社会人になってからの努力はコスパが最強すぎる話

今回は、社会人になってからの努力はコスパが良すぎるという話をしていきます。

この動画を最後まで見ていただけたら、いかに社会人になってからの努力が素晴らしいものであるかがわかります。

現段階でいまいち本気になれていない人も一気にやる気が出ると思いますね。

本記事を見てくれている人の中には、高校生の方、大学生の方、社会人になった方と色々いると思いますが、誰であってもいつかは社会人になるので、ぜひ全員に見て欲しいです。

そして、「なんか最近やる気でないな….。」とか「いまいち本気になれないな…」という時は、ぜひ自分のこの動画を見て、改めて気合いを入れなおして欲しいなと思います。

ちなみに、同じ内容をstand.fmという音声メディアでも配信しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください^^

先日のように、体調が崩れない限りは毎日配信しているので、もし気に入ったらぜひフォローお願いします^^

https://stand.fm/channels/5f4b81296a9e5b17f70deb91

大学受験や就職活動では努力量は半端ない

社会人になってからの努力のコスパの良さは、大学受験勉強や就職活動と比べてみたら一目瞭然です。

大学受験の場合

例えば、大学受験の場合、自分は大学受験ガチ勢なのでよ〜くわかりますが、やっぱり東大や京大、阪大、一橋大学、東工大あたりに合格するのは一般的には難しいです。

自分にとってはその辺の大学に合格することは造作もないことですが、やっぱり一般的には難しいです。

一応、理論上は、東大だろうが、京大だろうが、他の旧帝大であろうが、問題を解きまくって、ほぼ全ての問題のパターンを覚えてしまったら、必ず合格点は取れるようになります。

過去の記事でも書いたように、大学受験というのは「頭の良さ」を測る試験なのではなくて、「努力の量」を測る試験です。

だからこそ、とにかく時間をかけて、問題量さえこなせばぶっちゃけ誰でも旧帝大に合格することはできます。

ただ、それでもやっぱり、旧帝大以上の大学に合格しようとすると、それなりに時間をかけて、かなりの問題量をこなす必要があります。

時間はだいたい1年から2年くらいは、やっぱりちゃんと勉強しないとなかなかライバルを振り切ることができない世界です。

大学受験でも何かしらの国家試験でも、数年間、毎日6時間、7時間勉強するのが、努力量の相場なんですよね。

しかも、これだけ頑張ったとしても、必ずしも合格するとは限らないですよね。

当日に体調が悪くなるかもしれない。

緊張感にやられて、力を発揮できないかもしれない。

隣の奴の貧乏ゆすりしたり、シャーペンカタカタしてやたら鬱陶しいかもしれない。

どれだけ頑張ったとしても、平気で落ちる可能性があるのが大学受験です。

非常に残酷な世界です。

自分と一緒に京大を目指していた友達たちも、めちゃくちゃ頑張っていたのに、みんなバンバンちていきました。

あと一点というところで落ちた友達もいました。

みんな京大の覇王色の覇気にやられて、気がついたら、自分とほんの数人しか立っていなかったですよ。

しかも、大学受験は1月の中旬のセンター試験や2月25日にある二次試験までに仕上げなければいけないというデッドラインがありますよね。

国家試験などもそうですが、全員が等しく特定の時期までにハイクオリティで仕上げていかなければいけないという時間的な制限もあります。

就職活動の場合

就職活動も、大学受験と同様に、人気企業やハイレベルな企業に就職しようとしたら、かなりの努力量を求められます。

その辺のへぼい企業だったら、特に努力しなくても入れますが、人気の大手企業だったり、外資系のコンサルティングファームや投資銀行、メーカーあたりになると、かなり倍率は高いし、試験や面接のレベルが格段に上がります。

例えば、外資系のコンサルや投資銀行の場合は、自分も10社くらいインターンや本選考を受けてきたからわかるんですが、G-MATやSPIでかなり高いレベルを求められるし、しかもフェルミ推定やケーススタディも高いレベルで仕上げないといけません。

自分がAT.カーニーを受けた時の最終選考で出された問題ってどんなんだと思います？

これからのグローバル化とテクノロジーの発展を考慮して、100年後の国はどうなっているか推察せよ

ですよ。笑

A4の紙に、この2行だけがポンと書かれていて、15分くらい個人ワークして、あとはマネージャーとディスカッションという内容でした。

王道のケーススタディと違って、この問題にはなんのフレームワークが使えるのかさえ不明ですよね。

トップティアの外資系の企業の選考ってまじでこんなんです。

しかも、インターンに参加できた後も、高いレベルで結果を残さないと本選考に進むことはできません。

ここまで説明してきたように外資系のコンサルや投資銀行は当然相当な努力量が必要とされますが、努力量云々の前に、そもそも頭の良さが必要だったり、学歴が必要となるのが就職活動です。

「努力量はこれくらい必要です」という話ではないんですよね。

圧倒的にスタートから、不平等な世界が就職活動です。

だから、就職活動の場合は、努力が報われる報われないの前に、まずはそもそも挑戦権があるかどうかというところから始まります。

そして、挑戦権があったとしても、強者がうじゃうじゃいる中で、人気企業から内定をもらうことはかなり難しいです。

人気企業なんかは、倍率が100倍とか200倍とか普通です。

今は、売り手市場とか言いますが、そんなのレベルの低い企業の話です。

大学受験も就職活動もリターンが小さい

ここまでで、大学受験も就職活動も大きな成果を残そうとすると、かなりの努力量が必要であることがわかりましたよね。

じゃあ、大学受験にしても就職活動にしても、それだけ頑張ったんだから、それなりのリターンがないと困るんですが、いうほど頑張った結果得られるリターンは大きくないんですよね。

大学受験で旧帝大クラスに入学できたとしても、別に社会人になってから安定して、年収1000万円以上もらえることが保証されるわけでもなんでもないですよね。

高学歴を手にした結果、大手企業へ入る権利が与えられて、30代中頃になったらようやく年収が1000万円超えてくるレベルです。

新卒で入社してから実に10年後の話です。

しかも、100歩譲って10年待った後にずっと安定的に年収1000万円もらえるならまだいいですが、今の時代そんなこともないですよね。

どんな大きな企業であっても、一寸先は闇だし、年齢を重ねれば重ねるほど、リストラや早期対象のリスクは高くなります。

外資系のコンサルティングファームとか投資銀行とかメーカーとかその辺のかなり強い専門性とか肩書きが手に入るならまだいいですが、その辺の日系大手企業レベルでは、努力に対するリターンが大きいとはとても言えないです。

大学受験や就職活動を頑張った結果、就職して約10年後に不安定な年収1000万円ですよ。

これ、コスパ悪すぎじゃないですか？笑

社会人になってからの努力

ただ、一方で社会人になってからの努力はどうですか？

頑張り始めてから3ヶ月もあったら人生変わり始めません？

一年もたったら、全くの別人になって、全く違う環境で、大きな時間とお金を手に入れられていることに気がつくはずです。

大学受験では1年も2年も毎日相当勉強しなければいけないのに対して、社会人になってからの努力は半年から1年程度で、かなり大きな成果が出始めます。

これまで社会人になってから努力したことがある人は身に染みてわかるはずです。

特に自分の場合は、大学受験、就職活動、ビジネスと全部本気で取り組んできた経験があるからこそ、余計に実感します。

社会人になってからの努力のコスパの良さを。

社会人になってからの努力がなぜこれほどまでにコスパがいいかわかります？

社会人になってからの努力のコスパがいい理由①：ライバルが圧倒的に少ないから

社会人になってからの努力がコスパいい理由の1つ目は、ライバルが圧倒的に少ないからです。

Twitterを見ていると、なんだか意識が高い人が多くて、ライバルがうじゃうじゃいるように見えますが、世間的に見れば、我々は超がつくほどの少数派です。

世の中の大半の人は、社会人になった後、何の勉強もしないし、何の努力もしません。

何も目標を持たずに、毎日金麦とNetflixのことだけを考えてだらだらしながら過ごしています。

なぜそうなるのかというと、大学受験や就職活動は、人生において、ほぼ全員に訪れるイベントとして常識に植えつけられているからです。

みんながみんな、人生において大学受験をすることは当たり前、就職活動をすることは当たり前だと思ってますよね。

完全に日本人全員の人生の中に大学受験や就職活動が、中学や高校に行くのと同じくらい当たり前のこととして、人生に組み込まれています。

だからこそ、自分と同世代の人たち全員が一斉に大学受験に参戦します。終章活動に参戦します。その結果、ライバルがうじゃうじゃいる状況が完成します。

一方で、社会人になってからの努力ってどうですか？

大学受験や就職活動と違って、人生の中で全員がやるべきものという認識は誰も持っていないですよね？

実際に、社会人になったから行動している人はごくごくわずかだし、勉強している時間も一日6分と言われたりもしています。

全員が一斉に参戦してくるようなイベントでも何でもない、強制力がないことだからこそライバルは誰もいない状況になります。

ライバルがほとんどいない段階で、大学受験や就職活動と比べて、成果を残すことなんて圧倒的に簡単になります。

社会人になってからの努力のコスパがいい理由②：人生の豊かさに直接結びつくものだから

社会人になってからの努力がコスパいい理由の2つ目は、人生の豊かさに直接結びつく行動だからです。

大学受験や就職活動の場合は、人生を豊かにするための手段でしかないですよめ？

高学歴にしても、いい会社に入社することも、それ自体が人生の豊かさに繋がるわけではなくて、人生を豊かにするための手段です。

高学歴や人気企業の肩書きという武器を使って、何かのアクションを起こして初めて、人生の豊さに繋がります。

立派に東大卒とか京大卒なんていう肩書きを持っていても、それを意識的に使わなければ、クソの役にもたちません。

大手企業の肩書きも同じです。

つまり、大学受験を頑張ることも、就職活動を頑張ることも、人生を豊かにするための「間接的な努力」になるわけです。

一方で、社会人になってからの努力は、全て人生の豊かさに直結します。

個人の力で10万円稼げるようになったら、生活が一気に楽になります。

スキルを身につける努力をしたら、会社から独立できたりリモートワークができるようになります。

社会人になってからの努力は、ほぼ全てが、お金や時間を手に入れることに直結するような努力になるわけです。

大学受験や就職活動のように、回りくどい努力ではなくて、ダイレクトにお金と時間が手に入るような努力になるので、努力に対するリターンがとてつもなく大きくなります。

社会人になってからの努力のコスパがいい理由③：ビジネスはプラスサムゲームだから

社会人になってからの努力がコスパいい理由の3つ目は、ビシネスはプラスサムゲームだからです。

大学受験や就職活動は、定員があらかじめ決められていて、完全なる椅子取りゲームになります。

勝者がいれば敗者が必ず生まれます。

つまり、ほぼゼロサムゲームとなるのが大学受験や就職活動です。

一方で、ビジネスの世界はプラスサムゲームです。

つまり、全員が勝者になれる世界です。

誰かが稼いだら、誰かが稼げなくなるような世界ではありません。

この世界にあるお金の総量は際限なく増えていきます。

他社とお客さんを奪い合うような環境でビジネスをしなければ、絶対に全員が勝てる世界なんですよ。

もちろん、ポジション取りだったり、マーケティング戦略が必要にはなりますが、大学受験や就職活動のように、構造的に必ず敗者が生まれる世界ではありません。

うまくビジネスを展開すれば、全員が仲間の状態で、全員のお金を増やすことがでいます。

まとめ

ここまで、大学受験や就職活動と比べながら、社会人になってからの努力がいかにコスパのいいものであるかを説明してきました。

• ライバルが圧倒的に少ないから
• 人生の豊かさに直結するアクションだから
• ビジネスの世界はプラスサムゲームだから

の3つです。

社会人になってからの努力がいかにコスパがいいものであるかがわかりますよね。

大学受験や就職活動も頑張った方がいいっちゃいいのですが、最悪、社会人になってから頑張ったら全て余裕で取り返せます。

自分は京大も出ているし、ドコモというわりと人気の企業にも入りましたが、自分より大したことがない肩書きしか持っていなくても、自分よりも稼いでいる人なんて腐るほどいますからね。

そういうことです。

真に頑張るべきは、大学受験でも就職活動でもなく、ビジネスです。

それさえ頑張ったら、他のことは何も頑張らなくてもいいくらいです。

学歴や会社名なんて、ビジネスを少し有利に進められるくらいの小さな短剣に過ぎないんですから。

この記事を見ている大半の人は、大学受験をサボってきたと思います。

就職活動もサボってきたと思います。

その結果、大した学歴を持っていないし、大した会社にも就職していないと思います。

でもそんなことどうでもいいんですよ。今から頑張れば全てひっくり返ります。

これまで頑張ってこなかった分、今こそ頑張りましょう！今が人生における本当の頑張りどきです。

本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください^^