副業としてプログラミングをオススメする理由
今回は副業として、プログラミングをオススメしない理由についてまとめていきます。
副業には、プログラミングの他に、動画編集やアフィリエイト、YouTubeなど色々あります。
この中でも、今副業界隈の中ではプログラミングが結構人気だったりします。
しかし、自分の立場で言うのは何ですが、個人的には副業としてプログラミングをすることは、あまり強くオススメしません。
自分がプログラミングの副業をオススメしない理由について話す前に、何をもってして「いい副業」なのかどうかを初めに定義しておく必要があります。
副業の良し悪しの定義として使われる評価軸としては、「即金性」「資産性」「習得難易度」「報酬金額」があります。
「即金性」はその言葉の通り、勉強をしてからどれくらい早くお金が入るか。
「資産性」は、自動収入となり得るかどうか。
「習得難易度」は、稼げるようになるまでの難易度。
「報酬金額」は、シンプルに副業として稼げる金額。
プログラミングは、この4つの評価軸で評価してみると、およそ以下のようになると思っています。
- 即金性:★★☆☆☆
- 資産性:☆☆☆☆☆
- 習得のしやすさ:★☆☆☆☆
- 報酬金額:★★★★★
今回は、この4つの評価軸に対する評価を一つずつ深掘りする形で、副業としてプログラミングをオススメしない理由について説明してきます。
そして最後に、タイトルにもある「やるなら○○だ」について触れていきます。
即金性について
プログラミングの副業の即金性については、「★★☆☆☆」と評価しました。
やはり、プログラミングはどれだけ頑張っても、まとまったお金を稼ぐためには、3ヶ月くらいかかります。
かなり早いペースで習得して2ヶ月くらいです。
会社の都合や家族の都合でなかなか勉強する時間が取れない場合は、半年経ってもまだ稼げていないみたいな状況の人も大勢います。
YouTubeやアフィリエイトと比べると、まだましな方ですが、やはり勉強する量が多いことが、即金性がない原因です。
とにかくプログラミングは、早くて3ヶ月、遅ければ半年経ってもまだ稼げない人がいるほどの即金性しかありません。
一方で、せどりやコンテンツ販売、XMアフィリエイトなどであれば1ヶ月あれば十万円、センスがある人なら数十万円稼ぐことができてしまいます。
やはりこれらと比べると、どうしてもプログラミングについては、その即金性を高く評価することができません。
資産性について
資産性は、自動収入となり得るかどうかです。
この資産性については、「★☆☆☆☆」と評価しました。
つまり、プログラミング単体では、自動収入を作ることはほとんどできないということです。
確かに、プログラミングを駆使して、株式の自動売買ツールを作ったり、定期的にサブスクリプションや手数料という形でお金が入ってくるサービスをリリースすれば、自動収入を作ることはできます。
これが「★」が一個ある理由です。
ただ、上記のようなレベルの高い使い方はほとんどの人ができないため、通常はクライアントからWeb制作やアプリ開発などの案件をもらう形で収入を得ると思います。
案件を受注して副業するパターンの人が今非常に多いですが、このようなクライアントワークでは本業と同じように労働しなければいけないため、本業で残業しているのとあまり変わらない状態になります。
もちろん、副業でしているプログラミングの知識を活かして、情報発信をするなどしてスケールさせていけば、自動収入も作れるかもしれません。
しかし、やはり本当にレベルの高いエンジニア以外は、プログラミング単体で自動収入を作ることは不可能なので、資産性を小さめに評価しました。
習得のしやすさ
プログラミングの習得のしやすさについては、「★☆☆☆☆」と評価しました。
プログラミングの習得難易度については、「即金性」のパートで軽く触れましたが、プログラミングは副業の中で最も挫折しやすい副業の一つといえます。
先ほども触れましたが、初学者が挫折してしまう一番の原因は、勉強しなければいけない量が多いことにあります。
Web制作をするだけでも、HTML、CSS、JavaScript、PHP、WordPress、ネットワークの知識など、覚えなければいけないことが多いです。
しかも、ただ勉強する量が多いだけでなく、プログラミングは大量の文字列が並んでいたり、エラーが多発したりと、勉強がそれほど得意ではない人にとって挫折しやすい性質を持っています。
実際、プログラミングは初心者の8割以上が挫折するので、これに異論を唱える人はいないと思います。
勉強が終わったと思ったら、次はポートフォリオを制作しなければいけません。
営業をするのに、ポートフォリオは1つだけでは心許ないので、最低2つは政策する必要があるでしょう。
ここまでの労力をかけてようやく営業を始めることができます。
これらのことを考慮すると、やはり全くのゼロからスタートする副業初心者にとってはかなりハードルが高いのは間違いないです。
報酬金額について
報酬金額については「★★★★★」と評価しました。
つまり、報酬金額については、どの副業と比べてもトップクラスに高いことは間違いないです。
どこから案件をもらうかやどのような案件かによっても報酬金額は変わりますが、簡単なWeb制作でも一つの案件につき数万円、高い場合は数十万円もらえます。
YouTubeの動画編集者の報酬金額が、一本あたりだいたい4000円から1万円の幅しかないことを考えると、やはりプログラミングの案件の単価はかなり高いです。
一つの案件で数十万円もらえる副業って他にはそうそうないので、他の評価軸を棚に上げて、報酬金額単体で見れば、プログラミングは優秀だと思います。
プログラミングは、ゼロから勉強し始めてから案件を獲得するまでの道のりが長く険しいので、まあこれくらいの報酬金額はあって当然かなという感じです。
ここまでの話を踏まえて、副業としてのプログラミングを総合的に評価すると、自分はやっぱり強くオススメすることはできません。
どうしてもプログラミングをやりたいという気持ちがあるのなら止めはしませんが、お小遣いが欲しい程度で副業を始める人はプログラミングはやめておいたほうがいいです。
月に10万円以下くらいのお小遣い程度であれば、わざわざ勉強をプログラミングの勉強を頑張らなくても、動画編集しかりせどりしかり、もっと楽に稼げる手段はいくらでもあります。
下手にプログラミングに手を出すと、すぐに挫折してしまって、副業自体をやめてしまうことにもなりかねません。
確かに、プログラミングは報酬金額が高いのは魅力的ですが、そのほかの「即金性」「資産性」「習得のしやすさ」には厳しい評価がつきます。
これまでのプログラミングの副業の特徴をざっくりまとめると、「稼ぐまでは超大変。でもスキルがつくと超稼げるよ」ということです。
つまり、明らかに10万円ちょっとを稼ぎたいくらいの副業マンには向いていないことがわかります。
なぜなら、10万円ちょっと稼ぎたい副業マンは、当然楽に稼ぎたいと思ってるし、超稼ぎたいと思ってないわけなので、完全にミスマッチが起きてます。
それではプログラミングはどのような人が向いているのか。
それは、さっきのプログラミングの特徴からもわかりますが、
- エンジニアを本業にしたいと思っている人
- 将来的にエンジニアとして独立したいと思っている人
です。
このように思っている人であれば、副業としてプログラミングを選ぶことに合理性が出てきます。
本業との同時並行でやる副業としてプログラミングを選択するのは、これまで説明してきたプログラミングの性質上、明らかに向いてないです。
プログラミングは本業にしてこそ、その力を思う存分発揮することができます。
プログラミングは、即金性はないし、勉強量も多いし、自動収入にもならない ので、明らかに副業としては向いていないです。
「即金性がなくて、勉強量も多くて、自動収入にもならないけど、報酬金額はめちゃくちゃ多い」。
これは、完全に本業向きの性質です。
副業は、楽に稼げてこそ。自動収入になってこそです。
要するにまとめると、プログラミングは「それなりの覚悟がない人は去ったほうがいい。やるなら””本気””だ。」ということです。
これが本記事のタイトルの答えです。
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