NoCode時代の到来?!その破壊力がヤバイ件
2020年に入ってから、「NoCode」というワードが急激にネット上を飛び交うようになりました。
これまでもWordPressやWixなど、NoCodeツールはあったのですが、バズりそうなワードが付け加わったことで、今改めて注目の的になっています。
大手企業への売却ニュース
何もトリガーがなく、いきなりバズワードがついて流行るはずもないので、何かトリガーがあったのだと思います。
正確にはわからないですが、最近bubbleやAdaloなどのNoCodeツールが急激に進化してきて、実際にNoCodeツールを使ったアプリケーションが大手企業などに売却されています。
これにより、NoCodeはただの趣味レベルのものではなくなったという事実が広まったことが大きいと思います。
例えば、WeWorkRemotelyがノーコード開発ツールbubbleで開発されたRemote Circleというリモートワークのマッチングプラットフォームを買収したことが、最近では大きな話題になりました。
日本では、20代の転職支援事業を展開する株式会社For A-careerが、Adaloで開発されたオンライン就活プラットフォームSPOTTOを買収し、日本初のノーコードアプリの買収案件として話題を集めました。
もちろん、売却した人のビジネスセンスなどもすごいとは思いますが、やはりそれよりも、そのビジネスアイディアやセンスを、NoCodeが十二分に活かせるレベルまできたことの証明になったのが、ビックムーブメントのトリガーだと思います。
これまで「一部の愛好家たちが趣味で使用するもの」程度の認識を持たれていたNoCodeが一気に下克上してきた形になります。
自分自身も、普段から散歩している時だったり、作業している時に、ふと頭に浮かんだアイディアをメモ帳に書き留めてるんですが、それらをNoCodeを使うことで、すぐに形にできると思うとワクワクしますね。
NoCodeは真にプログラミング技術を民主化し得るものなので、今現在プログラミングに関わっていな人ほど、一回使ってみましょう。
自分のできることの幅が一気に広がると思います。
自分もさっそくbubbleやAdaloを触り始めています。
NoCodeのすごさ
開発費用がほとんどかからない
エンジニアを雇って、Webアプリケーションを制作しようとすると、数百万円、規模によっては数千万円かかることがあります。
ただ、NoCodeツールは、有料プランが複数個あるサービスが多いですが、無料から月額数万円程度で利用することができます。
色々な機能をぶっこんだ一番高い有料プランでも月額数万円です。
例えば、bubbleだと無料プラン、月額25ドル、115ドル、475ドルのプランがあります。
これはかなりお得です。
しかも無料プランであっても、本格的な開発からリリースまで行うことができるので、まずは手軽に無料プランから始めてみればいいと思います。
shopifyだと、月額29ドルから299ドルの幅で3つのプランが提供されています。
誰でもすぐに開発できる、ニトリ以上にお値段以上なサービスなので、これは使わない手はないですね。
PDCAを高速に回せる
Webアプリケーションは、消費者向けにしても、法人向けにしても、当然プロトタイプの段階はもちろん、リリース後も常にお客さんからヒアリングして、プロダクトを改善していきます。
ただ、これまでのようにコーディングする開発だと、ヒアリングしたものを反映させるのに即日できるなんてことはまず無理です。
一方で、NoCodeツールであれば、GUIで簡単に操作するだけなので、即日対応も可能なくらいに素早く、クライアントの要望に対応することができます。
Webアプリケーションの開発で、「即日対応可能」という広告が使われる日も、もうすぐそこまできています。
このような特徴から、特にスタートアップ企業とNoCodeツールはかなり相性がいいと思います。
スタートアップ企業は、スピードが命ですから、これからNoCodeツールはどんどんと重宝される存在になっていくと思います。
NoCodeツールでどうやって稼ぐ?
おそらくみなさんが一番木になるであろうことは、「結局NoCodeツールを使って、どうやって稼げるの?」ということだと思います。
NoCodeツールを使って稼ぐ方法としては、以下の4つがやはり王道でしょう。
- 自らサービスをローンチ
- アプリを作って売却
- NoCode関連のコンテンツ販売
- Webアプリの制作代行
とは言っても、NoCodeツールを使って稼ぐためには、まずは自分がNoCodeツールについて、熟知している必要があります。
NoCodeツールを使えば何ができるのかを知るところから始めましょう。
そのためには、一度自分でなんでもいいのでサービスを作ってみるのがいいと思います。
そのようにしてNoCodeツールの知見を広げていって、本格的なサービスをローンチしてみる。
軌道に乗れば、そのサービスでマネタイズしてもよし、売却するのもよし。
うまくいかなければ、新しいサービスを作ってみる。
一つのサービスを作るのに、お金も時間も対してかからないので、このサイクルを高速に回せるのが、NoCodeツールの魅力です。
また、NoCodeツールのノウハウが溜まっていたら、NoCodeツールの使い方やマネタイズの仕方について、誰かにコンサルしてあげたり、コンテンツとして販売するのもいいでしょう。
NoCodeは、可能性にあふれていて、本当にワクワクしますね。
そのほかには、現在副業として人気のWeb制作と同様に、法人や個人事業主に対して、Webアプリの制作代行をするのが、最もとっつきやすい稼ぎ方でしょう。
これまでは、HTML、CSS、JavaScript、WordPressなどを使って、Web制作代行をしていたと思いますが、それがNoCodeに置き換わって、NoCodeツールで本格的なWebアプリ制作の代行をしてあげるようになると思います。
すでにshopifyを使って、ECサイト制作を代行している人も、ちらほらといたりします。
最後に
ここまでで、NoCodeツールが流行った要因や、NoCodeのすごさ、そしてマネタイズする方法について、まとめてきました。
自分は最近になって、NoCodeツールをちゃんと調べ始めたのですが、今後ますます日本でも浸透していく予感しかないですね。
数年もすればさらに進化して、もっと複雑なWebアプリケーションを開発できるようになると思います。
これは思ったよりも早く、かなり多くの初級〜中級者レベルのエンジニアが淘汰されるかもしれませんね。
NoCodeツールは、プラットフォームに依存してしまうというデメリットなどはやはりありますが、それでもメリットの方がはるかに大きいので、自分のできることの幅を増やすという意味でも、隙間時間に触ってみましょう。
とにかく、NoCodeツールはバズり始めてまだまもないので、多くの人がまだ手探り状態ですが、アーリーアダプターとして、初期段階からこの波に乗っておくことには大きな意味があります。
自分も本気でNoCodeツールを勉強し始めているので、このビックウェーブに乗り遅れないように、皆さんもチャレンジしてみてはどうでしょうか^^
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^