増加率が上がった気がします。
- 動画の内容にあった雰囲気や世界観を演出できる写真を使う
- 何の画像かはっきりわかるようにする
- 地味すぎるアイコンは使わない
例えば、自分の場合は、ビジネス系の分野で発信しているので、ポップなアイコンではなく、ビジネスマンっぽいアイコンがいいに決まっています。
例えば、中田敦彦さんやマコなり社長、KYOKOさん、もふもふ不動産あたりは、かなり顔がはっきりとわかるし、できるビジネスマンの雰囲気が出ている写真を使用しています。
ビジネス系のYouTuberであれば、やはり信頼と説得力が命ですから、アイコンも清潔感があって、顔がはっきりとわかる写真が一番です。
アイコンがビシッと決まっているだけで、視聴者のチャンネルへの印象は大きく変わります。
自分も彼らの真似をして、アイコンを以下の画像に変えてみたら、明らかに登録者数が伸びがよくなりました。
都市伝説系なら、Naokiman Showさんやあるごめとりぃさんのように、都市伝説感が伝わるアイコンを使った方が良いでしょう。
この両チャンネルは、動画の内容を実際に見なくても、アイコン一つでかなりチャンネルの世界観が伝わってきますよね。
アイコン作りはそれほど苦労するものでもないので、早い時期からちゃんと作り込んで、設定しておくようにしましょう。
戦術14:チャンネル名のおすすめの付け方
チャンネル名についても、アイコン画像と同じく、クリック率を上げるための必要条件ではありませんが、再生回数や登録者数の増加に寄与することは間違いないので、適当につけてはいけません。
チャンネル名をつけるときのポイントは次の4つがあります。
ポイント① 動画の内容にあったチャンネル名にする
動画の内容に合ったチャンネル名にするのは、視聴者に「どのような動画をアップしているのか」を理解してもらうためです。
例えば、みなさんが政治ニュースに関する動画を観たいと思った時に、次の2つのチャンネルが表示された場合、どちらを観ますか?
- ①:政治ニュースチャンネル
- ②:山田太郎の日常
これは極端な例ですが、この場合だと100人いたら100人が①の動画を視聴すると思います。
全く同じ動画をアップしていたとしても、②のチャンネル名では、普段から政治ニュースについて話しているとは思わないからです。
このように動画の内容に合ったチャンネル名にすることで、視聴者に観てもらえる確率も上がります。
しかし、①政治ニュースチャンネルも別の観点から見るとあまり良いチャンネル名とは言えないです。
そこで、以下のポイント②を見ていきましょう。
ポイント②:周囲のチャンネルと差別化できるチャンネル名にする
ユニークな要素を入れて、別のチャンネルと差別化できるチャンネル名にしましょう。
先ほどの「政治ニュースチャンネル」の何が良くないのかというと「政治ニュース」と「〇〇チャンネル」という、誰もが使うようなキーワードを組み合わせてチャンネル名にしてしまっている点です。
さらに、このようなありきたりな名前をつけてしまうと、以下のようなデメリットがあります。
- 他の同じジャンルのチャンネルに埋もれてしまい、検索結果で上位に表示される可能性が下がる
- 一度あなたのチャンネルの動画を視聴した人の記憶に残りづらいため、リピート率が下がる
例えば、先ほども出てきた「もふもふ不動産」なんかは、自分はかなりネーミングセンスが高いと思っています。
この名前を観ただけで、不動産を専門としていることが一発でわかりますし、名前も他のチャンネルと差別化できていて一発で覚えることができます。
基本的には、以上の二つが最も重要なポイントになりますが、+αで以下の3ポイントも意識することでより良いチャンネル名になります。
ポイント③:口に出してみて違和感がないチャンネル名にする
これについては意外と見落としがちですが、実際に口に出してみて、言いづらかったり、違和感のある名前は避けたほうがいいです。
口に出して違和感のある名前は、認知が広がりにくい傾向にあります。
そして、口に出して言いやすいだけでなく、なるべく短いほうが好ましいです。
実際に人気YouTuberのチャンネル名をみてみればわかりますが、ほぼ全員が「口に出して言いやすく」「比較的短い」名前であることがわかります。
- HIKAKIN TV
- はじめしゃちょー
- 東海オンエア
- 水溜りボンド
ちなみに先ほど紹介した「もふもふ不動産」も名前が短く、発音的にもかなり口に出して言いやすいため、これらの条件を満たしています。
ポイント④:自分が納得のいくチャンネル名にする
やはり自分が好きになれるチャンネル名にして愛着が持てないと、YouTubeを本当に好きなることはできないし、継続することも難しくなります。
これは、あなたのチャンネル名を最も頻繁に目にするのがあなた自身だからです。
チャンネル開設から長い間、親しみを持って運用に取り組むためにもあなたが納得のいくチャンネル名にしましょう。
ちなみに自分のチャンネル名は「YUJI -エリート街道を捨ててみた-」にしていますが、今回挙げたポイントを意識してつけました。
①については、自分はプログラミングや副業、キャリア戦略について発信していますが、「エリート街道を捨ててみた」というワードに、「会社に依存せずに個人で稼ぐ」という意味を込めています。
②については、名前だけでなく「エリート街道」というパワーワードを入れることで、それとなく自分がハイレベルなキャリアを持っていることをアピールして、他のチャンネルと差別化しています。
③については、自分のチャンネル名はサブタイトルも入っていることにより若干長くなっていますが、「エリート街道を捨ててみた」は、かなり気を使って口に出して言いやすくしたので、それほど気にならないと思います👈
④について、自分は今のチャンネル名は結構気に入っているので、かなり愛着を持てていますね^^
①〜④の条件を満たしていなくても、伸びているチャンネルはあるので、絶対に必要な条件ではないですが、満たさないよりかは満たしているほうがいいのは間違いないです。
そのため、みなさんもチャンネル名を考えるときは、①〜④の条件を満たしているかをチェックしながら、名前をつけてみてください!
STEP3:動画に満足してもらう
STEP1で自分の動画を知ってもらい、STEP2で自分の動画を再生させることができました。
ここまでくれば、最後は「いかに自分の動画を視聴してもらえるかが勝負」になります。
つまり、言い換えると視聴時間をどこまで長くできるかということです。
YouTubeにおいて、この視聴時間の長さがGoogleが動画を評価する上で最重要ポイントになってきます。
YouTubeのアルゴリズムは当然のことながら、視聴者に良質なコンテンツを届けられるように設計されています。
少し前までは、動画の評価ポイントの中で最も重要だと言われていたので、動画の再生回数でした。
しかし、再生回数が評価に大きく影響することを知った動画投稿者たちは、1分以内に終わる短い尺の動画を大量に投稿し始めました。
昔流行ったvineをイメージしてくれたらわかりやすいですが、そのような動画が大量に発生しました。
数十秒で終わる動画は、かなり再生回数を稼げるからです。
しかし、ただの再生回数目的のたった数十秒で終わるコンテンツは良質なコンテンツとは言えないということで、YouTubeのアルゴリズムが大幅に改変され、今はその動画の視聴時間が最も重要視されています。
再生回数ではなく、視聴時間が長い動画こそが価値ある動画だと、YouTubeが考えを改めたわけですね。
実際に以下のように、YouTubeの公式が再生時間が長い動画ほど優遇すると公言しています。
そこでこのSTEP3では、できるだけ動画の視聴時間を長くするための方法について説明していきます。
戦術15:長い動画を作ろう
動画の視聴時間を長くするためには、そもそも動画の時間を長くする必要があります。
4分の動画で5分間視聴されることはあり得ません。
戦術9でもお話しましたが、良質な動画の平均視聴維持率は約40%〜になります。
そのため、動画を5分間再生してもらうためには、視聴維持率が40%あるとしたら、12分30秒の動画を作る必要があります。
YouTubeは視聴時間が長い動画をかなり好む傾向があるので、基本的には10分以上の動画を投稿するのが好ましいです。
もちろん、ただ長いだけの動画では意味がなく、視聴維持率を最低でも40%以上はキープする必要がありますが、視聴維持率を上げる方法については戦術16以降で説明しますね。
基本的には10分以上の動画を投稿するのがいいということですが、30〜60分程度の超長尺の動画を投稿するのもかなり有効な手です。
最近では、視聴者はテレビの代わりにYouTubeを見ていたり、運転や料理をしながらラジオ感覚で聞いたりする人が多いので、長い動画を好む人が増えてきています。
そのため、30分を超えるかなり長い動画であっても、視聴者に受け入れてもらえるようになっています。
もし30分の動画で視聴維持率が50%であれば、15分間も動画が再生されることになります。
15分間も再生されている動画をYouTubeが放っておくわけがありません。
必ず多くの視聴者のおすすめや関連動画に表示してくれます。
実際に、イケハヤさんもマナブさんも、30分以上のセミナー動画を投稿したことで、登録者数がかなり増えたとYouTubeで話していましたね。
ついでにおまけとして、長尺の動画は広告をたくさん挟みやすくなるので、その動画が生み出してくれるお金をかなり大きくなります。
長尺動画はメリットしかないので、出来るだけ長い動画を作る努力をしましょう。
戦術16:ターゲットとなるペルソナを明確にしよう
動画の視聴時間を長くするためには、当然ですが、視聴者に動画の内容に満足してもらう必要があります。
視聴者が「動画を最後まで観たい!」と思わなければ、視聴時間は長くならないです。
そうするといかに視聴者に満足してもらえる動画を作れるかですが、それは簡単で、ターゲットをしっかりと絞り込んで、自分の動画を届けたいペルソナを明確にすることです。
あなたはどんな人に自分の動画を届けたいと思っていますか?
年齢、性別、趣味嗜好などなど全てをはっきりと答えることができますか?
自分の動画に満足してもらうためには、画面の向こう側にどんな人がいるのかを具体的に想像して、その人が求めている情報を提供するだけです。
何も難しいことではありません。
自分の場合は、今となってはターゲット層はかなり広げていますが、登録者数が0〜1万人までは「プログラミングを学んで副業や転職をしたいと思っている20〜30代」に絞っていました。
とにかく、彼らが求めていること以外の発信は絶対にしないことです。
登録者数が1万人を超えて、ある程度チャンネルが育ってきたのなら、ターゲット層を少しずつ広げてもいいですが、少なくとも駆け出しの間は、ターゲットは必ず絞るようにしてください。
権威性や知名度が全くない状態で、ターゲットを広げて発信しても、誰にも刺さらない中途半端な動画になってしまいます。
だからこそ、初めのうちは特定の視聴者のニーズにど直球で回答できる動画だけを投稿するようにしてください。
実際に、以下のお二人は実際にお話もさせていただいた方ですが、英語のコーチングをしているイングリッシュおさるさんや不動産大学の棚田さんは、かなりターゲットが明確となっている動画を投稿しています。
お二人とも、発信内容が一貫しており、ターゲットが明確となっているため、登録者数はものすごい勢いで増えています。
(2020年11月28日時点で、おさるさんが9.39万人、棚田さんが3.19万人)
自分も登録者数が増えるペースは早い方ではあるのですが、彼らほどのスピードで伸びていないので、自分の場合ターゲットが少し広いからです(副業やキャリア論など)。
このターゲットを明確にして発信内容を統一するというのは、YouTubeに限らず、TwitterやInstagramでも全く同じことが言える、情報発信の基礎の基礎です。
戦術17:動画はしっかりジャンプカットしよう
ジャンプカットというのは、一言で言えば、動画の中の無音区間や「ん〜」とか「え〜」と言っている無駄な時間を全てカットすることです。
視聴者は無駄のないテンポのいい動画を好んでおり、実際に無駄な時間のない動画ほど視聴維持率が上がることがデータで示されています。
例えば、マコなり社長の動画を観てみると、どの動画も通常の人よりも少し早めに話していて、なおかつジャンプカットをしているので一切無駄な時間がありませんよね。
自分の動画もほぼ全て、動画の長さにかかわらず、視聴維持率は40〜55%ほどありますが、実際に観ていただければわかりますが、動画内に一切無駄な時間がなく、かなりテンポがいいことが大きな要因だと思っています。
以下の画像は、実際の自分の動画の編集画面ですが、音声が入っていない区間がほとんどないことがわかります。
たまに「ゆっくり話してほしい」「カット編集がない方が親しみが持てる」などと言う人がいますが、そのような人はかなりマイナーなので参考にしないようにしましょう。
そのようなコメントが来たとしても、ちゃんとジャンプカットをしてテンポの良い動画にした方がいいのは間違いないことです。
戦術18:動画の冒頭をとにかく充実させよう
YouTubeでは動画が始まってから初めの15秒が勝負だと言われています。
視聴者は初めの15秒を観て、この動画の続きを観るか観ないかを判断しています。
そのため、動画の初めの15秒はもちろん、初めの1分ほどは特に動画のクオリティを最大限高めるような工夫をする必要があります。
この動画の出だしで、視聴者に「もう少し観てみようかな」と思ってもらうことができたら、だいたい50%以上は観てくれます。
それでは、この動画の冒頭ではどんな工夫をすればいいのかについて3つ紹介します。
①:冒頭で無駄な話はしない
たまに動画の冒頭で、動画の内容と全く関係のない雑談を始める人がいますが、よほど多くのファンがすでについているYouTuberじゃない限りはやめましょう。
誰もあなたの雑談なんかに興味はなく、あなたが提供する情報に興味があるだけだからです。
登録者数が伸び悩む人ほど、いきなり本題に入らずに、最近髪を染めた話や最近起こったエピソードなんかをだらだらと語り始めます。
②:動画を最後まで視聴するメリットを伝える
視聴者に長く動画を見てもらいたいなら、シンプルに動画の冒頭で、動画を最後まで視聴するメリットを伝えなければいけません。
例えば、「この動画を最後まで観てくれると、採用担当から聞いた面接で最も重視するポイントがわかります」などです。
ただ、いきなりこれを話し始めると不自然だと思うので、出来るだけ自然な流れで、メリットを伝えられるような話の構成をする必要がありますね。
③:編集を凝る
動画の初めの1分ほどは特に編集に手を抜かないようにしましょう。
初めの1分を乗り越えれば、長く滞在してくれるわけですから、初めの1分間は動画の中で一番クオリティを高くする必要があります。
動画の冒頭のクオリティが高いと、「この動画は最後まで視聴する価値がありそうだな」と思ってもらいやすくなります。
カットが雑だったり、変化がない単調な内容になっていると、「この先もずっとこんな感じで続くんだろうな」と思われてしまって、離脱されてしまう原因になります。
自分の場合も、初めの2分間ほどは特に、画像を差し込んだり、アニメーションを入れたり、適度にボケたりして、視聴者を飽きさせないようにしています。
登録者数が伸び悩む人は、この動画の始まりの重要性を十分に理解していない人が多いです。
最後に
みなさん、STEP1から始まりSTEP3まで本当にお疲れ様でした!
本記事に書いたYouTube戦略は、コネなし・バズりなしの運要素を限りなくゼロまで排除した、誰でも実行できる戦略ばかりだったと思います。
実際、本記事に書いた内容が、現状のYouTube戦略のほぼ全て網羅していると確信しています。
今回紹介した戦術1〜18までを、忠実に実行して、それを継続するだけで、間違いなくチャンネル登録者数は右肩上がりに伸びていきます。
伸びるペースに個人差はあれど、登録者数1000人程度なら確実に突破できます。
そして、自分の場合は9ヶ月間で達成できましたが、時間をかければ誰であっても1万人を突破することはできます。
実際に自分は本記事に書いたことしかしていません。
包み隠さず全てを公開しました。
あとは、ただ途中で投げ出さず継続しただけです。
本記事が、みなさんのYouTube運営に大いに貢献できることを願っております!
それでは、本記事の内容はここまでにしようと思います。
最後に、以下の自分のYouTubeチャンネルも、動画内容が気に入っていただければ登録してもらえると嬉しいです (T∀T)ダァー
毎月1500〜2500人のペースで伸び続けており、スーパー勢いのあるチャンネルになっております^^
さあ!!ここから、人生を変える第一歩としましょう!!✊🔥
それでは、次回作でまたお会いしましょう!!(*^▽^)/