結論
- 「紹介文」と「このさきやってみたいこと」を充実させる(一切の手抜き禁止)
- プロフィール画像は「顔がよく分かる」「清潔感がある」「ビジネスカジュアル以上の格好」を満たすものに設定
- 気になった会社にメッセージを送る時は必ず「今すぐ一緒に働きたい」を選択する
私の転職活動結果
私もWebエンジニアに転身するために、2019年11月から12月25日にかけてWantedlyを使って転職活動をしていました。
初めのうちは気になった会社20社くらいにメッセージを送りましたが、返信が来たのは数社だけでした。
しかし、ある工夫をしてさらに15社にメッセージを送ったところ10社ほど返信がありました。
3社に2社は返信をしていただき、返信率は以前に比べると格段に向上しました。
以下に、自分が行った工夫を説明していきます。
「紹介文」と「このさきやってみたいこと」を充実させる
Wantedlyにおいて、自己紹介文は最も重要です。
会社が返信をするかどうかは、95%自己紹介文で決めると思って下さい。
実際に自分が色々な会社(特にエントリーが多い会社)の人に、なぜ返信してくれたのかということを興味本位で聞いていたのですが、「プロフィールが充実していたから」「人となりがよく分かったから」「他の人より熱意を感じたから」という答えが返ってきました。
当たり前に思えるかもしれませんが、意外とできていない人が多いのです。
プロフィールが充実しているかどうかは、あなたではなく会社が判断します。
ライバルも出来るだけ、周りと差をつけようとプロフィールを埋めてくることを考えると、「少し詰め込みすぎかな」くらいがちょうどいいです。
紹介文
紹介文は、基本的には自分の「経歴」や「何のプログラミング言語をどのように勉強してきたか」の2点で埋めればいいと思います。
つまり「経歴」をさらに細分化して以下の項目を中心に記述していきましょう。
- 出身地の説明
- 高校時代に頑張ったこと(アピールポイント)
- 大学時代に頑張ったこと(アピールポイント)
- 大学院時代に頑張ったこと(アピールポイント)
- 就職後(どんな仕事をしているか)
- プログラミングの学習履歴
- 最後に(アピールを一言二言にまとめて、最後に挨拶)
どのくらい文章を埋めればいいのかの基準ですが、自分の場合はこれら全てで1,000字でした。
「紹介文」ではとにかく「これまでの自分と現在の自分」をよく知ってもらえるような文章を書きましょう。
このさきやってみたいこと
「このさきやってみたいこと」では先ほどとは違い「未来の自分」をよく知ってもらいましょう。
未来といっても「会社に入ってからすぐの近い未来」と「5〜10年先の遠い未来」の2つを書くと良いと思います。
書く内容としては「近い未来」と「遠い未来」を考慮して以下があれば問題ないでしょう。
- 会社に入ってから「どのような分野」で「どんなサービスを作ってみたいか」
- 会社に入ってから「どのような職種で働きたいのか(フロントエンドエンジニアなのかサーバーサイドエンジニアなのかインフラエンジニアなのかアプリエンジニアなのか)」
- 将来的にエンジニアとしてどんな姿になっていたいか(ずっとコードを書き続けるプレイヤーなのか、ディレクターなのかなど)
Wantedlyの「このさきやってみたいこと」に関しては、就職活動のエントリーシートのように「無駄なことなは出来るだけ省き、論理的かつ簡潔に書く」必要はないです。
むしろ少し冗長になってもいいので、「論理性や簡潔さ」よりも「熱意」を重要視して書くことを心がけましょう。
そのためには、同じ趣旨が多少繰り返しになっても構わないと思っています。
上記の項目を意識しながら、とにかくたくさん埋めるようにしましょう。
目安としては、こちらも1000字前後が良いでしょう。
プロフィール写真は清潔感と真面目さが伝わるものを設定
プロフィールの写真は、転職活動をしている立場ですから、当然プライベート感が薄い写真がいいです。
とはいっても、証明写真ほど固くなくてもいいです。
Wantedly界隈の人たちは、カジュアルな人が多いので証明写真だと逆に抵抗があるかもしれません。
「何だ、はっきりしないな」と言われそうですが、結論としては以下のポイントを押さえていれば、全く問題にはなりません。
- 顔がはっきり分かる
- 清潔感がある(髪型が整っている、長すぎない、髪色は暗め、髭を生やしすぎない)
- 格好はビジネスカジュアル以上
「もっと軽めな感じでも返信はきたよ」という人もいるかもしれませんが、本記事の趣旨としては、可能な限り会社からの返信率を高めることにあるので、上記条件を満たす写真にしておくことが無難だと言えるでしょう。
気になった会社にメッセージを送る時は、必ず「今すぐ一緒に働きたい」
Wantedlyでは、気になる会社があれば「話を聞きにいきたい」ボタンを押すのですが、押した後に次の3種類の選択を迫られます。
- 今すぐ一緒に働きたい
- まずは話を聞いてみたい
- 少しだけ興味があります
何だかいきなり試されているような気がしますよね(笑)
この選択肢の中で、迷わず❶の「今すぐ一緒に働きたい」を選択してください。
ある会社の方に教えてもらったのですが「忙しいので、今すぐ一緒に働きたい」という人以外返信していないという人が一定数いました。
エントリー数が多い会社ほど、当然このような傾向が強くなります。
自分もそうでしたが、転職活動の初期段階では雰囲気がわからないため不安があったりして、なかなか❶の「今すぐ一緒に働きたい」が押せないものです。
その気持ちはよくわかります。
自分も2〜3社のカジュアル面談を経て、慣れてきたらようやく❶を選択できるようになりました。
ただ、今思うと転職活動初期は❷の「まずは話を聞いてみたい」ばかりを選択していたので、大きな機会損失をしていたと思います。
そのため、これから転職活動をされる皆さんには、機会損失をして欲しくないため、勇気を持って❶「今すぐ働きたい」を選択しましょう。
「今すぐ働きたい」といっても、これは「時間的な話」ではなく「気持ちの大きさの話」だと思っています。
なぜなら、新卒の推薦選考のような「選考に進んだからには断れないよ」という拘束力は何もないからです。
つまり、❶は「会社からの返信率が高まる」にも関わらず「制約事項が何もない」のです。
❶を選ばない理由はありません。
勇気を持って、初めから「一緒に働きたい」ボタンを押しましょう。
エンジニア転職活動については以下の記事にもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
最後に、もう一度結論をまとめておきますね。
- 「紹介文」と「このさきやってみたいこと」を充実させる(一切の手抜き禁止)
- プロフィール画像は「顔がよく分かる」「清潔感がある」「ビジネスカジュアル以上の格好」を満たすものに設定
- 気になった会社にメッセージを送る時は必ず「今すぐ一緒に働きたい」を選択する
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^