NoCodeが台頭する未来で重要になる4つのスキルを紹介
今回は、NoCodeが台頭する未来で最も重要なスキルを4つ紹介していきます。
先に言っておくと、この4つの中にプログラミングは含まれていないです。
プログラミングについてはもちろん重要なんですが、プログラミングのある一部のスキルだけが重要になるので、それを紹介します。
あとちなみに英語も含めていませんが、英語が重要なのは当たり前すぎるので、わざわざ紹介しません。
みなさんが、おそらく気が付いていないであろうことだけをピックアップして紹介していくスタイルでいきたいと思います。
今後、前回の動画でもNoCodeについて話しましたけど、特にこれからは、本当に誰でも簡単に低コストで、プロダクトが作れるような時代になっていきます。
その辺のおっちゃん、おばちゃんでも、自分でアプリケーションを作って、自分の店にサービスとして使い始めたりするかもしれません。
正直、Bubbleとかよりも簡単なGlideとかAdaloあたりになると、今のエクセルとかワードくらい、当たり前に使われるようになるんじゃないかなと思っています。
そのような未来がくるとなると、深いプログラミングのスキルはもはや必要なくなってくるんですね。
もちろん、プログラミングの存在意義って、サービスとかシステムを作ることですよね。
でもそれらが、NoCodeで作れるようになったら、プログラミングスキルを身につける必要がなくなるということです。
2025年には70%アプリがNoCodeで開発されているという調査結果もあるくらいです。
そういう世界においては、一体どんなスキルが求められるのか、今回の動画で紹介していきます。
今回紹介するスキルの重要性を知っておくと、今後どういう方向性で勉強を進めていけばいいかがよくわかると思います。
人生において、やることを決めるよりも、やらないことを決める方がはるかに重要です。
今回の話を聞いてくれたら、やらなくてもいいこともかなり見えてくると思います。
令和時代に必須になる力
①インサイトを見つける力
これから必須になる力の1つ目は、インサイトを見つける力です。
プロダクトが簡単に作れるようになった世界において重要になる力は、インサイトを見つけることです。
このインサイトというのは、簡単にいうと、隠れた需要のことです。
まだ、お客さんが気が付いていない需要を発見して、その悩み、欲求を解消してあげるサービス、商品を提供してあげるわけです。
今は、ものが溢れかえっているので、ほとんどのお客さんは、もうすでに自分は満たされているという感覚になっている人が多いですが、実は、自分でも気が付いていない悩みや欲求があったりするわけです。
例えば、すでにあったら申し訳ないんですけど、自動的に食材の皮を剥いたり、綺麗にカットしてくれる道具があったら助かると思うんですよね。
自分は、普段は冷凍食品ばっかり食べてるんですが、学生時代はめちゃくちゃ料理していたんですよね。
その時に、とにかくじゃがいもは皮むくの面倒くさいし、切るのも面倒なんですよね。
他の野菜に関しても一緒です。
みなさんはどう思うかはわからないですが、料理の中で一番退屈で面倒なのが、一番初めのカットの部分なんですよ。
ここを機械とか道具でショートカットできたら、かなり嬉しいですよね。
じゃがいも専用とかじゃなくて、食材を機械のなかに放り投げたら、その食材に合わせて、皮を剥いたり、カットしてくれたりする商品ないかなーと思うんですよね。
自分のように、この皮を剥いたりカットする工程を苦痛に感じている人以外は、この工程を自分ですることが当たり前すぎて、自動的に全部いい感じにカットしてくれる機械や道具が欲しいという需要を持っていないかもしれないです。
でも、この機会があれば便利なのは間違いないし、絶対に喜びますよね。
「そういえば、それがあったら超助かる」と思われるものを見つけ出すことが、プロダクトづくりの始まりなので、それができる力は今後さらに重要になっていきます。
この力については、鍛えるものでもないと思っていて、普段から色々観察してみて、どこにプロダクトを作れる余地があるかという目線で、世界を見渡すことだと思います。
その意識があるだけで、「〇〇があったほうがよくない?」「●●なサービスあったら、喜ぶ人多くない?」というアイディアがどんどん出てくると思います。
②プロダクトを設計する力
これから必須になる力の2つ目は、プロダクトを設計する力です。
作るプロダクトが決まったら、次はそのプロダクトを設計しないといけないです。
ここでいうプロダクト設計というのは、特にプログラミング観点からいうと、データベース設計などに該当します。
プロダクトといっても、有形のもの、Web上のもの、ネイティブアプリなど色々ありますが、特にプログラミングで作るプロダクトの場合は、データベースの設計が最も重要になります。
これは、将来NoCodeが進化した未来においても、変わらず超重要なスキルで、コーディング作業自体が不要になっても、当然のことながら設計はしないといけないので、この設計部分に関しては、ずっと必要なスキルになります。
アプリケーションを作るときは、このデータベースの設計だけに何ヶ月もかけるくらい重要な部分なので、変に今から特定の言語を極めようとするくらいなら、データベースエンジニアになった方が自分は将来有望だと確信しています。
もし、下請けレイヤーでプログラミングにずっと携わっていきたいと思ってるなら、設計のような上流に寄っていくのが賢明です。
③デザインする力
これから必須になる力の3つ目は、デザインする力です。
NoCodeが普及した後は、自分でほとんどコーディングしなくても、プロダクトを作れるようになりますが、設計と同様、重要になってくるのがデザインの仕事です。
コーディングはNoCodeが代わりにやってくれたとしても、デザインはテンプレ以外を使うなら、自分たちで考えないといけないからです。
Shopifyみたいに無限にテーマが増えていくような仕組みができれば、このデザインの重要性も少し薄れていくと思いますが、もしテーマの数が限られている場合は、当然、自分たちでデザインを考える気かも増えると思うので、デザイナーの存在はかなり大きくなります。
自分がベンチャー企業でエンジニアとして働いていた時に、めっちゃできる先輩と話していたんですが、NoCodeが台頭する未来においては、エンジニアなんかよりもデザイナーの方が重宝されるっていってましたからね。
自分もまさにその通りだと思います。
なので、エンジニアに転職した後に、コーディングの仕事を振ってもらえずに、デザインの仕事ばっかりをやらされている友達がいたんですけど、逆に自分はそのほうがキャリア的には美味しいっていっておきましたからね。
④マーケティングする力
これから必須になる力の4つ目は、マーケティングする力です。
やはり最後に登場するのが、マーケティングスキルです。
お客さんのニーズを見つけ出して、プロダクトの設計を行って、デザインを考えて、という一連の流れにおいて、このマーケティングスキルはかなり重要になります。
インサイトを見つけた後も、そのインサイトに応えるとどれくらい儲かるのかを考えるのもマーケティングだし、データベースの設計もマーケティング戦略ありきです。
デザインも、成約率を高めるためのデザインを考えようとすると、マーケティングスキルは必要になります。
とにかくマーケティングというのは、何かの商品・サービスを売るための全ての活動のことだと思ってください。
とある行動が商品・サービスを売るためのものであれば、それはマーケティング活動です。
マーケティング活動は、商品・サービスを売るための行動全てをさすので、定義も曖昧なくらい広い意味をもつ概念になってしまうものなので、これについては、基本を押さえた上で、実践を積み重ねて感覚で覚えていく必要があります。
本当にできる人は、息を吸うようにマーケティン思考で物事を考えていたりします。
まとめ
ここまでで、NoCodeが進化した未来において、重要になるスキルについて4つ紹介してきました。
- インサイトを見つける力
- プロダクトを設計する力
- デザインする力
- マーケティングする力
これらは特に、今後存在感を増してくるスキルになります。
現段階で、データベースエンジニアのような上流部分で活躍しているエンジニアとか、デザイナーさんとかは、動画編集とか思考停止で特定のプログラミング言語を極めている人よりも、将来は確実に有望だと思っています。
ちなみに今回紹介した4つのスキルについては、クラブハウスでお話しした、NoCodeエキスパートのつかささんとあぽとさんも完全同意のスキルなので、絶対に知っておいた方がいいです。
未来から逆算して、今勉強するべきものを見極めないと、せっかく勉強したのに、ツールで代替されちゃいました。てへ。となったらまじで時間の無駄ですからね。
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