○○な人はエンジニアに転職すべきではありません
今回は、エンジニアに転職すべきではない人の特徴について話していきます。
最近、副業やフリーランスの界隈でプログラミングの勉強をしている人が多いせいか、だれでもかんでもプログラミングの勉強をしたり、エンジニアに転職しようとする人が大勢います。
皆がやっていると、自分もやらなきゃいけないんじゃないかという気持ちになるのはわかります。
特に、エンジニアの場合は、
- リモートワークができる
- 数年以内にすぐ独立できる
- 高単価案件を継続的に受注できる
- お洒落なベンチャー企業で働くことができる
などなど、口説き文句も多いので、惹かれてしまう人が多いのはわかります。
ただ、全員が全員、エンジニアに転職するべきかと言われると別にそうでもないというのはしっかり理解しておかなければいけません。
その人の今の立場や待遇、年齢などによっては、エンジニアではなく、違う道を選択した方が人生のコスパがいいことということがよくあります。
今流行っているから、皆がやっているからといって、盲目的になってはいけません。
自分は、YouTubeでは一切ポジショントークはしていないつもりです。
他の方は、自分の商品を売ったり、サロンに入会させるために、だれでもかんでもエンジニアの業界に引き込もうとする人がいますが、自分はあくまで自分の記事を見てくれている人が各々最適な道に進めるようにしたいと思っています。
そこで今回は、ごくごくたまにいるのですが、エンジニアに転職しないほうがいい人の特徴について話していきます。
今回は、エンジニアに転職すべきではない理由ということですが、その人の性格とか勉強能力という観点ではなくて、主にその人の年齢や待遇、家族構成などの立場の観点から話していきます。
エンジニアに転職すべきではない人の特徴
特徴①:現時点で会社から高給をもらっている年齢が高めの人
エンジニアに転職すべきではない人の特徴の1つ目は、現時点で会社から高給をもらっている年齢が高めの人です。
年齢について
まず年齢についてですが、エンジニア業界では「35歳定年説」というものがあります。
どんな仕事もそうだと思いますが、特にエンジニアは、納期ありきの仕事であり、プロジェクトによっては、かなりの労働量が求められることがあります。
また、日々アップデートされ続ける技術を勉強しキャッチアップし続けなければならず、継続的に何年も勉強を続けるのは年齢が上がっていくたびにかなりしんどくなってきます。
自分もエンジニアとして現場で働いていたのでよくわかりますが、一度も学んだことのない言語を使った仕事を急に振られることもよくあります。
プログラミング知識のベースがあって、他の言語を学ぶ時の学習コストが下がっていたとしても、多くのエンジニアがヒーヒーいっています。
そもそもRubyやC言語のように、言語の種類によっては、言語の構造が違いすぎて、学習コストが全く下がらないこともあります。
そのような場合は、素人同然の状態でゼロから勉強を始めるに等しくなります。
これは年齢が若かったとしてもなかなかしんどいです。
採用する会社からしても、このような事情があるので、出来るだけ体力があって、吸収力が高い若者を採用したいと思うのは当然です。
最近では、IT人材不足によって、この35歳定年説も崩れつつあるとは言いますが、会社から求められているのは、スキルがめちゃくちゃ高い35歳以上のエンジニアの人たちです。
厳しいようですが、会社からすると未経験の35歳以上の人を採用するメリットが何もないのです。
35歳以上でも転職している人はいますので、エンジニアになることはできるのですが、あとで説明するように会社にとっても、何よりも自分にとってもメリットがないことが多いです。
この動画を見てくれている人の中で30代後半以上で、プログラミングを勉強してエンジニアに転職しようとしている人がいれば、もしかしたら自分を否定してきたと思う人がいるかもしれません。
ただ、自分はそう思われたとしても、総合的にキャリア戦略を考えた時に、やはりエンジニアに転職することは得策ではないので、申し訳ないですが、はっきりと言わせていただきます。
別にバッドボタン押していただいても大丈夫です。
それは自分のチャンネルは、エンジニア転職を勧めることではなく、とにかくみなさんが最適なキャリア戦略を描いて人生の効率をあげてくれることこそが目的だからです。
だから自分は誰でもかんでもエンジニアに勧めるような適当なことはしません。
その人の家族構成、キャリア、年齢などを考慮して、自分が一番最適だと思うキャリアを淡々と紹介するだけです。
もし最適な選択肢がエンジニアでなければ、エンジニアになるべきではないとはっきり言います。
「高給をもらっている」について
次に、「高給をもらっている」という部分についてですが、ついこないだ、TwitterのDMである人から相談メッセージが届きました。
その人は、今現在トヨタ自動車で働いている39歳で、年収が1300万円でした。
さすがの天下のトヨタ自動車ですよね。
おそらくこの人が優秀ということもあるでしょうが、30代後半で1300万円は普通のサラリーマンからすると羨ましい限りですよね。
この人は今プログラミングの勉強をしていて、トヨタをやめてエンジニアに転職しようかどうかを迷っていると言いました。
このプロフィール見た瞬間に、自分は絶対にこの人はエンジニアに転職するべきではないと思いました。
年収1300万円を手放して、年収300万円程度のベンチャー企業に未経験エンジニアとして転職するなんて、さすがのエンジニアでも元は取れないです。
年収1000万円ダウンはかなりきついです。
確かにエンジニアとして実務経験を1〜2年ほど実務経験を積んで、フリーランスエンジニアになれば、年収1000万円はいけますが、それでも今の年収を超えることはないですからね。
転職して年収が1000万円ほどダウンして、そこから4年くらいかけてようやく元の年収1300万円に戻ってくると思いますが、結局それって4年かけて職業がトヨタ社員からフリーランスエンジニアに変わっただけですよね。
確かに会社員からフリーランスエンジニアになれば、自由な働き方が実現できるという点で大きな変化が一つ生まれているので、さらに言い換えれば、シンプルに3、4年かけて同じ給料でかつ自由な働き方を手に入れるということになります。
ただ、ここでよく考えて欲しいのが、3〜4年かけて自由な働き方を掴みにいっているわけですが、3〜4年もあれば、別にエンジニアという手段を取らなくても他にももっと有効なやり方はあります。
年齢的にエンジニアは不利だし、何よりも超大手企業に働いているんだから、その権威性と安定収入を生かして戦った方がいいに決まってます。
例えば、トヨタぐらい大きな会社にいるなら、不動産投資や事業投資をした方が、よほど自分の年齢や安定した収入と会社の権威性を活かせると思っています。
探せば300万円でアパート一棟を買うこともできるし、会社を買うことだってできます。
詳しくは、書籍『資金300万円でも、アパート一棟、買えました!』 と『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』を参考にしていただければと思います。
高給取りの会社に勤めている人は、金銭的自由は十分に満たされていると思うので、おそらくエンジニアを目指す目的は時間的自由や自由な働き方だと思います。
年齢が少し高めで、高給取りの会社で働いている人は、エンジニアを挟まずに、ダイレクトにビジネスオーナーになるのが、その目的を達成する一番の近道だと思っています。
年齢や、安定収入、会社の権威性などの強みを考慮すればそう考える方が明らかに合理的です。
ここまでの話は、高給取りの会社で働いている人はもちろん、高給取りの会社じゃなくても年齢を重ねて高給をもらっている人に全員に同じことが言えます。
全員が全員、エンジニアに転職するのが正解なんじゃなくて、ちゃんと自分の今現在の立場全て武器にできる戦い方をしましょう。
特に、子供が複数人いる人は、本当に今の待遇を捨ててまでエンジニアになるべきなのかを慎重に考えましょう。
常に自分が捨てるものと、投資する時間とお金に対するリターンの2点を考慮しながら、自分が進む道を選択していきましょう。
特徴②:事業投資で稼げる人
エンジニアに転職すべきではない人の特徴の2つ目は、事業投資で稼げる人です。
自分で事業投資をして稼げる人も、別にエンジニアになる必要はないと思っています。
例えば、ブログやYouTubeでめちゃくちゃ稼げる人や、マーケティングが得意で商品販売や法人コンサルで稼げてしまう人、自分でコーディングをせずにエンジニアを雇って事業を展開できる人などです。
エンジニアはあくまで、誰でも稼げるという再現性の高さが魅力ではありますが、逆にいうと、プログラミングができなくても稼げる人は、全くエンジニアになる必要はないということです。
実際に世の中で、エンジニアじゃなくてもガンガン自分で事業投資して稼いでいる人はたくさんいますよね?
そのように自分で色々ビジネスできる人は、むしろエンジニアになるのはもったいなくて、マーケティングの方に全振りした方が効率的に稼ぐことができます。
もちろん誰であってもプログラミングの知識があることには越したことはないですが、マーケティングが上手い人は別にコーディングできなくても全然余裕で稼ぐことができます。
ビジネスが上手い人は、自分がこんなことを言わなくても、そもそも自分でプログラミングを学ぶのではなく、プログラミングができる人を雇おうという発想しか持たないです。
ユニクロの柳井さんはおそらくプログラミングはできませんよね?
それでも億万長者になっているのは、人を使って事業投資するのが上手いからです。
YouTuberのヒカルやラファエルみたいな成金も、絶対にプログラミングはできないですが、大金持ちになっています。
それはYouTubeやそれに関連する事業を展開するのがめちゃくちゃ上手いからです。
このように自分でマーケティングをしたり、エンジニアを雇って事業を大きくする才能がある人は、むしろエンジニアに転職するべきではないです。
まとめ
ここまでで、エンジニアに転職するべきではない人の特徴について、一つのモデルケースを例に出しながら2つ話してきました。
- 現時点で年齢が高めでかつ会社から高給をもらっている人
- 事業投資で稼げる才能がある人
の2つです。
先ほど紹介したトヨタ社員の方は、これらをい全て満たしているので、転職すべきではないと自分は考えています。
35歳以上で会社から高給をもらっているなら、エンジニアではなく、不動産投資や事業投資でもなんでもいいので、ダイレクトにビジネスオーナーを目指した方が、人生のコスパが高いと思います。
そして、3つ目の自分でビジネスをできる人に関しては、プログラミングを学ばずとも、初めからマーケティングレイヤーで戦った方が、その実力は存分に発揮できるし、稼ぐこともできます。
今回話したのは自分個人の見解のなので、ぜひ皆さんの考えも聞かせてくれたら嬉しいです^^
- 35歳以上である
- 高給取りの会社に働いている
- 子供が複数人いる
本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください^^
今回もブログをお読みいただきありがとうございます😎 以下のLINE公式では、LINE限定の動画コンテンツやコラム、みなさん一人ひとりにパーソナライズした情報などを配信していますので、ぜひ友だち追加お願いします^^(追加していただいた方だけに配布する限定動画もございます🎁)