【京大卒が教える】重たい作業の効率的な終わらせる3つの方法
今回は、重たい作業の効率的な終わらせ方について、自分の経験をもとにまとめていこうと思います。
自分の経験をもとにと言いましたが、自分はこれまで受験勉強、大学、大学院での研究、副業と、重たい作業をする機会が他の人よりもかなり多い人生を歩んできたので、重たい作業を効率的に完了させるノウハウが蓄積されています。
受験勉強では、何十冊も問題集をこなしてきました。
大学の時には、電気電子工学科にいたということもあり、実験レポートを大量に書いてきました。
実験レポートといっても軽いものではなく、多い時にはワード60ページ以上にもなるくらいハードなレポートです。
京大出身の工学部の人ならわかってくれると思います。
大学院では、国内学会、国際学会、修士論文と大量の論文を書きまくってきました。
特に、修士論文なんて英語で65ページほどを執筆するという、かなりハードな経験もしています。
副業でも、ブログやYouTubeは、余裕で100投稿以上しています。
noteだって、平気で6万字以上書いたりしています。
有料noteの場合、ほとんど1〜2万文字だったりするので、6万字となると、有料noteの3〜4冊分になります。
自分はこのような感じで、他の人がもし自分の人生を歩んだら、9割以上の人が途中で入院しないといけないくらいのハードライフを送ってきました。
これだけの経験を積んでこれば、他の人と比べて、重たい作業を前にした時にどのようなマインドでいればやる気が出るのかや、どのように取り組めば効率的に終わらせることができるのかなどのノウハウは嫌でも溜まっていきます。
皆さんも仕事や副業などで、重たい作業をしなければいけないことはしばしばあると思います。
そのため、今回は重たい作業を効率的に終わらせるために、自分がかなり効果を感じている取り組みやマインドを3つ紹介していきます。
今回紹介する内容は、かなり汎用性が広くて、色々なことに応用できることだと思っているので、ぜひ最後までご覧ください^^
大きなタスクは小さく分解する
重たい作業を効率的に終わらせる方法の1つ目は、小さく分解しながら取り組むことです。
例えば、受験生の場合、数学のチャートだったり、物理の難系のような問題集は分厚すぎて、なかなかやる気が出ませんよね?
大学生や大学院生の場合、学士論文や修士論文を目の前にすると、作業量が多すぎて、頭がクラクラしてきますよね?
仕事で、大量の資料を作成しないといけない時も同様です。
このような大きな作業ほど、必ず小さく分解して進めるようにしてください。
これだけでも一気に気が楽になります。
「木を見て森を見ず」という言葉は、ネガティブな文脈で使われることが多いですが、重たい作業をする場合は、それでいいのです。
つまり、重たい作業に取り組むときは、森を見てしまうと、そのあまりにも多い作業量に現実逃避したくなるので、木だけを見ていればいいのです。
もちろん、締め切りなどがある場合は、しっかりと納期に間に合うように計画は立てないといけませんが、計画を立てた後は、あくまで全体をみずに、部分だけを見るようにしてください。
大学受験の問題集なら、全体を見ずに、各チャプターにだけ意識を向けるようにしてください。
そして、今日は第1章、明日は第2章という風に、小さく分解しながら、取り組むと、一日一日の作業量がそれほど多く感じることなく、完了させることができます。
実際に、自分も修士論文に取り組んでいたときは、全体で8章くらいありましたが、「今日は1章だけ終わらせる」「明日は2章だけ終わらせる」という風に、小さく分解して取り組んでいました。
このような重たい作業をするときに、全体を見てしまうと、「まだ全体の1%しか進んでいない」というような気持ちになってしまうので、全体を意識した瞬間死ぬと思ってください(笑)
全体が100の仕事があるとして、5だけ仕事が進んだとします。
この場合、全体を見ていると進捗率は5%ですが、全体10個の仕事に分解していたとしたら、小さく分解した仕事の中では進捗率は50%になります。
5%と50%の気持ちの差はかなりでかいです。
今回紹介する方法は、全て絶対にオススメできる方法ばかりですが、この小さく分解するというのは特に効果が高いので、ぜひやってみてください^^
出だしだけ頑張って取り組む
重たい作業を効率的に終わらせる方法の2つ目は、出だしだけ頑張って取り組むことです。
出だしだけ頑張って取り組むと、作業が一気に進むようになります。
全くのゼロの状態で、重たい作業を目の前にすると、なかなか取り組む気が起きませんが、たとえ少しだけでも出だしを書いていれば、不思議なほどにやる気が出てくるものです。
これだけ、ゼロの状態と1の状態では、人間の心理的に感じ方が違うのです。
学士論文や修士論文では、各章の1文〜2文をひとまず死ぬ気で執筆してください。
大学受験勉強の問題集なら、死ぬ気で初めの1〜2問を解いてください。
重たい資料を作らないといけないなら、まずは骨格を作って、各ページ、タイトルや出だしだけでも死ぬ気で書いてみてください。
それだけで、冗談抜きに、全くのゼロの状態と比べると、やる気が一気に跳ね上がります。
これは自分の経験上間違いないです。
この現象は、必ず心理学的に何かしら名前がついているはずです。
知っている人がいたら、ぜひ教えてください(笑)
朝の決まった時間に取り組む
重たい作業を効率的に終わらせる方法の3つ目は、朝の決まった時間に取り組むことです。
朝は、ご存知、1日の中で脳のパフォーマンスが最も高い時間帯です。
朝起きてからの2時間、特に朝食を食べた後の30分は脳のパフォーマンスが異常に高いです。
つまり、悟空がスーパーサイヤ人になった状態、マリオカートでスターを拾った時と同じくらいに戦闘力が爆上がりします。
そして、この戦闘力が爆上がりした状態は、朝食を食べ終わってから4時間継続するとも言われています。
そのため、朝7時に朝食を食べる人は、11時ごろまでは、スーパーサイヤ人状態なわけです。
このスーパーサイヤ人状態のうちに、フリーザを倒しておかないと後々厄介になります。
皆さんは、この朝の時間は毎日何をしていますか?
この朝の時間帯にこそ、重たい作業を一気に進める絶好の機会です。
自分の場合は、会社がある日は朝の5時くらいに起きて、6時からの3時間ほどはがっつり作業に当てています。
そして、休日ももちろん、朝の5時から6時くらいには起きて、そこから12時まで、「1日の全ての作業を午前中で終わらせるんだ」というような勢いで作業します。
朝の時間を有効活用できる人と、できない人ではかなり差が出てきます。
朝型か夜型かは遺伝子によって決まるらしいですが、ちゃんと朝の作業をしたことがない人は、ぜひ朝活を始めてみましょう^^
まとめ
ここまでで、重たい作業を効率的に終わらせる方法について、3つ紹介していきました。
- 小さく分解して取り組む
- 出だしだけ死ぬ気で取り組む
- 朝の決まった時間に取り組む
この3つを全てやることによって、重たい作業に取り組む心理的なハードルが一気に下がって、なおかつかなり効率的に終わらせることができると確信しています。
重たい作業をしなければならないとなったら、まずはそれを小さく分解してください。
そして、小さく分解したら、もう全体はみないようにして、分解した小さなタスクにだけ目を向けるようにしてください。
次に、作業を始める前には、必ず出だしだけでも完成している状態にしておいてください。
それだけで、ゼロの状態と比べると、やる気が飛躍的にアップします。
そして、この重たい作業は、できるだけ朝の時間帯に取り組むようにしてください。
1日の中で一番脳のパフォーマンスが高くて、なおかつ一番体力がある時間に作業するのが、合理的です。
今回紹介した方法は、今すぐにでもできることばかりなので、ぜひ皆さんの日常にも取り入れてください^^
- 大きな作業は小さく分解して取り組む
- 頑張って出だしだけ取り組む
- 朝の決まった時間に取り組む
以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^
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