ベンチャー企業に転職してみたらメリットだらけだった件

キャリア論
YUKO
最近、大手企業からベンチャー企業に転職する人が増えてるけど、一体どんなメリットがあるの…?
YUJI
今日はそんなYUKOさんのために、実際に自分が転職してみて感じたベンチャー企業のメリットについてまとめていきますね!
本記事が想定するターゲット読者
ベンチャー企業への転職に興味がある人
本記事を読んで分かること
ベンチャー企業で働くことのメリットがわかります

ベンチャーに転職してみたら最高だった件

自分は2019年の4月にNTTドコモに新卒入社して、その1年後の2020年4月にWebエンジニアとしてベンチャー企業に転職しました。

ベンチャー企業は従業員が50人ちょっとの自社でサービスを開発している会社です。

自分は従業員が2万人を超えるどデカイ会社から50人の規模のベンチャー企業に移って、やはり会社の働き方や業務内容が180度変わりました

これだけ会社の規模が違えば、何もかもが違います。

今回は自分が元いた大手企業であるドコモと、2020年の4月から在籍しているベンチャー企業で、具体的にどのようなことが変わったかということを説明しつつ、その結果、ベンチャー企業の環境が良質すぎたという話をしていきます。

今回、大手企業とベンチャー企業を比較していくわけですが、それぞれの会社の特徴は、あくまで自分が経験した範囲のものです。

そのため、全てに当てはまらないという前提がありつつも、ベンチャー企業への転職に興味がある人を後押しできる内容となっていると思います。

メリット1:勤務中にスキルがつきまくること

自分の場合は、毎日勤務中の8時間を、実践を通してプログラミングの勉強できているわけです。

しかもお金をもらいながら。最高ですよね。

大手企業に勤めているときは、全仕事のうち自分の市場価値につながるような仕事は1割もなかったです。

ディスるつもりはないですが、これが現実です。

誰でもできるような資料を作ったり、誰でもできるようなデータ入力をしたり、誰でもできるような取引先、協業先とのメールのやりとり….。

このような仕事であっという間に8時間、9時間が過ぎてしまいます。

エンジニアに転職して、毎日10時間くらいプログラミングに向き合っていると、毎日できるようになったことが山ほどあります

そして、このできるようになったことは全て、自分の市場価値に直結するものです。

大手企業を一回経験しているからこそ、勤務中に意味のある勉強ができる、スキルが身につくということが嬉しくて、とにかく楽しくなりますね。

自分のためになる仕事をしているわけですから、仕事を頑張れる。

これで自分にとっても会社にとってもウィンウィンな関係ですよね。

しかし、大企業にいた時は「早く仕事終わらないかなぁ」とか「つまらないなぁ」と思いながら仕事していたことも、正直いうと多々ありました。

時間の切り売りをしてる感がすごいのです。

本当にただただ、自分の時間と労働力をお金に変えているだけだなと思いながら仕事していたわけです。

極論をいうと、本質的にはスキルが身につかない会社で働くことは、どれだけその会社が大きかろうが、有名であろうが、時間の切り売りという観点で、時給のいいコンビニバイトと何も変わりません。

自分は大手企業とベンチャー企業の両方を知っているからこそ言いますが、たいして給料高くない若手ほど、転職しない理由はないです。

メリット2:仕事で使うハードウェアやツールが最新

これも転職してかなり嬉しいと感じたポイントです。

今仕事で使っているのはmacbook proでそれに加えて、超でかいデスクトップが2つもあります

一方、大手企業で働いていた時は、いつ発売されたかもわからないようなWindowsのパソコンでした。

動作がとにかく遅くてめちゃくちゃストレスでした…。

今のmacbookに変わって、慣れたmacを使用できることにも満足ですけど、サクサク動くだけで嬉しいです。

あとデスクトップに関しては、席によってある人とない人がいました。

そのため、2つもデスクトップがある今の職場はかなり恵まれていますね。

あと使用しているツールですけど、大手企業の場合は、企業独自のシステムを使っていることが多いです。

このシステムが使いやすい快適なものであればいいですが、自分が元いた会社の場合は、「20年前に作られたんちゃうか」というくらい使いにくいUIのシステムがいまだに使われていて、使いづらすぎてかなりストレスでした。

この使いにくいシステムと、とろとろとしたパソコンを使っているだけで、かなり時間を無駄にしていました。

業務以外のところで時間を取られるのは、しんどいですよね。

大きな会社は、会社が大きすぎるが故に、このようなシステムやツールもをすぐに変更することができません。

そのため、数十年前のものを平気で使っている。

一方、今のベンチャー企業ではslackGoogleカレンダーBacklogfreeeで、ほとんどこと済んでいます。

会議室を予約するときはGoogleカレンダー、残業申請や福利厚生連絡みたいな諸々の連絡はSlack、タスク管理はBacklog、金管理は人事労務freeeです。

全て優秀なサービスなので、とにかくストレスフリーです。

動作も高速で手早く用事が済むため、貴重な時間のほとんどを全て業務に当てることができます。

メリット3:無駄な資料をほとんど作らなくていい

前職の大手企業では、何か新しい企画を始めるとき、プロジェクトの方針を変えるとき、または何かをやめるときは、きっちりと資料を作って、上層部の承認を逐一得ないといけませんでした

ぶっちゃけ、口頭で説明できるものであっても、わざわざ資料にして提出して、主査に見てもらって、課長に見てもらって、部長に見てもらってという過程を経なければいけない。

なんと効率の悪い。

しかも、特に大手企業の社会人の1〜3年目あるあるだと思いますが、毎月毎月やたらと振り返りシートなるものを書かされます。

正確な数字は忘れましたが、毎月1回あるものと2ヶ月に一回あるもの、3ヶ月に一回あるものがあって、同じような振り返り資料を毎月毎月平均1.8個の長文資料を書かされます。

そんな頻繁に振り返ったって書くことがないですよね…。

自分の同期や先輩は、みなさん困っていました。

全く成長しない環境で毎月2つの振り返り資料を書かされるのは、なかなかネタがなくて困ってしまいます(笑)。

一方で、ベンチャー企業の方はほとんど資料を作らなくてもいい

何かの意識決定をするときは、ホワイトボードに書きながら議論して、最後に結論に至ったら、それを写メって終わり。

結局、全員が認識合わせできて、同じ方向を見ることさえできれば、綺麗な資料にまとめる必要なんてない

綺麗に資料をまとめなければいけないのは、基本、会社の外に出すものやマニュアルのようなナレッジとして蓄えるものだけでいい。

それ以外の資料を綺麗に作る意味はない。

振り返りシートなるものも3ヶ月に一度だけ。

ちょうどいいペースですよね。

ベンチャー企業は合理的なルールを採用しているところが多いので、無駄な資料を作ることは少ないです。

メリット4:社員の平均年齢が低くフラットな関係性であること

大手企業だと当然、下は20代から上は50代まで幅広い年齢層の人がいます。

そして、会社は50代のプライドも高くて、頭も固いおっさんに支配されており、上のいうことは絶対でほとんど逆らうことはできません

彼らの決断が疑問であっても、それを受け入れるしかないことが多いです

特に執行役員レベルは当たり前だとして、部長がいうことにも下の人は何も口出しすることはできないのです。

これが大企業です。

上が決めたことに対して、下のものが手となり足となり働く構造になっています。

これは会社の規模が大きいため、そのような構造になるのは当たり前なんですよね。

全員で話し合いの場なんて持てるはずがないし、話がまとまるわけもないので、役職などで明確に上下関係をつけて、上にいる人だけで意思決定してしまう。

大きい会社の場合、これが一番効率がいい。

ただ、それだと下にいる人は言われたままの仕事を奴隷のようにこなすだけになるのです。

その仕事に対して、自分の意思や考えは1mmも介在しない

一方で、今のベンチャー企業ではほとんど20代、30代の人なので、かなりフラットに話し合えますし、自分の意見も発信できます

社員全員がフラットに意見発信して、いい意見がすぐに取り入れられるのはまさに合理的ですよね。

最後に

ここまでの話で、自分が感じた、大手企業と比べたベンチャー企業のメリットについて話してきました。

冒頭でも言ったように、今回話した内容は全ての大企業、ベンチャー企業に当てはまる訳ではないですが、間違いなく今回話したような傾向があるということは言えます。

また、ベンチャー企業に転職する際には、複数回面談があって、そこで会社での働き方などについては、質問することができるので、自分でしっかりと会社選びをすることで、今回話したようなベンチャー企業に転職することはできます。

かくいう自分も面談の過程でいろんな人と話をして、いろんな質問をして、この環境で働きたいと思って今の最高の環境が整っている会社に決めたわけですから、人間関係までは決められないですが、結局自分の努力次第です。

これからの時代、副業をして複数の収入源をもったり戦略的に転職して個人の力を高めることが必須となります。

もし、今何もスキルも身につかない勤務先で会社にいいように使われているだけの状態であれば、すぐに転職した方がいいでしょう。

特に20代の若い人であれば、大企業だろうとベンチャー企業だろうと給料は変それほど変わりません

自分も転職前と転職後で月収はほとんど変わっていません。

今はまだ高学歴、大手企業信者が多い世の中ですけど、数年もたつとそんな古い価値観を持っている人が減っていきます。

数年も経てば若い人を中心に多くの人が一斉に、何もスキルが身につかない会社から抜け出そうとするので、転職市場にライバルが溢れかえってしまいます。

そのような未来が来るのがわかっているなら、今のうちにさっさと転職して自分を磨いておきましょう。

ベンチャー企業に転職してみて感じたメリット
  • 勤務中にスキルがつきまくること
  • 仕事で使うツールやハードウェアが最新
  • 無駄な資料をほとんど作らなくてもいい
  • 社員の平均年齢が低くフラットな関係性であること

今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^

YUKO
ベンチャー企業と大手企業では、これほど環境が違うんですね!今日も参考になりました!
YUJI
実際に両方を経験したからこそ、その違いが身にしみてわかります。転職活動、応援してます!
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