結論
- 転職サイトはWantedlyがオススメ
- オリジナルサイトは2〜3個制作しよう
- 面接では、「ビジョンに共感しよう」「笑顔を忘れずに」「勉強は好きアピール」「できればディスカッションをできるレベルまで仕上げる」
私の転職活動結果
私は2019年の11月から12月にかけて、求人サイトWantedlyを使って約3週間ほど転職活動をしていました。
結果は、45社にエントリーして返信が来たのが、多いのか少ないのかは分かりませんが12社でした。
12社とカジュアル面談を行い、結局5社の選考を進めていくことになり、2番目に内定をもらった会社にいくことを決めました。
自分の転職活動の経緯は本題ではないので、自己紹介はこの辺にして、早速自分が転職活動で早々に内定を勝ち取った方法についてご報告します。
Webエンジニアを目指すならWantedlyが最強
Webエンジニアを目指すなら、Wantedlyがおすすめです。私もWantedlyのみで転職活動をしていました。
Wantedlyをおすすめする理由その1
Wantedlyという会社は、成果報酬型ではなく掲載料システムで成立しており、資金はないがスキルが身につくベンチャー企業が集中的に集まっているからです。
少し、詳しく解説します。
成果報酬型とは、例えば転職サイト運営会社Aが、転職活動するYUJIをベンチャー企業Xに紹介して転職が決まったら、YUJIの年収の1/4〜1/3の金額をベンチャー企業Xが転職サイト運営会社Aに謝礼金として支払うというものです。
噛み砕いて言うと、転職サイト運営会社がベンチャー企業Xに対して「いい人材を紹介したんだから、YUJIさんの年収の1/3くらいは報酬としてください」と言う感じです。
そして、この謝礼金が高額であるため、この成果報酬型の転職サイトに求人を掲載できる会社はお金持ちの会社が多いわけです。
そして、お金持ちの会社とはつまり大企業であり、そのような大きな会社ではモダンな言語や開発ツールを使用している可能性が低く、成長環境にはなかなかなり得ないということになります。
一方、掲載料システムとは月額制になっており、簡単にいうと「求人を掲載させてあげるかわりに、月に○○円払ってね」というビジネスモデルです。
掲載料システムは、成果報酬型と比べると、圧倒的に少ないお金で求人を掲載することができるため、資金がないベンチャー企業はよくWantedlyを使用します。
そして、この資金が少ない駆け出しのベンチャー企業の方が、モダンな言語やツールに対応しており、成長環境が整っているのです。
Wantedlyをおすすめする理由その2
小規模なベンチャー企業は、採用コストが低い「独学で勉強してきた人」や「プログラミングスクール上がりの人」を積極的に採用して鍛え上げてくれるケースが多いからです。
通常、ベテランのエンジニアの方の場合は、時給5000円以上することが普通であり、小規模なベンチャー企業には採用コストがかなり負担になるため、なかなか採用できません。
小規模なベンチャー企業は資金力がないため、採用コストを抑えるために駆け出しのエンジニアを雇わざるを得ず、その人を鍛え上げるしかないのです。
鍛え上げてくれるのなら、駆け出しエンジニアにとっては最高の環境ですよね!
以上が、私が転職サイトとしてWantedlyをおすすめする理由です。
Webエンジニア(フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア)を目指すなら、転職サイトはWnatedlyをフル活用しましょう
ポートフォリオサイトの準備
エンジニア転職において、必ず準備しておかなければならないのが、自分の実績や実力を示すオリジナルサイトです。
プログラミングをゼロから勉強した人には実績がないため、自分で制作したオリジナルサイトのみで勝負することになります。
オリジナルサイトは2〜3個制作すれば十分
オリジナルサイトはいくつくらい準備するのがいいのかと言うと、正直2〜3つで十分です。自分は2つしか作っていませんでした。
10個の適当なオリジナルサイトを制作するよりも、クオリティの高い2個のサイトを制作した方が効果的です。
結局、面接官はオリジナルサイトから何が知りたいのかというと、その人のスキルセットとそれがどのくらい扱えているかです。
もちろん、オリジナルサイトを作るのは多ければ多いほど熱意は伝わるため、マイナスになることはないですが、熱意を伝えるのはその場のコミュニケーションがメインであるため、あまりサイトの制作に時間をかけすぎて、転職活動を遅らせない方がいいです。
以上の理由から、オリジナルサイトの制作は2〜3個で大丈夫です。
面接で意識すべきこと
ここからは、面接官に好印象を与えるポイントについてまとめていきます。
「成長したいから」とは言ってはいけない
面接において最も重要なことは志望動機を聞かれた際に「成長したいから」という文脈のことを絶対に言わないことです。
本音としては、スキルを磨ける成長環境が最も大事であることはわかるのですが、企業の立場に立つと、あなたを成長させるために採用したいわけではないため、悪印象を与えます。
企業に伝えるべきは、自分を雇うことのメリットです。とは言っても、実務未経験者が、どんなメリットが伝えられるかというと、正直ないです(笑)
そこで、志望動機を聞かれた時は「成長したから」ではなく、必ず「御社の理念やビジョンに共感したから」と答えましょう。
そもそもエントリーしてから、面接に進む会社を選択する時の判断基準は「会社の理念やビジョン」であるはずです。
志望動機はそちらを重視して答えましょう。
笑顔・頷く・声を張る
これは、エンジニア転職に限らない基本中の基本ですね。にも関わらず、できていない人が意外といるものです。
この「笑顔・頷く・声を張る」ということが大事なのは、これ以上説明する必要はないでしょう。
面接の結果に大きく響く要素ですので、うっかり忘れないようにしましょう。
自走力がある/勉強が好きアピール
私が転職活動をしていた時に、よく面接官に逆質問したことが「どんな人が入ってきて欲しいですか?」です。
この質問で、よく返ってきた答えが「真面目な人で勉強が好きな人」「自走力がある人」「根気強く作業に地理組み続けられる人」です。
やはり予想通りではありますが、エンジニアとして適性があるのは、常に勉強をし続けられる人、途中でへこたれない人です。
Web業界の変化は他の業界よりも速く、求められるスキルは絶えず変化していきます。そのため、常に最新のトレンドにキャッチアップすることができる人を最も欲しいのは当然です。
面接では、上記を特にアピールしていきましょう。
(+α)会社の未来や課題を考えてみる
自分が面接を受けていて一番話が盛り上がったのは、一緒に会社の課題を考えたり、今後の事業の進め方のディスカッションです。
これは難易度が少し高いので、全員ができる必要はないですが、もしディスカッションができると、面接官としては「この会社のことをここまでよく考えている」「一緒に働くイメージが湧く」となります。
これができると、確実に頭一つ飛び抜けます。
もし、絶対にいきたい会社が見つかったら、このディスカッションができるくらいに「事業内容」「ビジョン」「理念」を頭に叩き込み、自分なりに会社の未来を考えてみてください。
また、以下の記事にエンジニア転職において頻繁にされた質問7選を紹介していますので、合わせてご覧いただければ完璧だと思います。
まとめ
- 転職サイトはWantedlyがオススメ
- オリジナルサイトは2〜3個制作しよう
- 面接では、「ビジョンに共感しよう」「笑顔を忘れずに」「勉強は好きアピール」「できればディスカッションをできるレベルまで仕上げる」
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^