Amazonや楽天が破壊される?!Shopifyの威力の凄い話
今回は、Amazon、楽天キラーとなり得るShopifyのすごさについて話していきます!
本記事をみていただいている方なら、Shopifyの名前は聞いたことがあるかもしれませんが、その概要や勢いのすごさまで理解している人は少ないと思います。
コートジボワールという国は知っていても、場所とか現地のこととかを全く知らないという、あの感じと同じ人が多いと思います。
Shopifyは2004年にカナダで創業されたECサイト作成サービスです。
ショッピファイは、企業のECサイト開発・運営を手がけています。
ウェブサイトの制作、カード決済の仕組み、売上分析、その他もろもろをカバーしています。
企業がインターネットで商売をするために必要な、専門知識がなければ難しいことを、すべてまとめて代行してくれます。
事業者が用意するのは、パソコンと画像くらいのものです。
ライバルが多いビジネスモデルでもありますが、モバイル対応など使い勝手のよさが突出しており、急激に成長しています。
創業はカナダですが、現在はヨーロッパ、アメリカなどにも進出して、今回の新型コロナウイルスによる外出自粛で、さらに需要が伸びています状況です。
世界ではシェアNo.1を誇り、世界175ヶ国で利用されています。
2018年の6月時点で、開設ショップ数100万サイト以上、月間アクティブユーザー10億人以上、Shopify上で流通総額はなんと10兆円以上と驚異的な数字を誇ります。
日本法人が設立され、Shopifyが本格的に日本に参入したのは2017年のことです。
日本ではまだまだ知名度は低く、そのため開発を担当している制作会社も少ないのが現状です。
日本ではまだあまり知られていませんが、世界で注目されている企業、それがShopifyです。
Shopifyのメリット
まずはShopify導入のメリットからお伝えします。
2019年1月現在、日本へのローカライズが進み非常に導入しやすくなったShopify。
その導入メリットは実に多くあります。
まずはざっと下記に導入のメリットを列挙します。
- 導入コストが低い
- 世界中の決済方法や言語をカバー、越境ECにチャレンジしやすい
- 在庫マネジメント、配送面の対応も強い
- 高いカスタマイズ性
- SEOやSNS連携対応!Shopifyは集客にも強い
一つ一つ解説していきましょう。
Shopifyのメリットの1つ目は、導入コストの低さです。
Shopifyはベーシックプランで29USドル、スタンダードプランで79USドルと、全世界対応のECサイトが作成できるサービスとしては非常に安価です
Shopifyのメリットの2つ目は、越境ECにチャレンジしやすいことです。
Shopifyは、世界175ヶ国以上で利用されているため、世界中の決済方法や言語をカバーし、さらに各国の税率への対応などもしています。
世界には日本ではあまり聞きなれないような様々な決済方法がありますが、Shopifyは幅広く対応しているため、越境ECにチャレンジがしやすいといえます。
そしてもちろん日本での決済方法にもしっかり対応しています。
クレジットカード決済やコンビニ決済、さらに代引きまで。
また「Pay Pal(ペイパル)」や「Amazon Payments」などのネット決済方法も網羅しています。
Shopifyのメリットの3つ目は、在庫マネジメントや配送面の対応に強いことです。
Shopifyは日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便と提携。
さらに世界ではFedEx、UPS、DHLなどの世界3大配送会社と提携しています。
配送面の対応がしっかりしているので、Shopifyを活用すれば簡単に世界中に商品を販売することが可能です。
また、ECの売上や在庫もスマホなどから簡単に管理でき、「在庫マネジメント」がしやすいこともShopifyの特徴といえるでしょう。
モバイル用のアプリもあり、注文状況やアクセス状況を、アプリで簡単に確認することもできます。管理画面のUIも直感的で操作性も高いです。
Shopifyのメリットの4つ目は、高いカスタマイズ性です。
Shopifyには2,200種類以上の豊富なアプリがあります。
「Shopifyアプリストア」でECサイトをカスタマイズ、機能拡張するための便利なアプリを購入、インストールすることができます。
APIも非常に充実しており、機能の拡張がしやすい仕組みにもなっています。
会計処理、顧客サポート対応などのサービスの組み合わせで、ビジネスが加速します。
Shopifyのメリットの5つ目は、集客の強さです。
ECサイト運営において、最も難しくそして最も重要なことのひとつが「Webマーケティング」。
ShopifyはSEOにもしっかり対応。ページごとにメタタグの設定などが自由にできます。
さらに、Shopifyの強みはなんといってもSNSとの連携力です。
特にFacebook・Instagramとの連携が充実しています。
Facebookメッセンジャーを利用したチャット対応、そしてショッピングカードへの誘導などの機能があります。
世界標準ならではのECサイトとしての機能が多く搭載されています。
ルイ・ヴィトンやナイキのような超大手もアマゾン出店をやめだしている
eコマース分野に革命を起こしつつあるShopifyが登場したことによって、ルイ・ヴィトン、ディズニーやナイキ、ワークマンなど、いま多くの企業が「Amazonにはもう出店しない」と宣言し始めています。
『2025年を制覇する破壊的企業』の著者である山本康正氏は「アマゾンや楽天がなくなる日が本当にやってくるかもしれません」と言っています。
Shopifyの台頭と呼応するように、企業がアマゾンや楽天といった大手ECプラットフォームから離脱する動きが出てきています。
ルイ・ヴィトン、ディズニーやナイキ、ワークマンなどの企業が次々に「アマゾンには出店しない」と宣言し、代わりにショッピファイと組みながら自社のECサイトを充実させる方向に舵を切りました。
Shopifyの時価総額は現在約1200億ドルを超えています。
日本の企業と比べると、ホンダが約5兆円ですから、ホンダのおよそ2倍くらいです。
他には、三菱商事やソフトバンクグループの時価総額も抜き始めています。
創業2004年のベンチャーが、ここまでの規模になるのは類を見ないくらいに成長スピードが早いです。
最近の動向では、世界最大のスーパーマーケットチェーンであり、売上高も同じく世界一の企業、ウォルマートと連携しました。
ちなみにウォルマートの売上高は約56兆円でほとんどがまだリアル店舗の売り上げです。
今回の提携は、ウォルマート側が主導したと私は見ています。
アマゾンへの対抗策です。
そして今後も、ウォルマートとの連携と同じような動きが起こるでしょう。
そしてさらに成長は加速していくはずです。
現在10兆円の時価総額がどこまで増えるのか、注目しています。
Shopifyのような中小企業のインターネットサービスを支援するビジネスは、日本でも広まっています。
Shopifyと同じように、サービスの質で人気を博しているのがBASEです。
BASEもShopifyと同じように、日本のデパートと連携。
Shopifyと同じく新型コロナウイルスの影響が追い風となり、時価総額は3000億円を突破しました。
2025年にどこまで成長しているか、Shopifyとあわせて楽しみです。
2025年には西友のeコマースだけでなく、日本国内におけるeコマース事業をShopifyがリードしている可能性は、今の勢いからすれば十分ありえますよね。
今プログラミングの勉強をしている人のなかで、Web開発案件ではなく、Web制作案件方面に進もうと思っている人は、HTML、CSS、JavaScript、WordPressができるようになったら、次はShopifyの勉強にシフトするのはかなりありですね。
もちろん、マーケティングの勉強をして、上流にシフトしましょうという意見は自分の中では変わらないのですが、Shopifyも手札に持っておくとさらにクライアントに提案できる幅が広がりますからね。
もはやShopify一本で生計を立てている人がいるくらいに、Shopifyの需要はめちゃくちゃあるし、人手不足なので、そこのポジションを取るのはありです。
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