将来性のあるプログラミング言語TOP5
プログラミングを学習する人が増えてきていますが、初学者の人は一体、どの言語を勉強すればいいかを迷うと思います。
自分も去年の夏あたりにプログラミングを学習し始めたのですが、どの言語を学習すべきかを、かなりネットで漁っていました。
将来性ベースで探してみたり、年収ベースで探してみたり、参入障壁ベースで探してみたりと色々な基準で、どれを学習すべきかをひたすらネットサーフィンしていました。
もちろん、現時点で自分の作りたいものが明確に決まっている場合は、難しいことを考える必要なく、それを作るのに必要な言語を学べばいいと思います。
例えば、ただのWeb制作がしたいなら、JavaScript一択です。
Kotlinを勉強したって役に立ちません。
機械学習方面にいきたいと考えているのなら、Python一択です。
Javaを勉強する意味はありません。
このように、初学者の中でもすでにプログラミングを学ぶ目的がはっきりとしている人は、言語の選定に悩むことはないと思います。
一方で、プログラミングのブームで、目的なしになんとなくプログラミングの世界に足を踏み入れたという人は、どの言語を選べばいいかがさっぱりだと思います。
そのような人は、とりあえず「将来性ベース」で、学ぶ言語を決めればいいと思います。
せっかくお金と時間をかけて勉強した言語が、全く人気がないものだったり、将来性のないものですぐに廃れたりしたら悲しいですよね。
自分が学んでいる言語が「将来性があってノリに乗っている言語である」という事実が、学習意欲を高めてくれます。
ポケモンでもビードルを育てるのと、ミニリューを育てるのとではまるでモチベーションが違いますよね。
ビードルをいくら頑張って育てたところでスピアーという雑魚ポケモンにしかならないのに比べて、ミニリューを頑張って育てれば、カイリューになるわけですから。
ビードルには申し訳ないですが、これが現実です。
ビードルに将来性なんて皆無です。
やはり、廃れていく一方の言語を学ぶよりも、将来性がある言語を学ぶ方がやる気が違います。
そして、将来性のある言語というのは、必然的に年収が高くなります。
そのため、今回は様々な大手のテック系企業が発表するレポートだったり、プログラミングスクールの記事などを参考にして、今後最も将来性のある言語を5つ紹介していきます。
第5位:C++
人気のプログラミング言語の第5位は、C++です。
C++(シープラスプラス)は、C言語の拡張版として開発されたプログラミング言語です。
C++は、C言語より開発効率が向上したり、C言語との互換性もあるので、開発でC言語と一緒に使われることがよくあります。
C++の歴史は1979年まで遡りますが、現在でも多くのOS、ブラウザ、ゲームにとって中核的な言語であり、広く利用されています。
第4位:C#
人気のプログラミング言語の第4位は、C#です。
C#(シーシャープ)は、Microsoft社が2000年に開発したプログラミング言語です。
C言語やC++と似ていますが、異なる点は、C++とJavaの優れた点を取り入れて作られた言語であるということです。
ただ、C言語に似た文法ではあるため、C言語系の言語を学んだことがある人にとっては、かなり学習コストが小さくなると思います。
C#は開発したMicrosoft社のOSであるWindows専用の言語でしたが、今はMacのOSやAndroidなどでも、幅広く対応しています。
ちなみに、Microsoft社やSkypeの公式サイトにも使用されています。
第3位:Java
人気のプログラミング言語の第3位は、Javaです。
Javaは1995年にサン・マイクロシステムズによって開発されました。
その後に、同社はオラクルに買収されて今に至ります。
オープンソース言語のJavaは、TwitterやNetflixといった大企業によく利用されています。
モバイルやウェブのアプリケーション、ゲーム、データベース主導型ソフトウェアなどの開発に主に使われています。
Javaは、C++やC#と似ているので、これらの言語間の切り替えは容易に行えます。
また、Javaは、プログラミング言語のなかでも案件が非常に多いという特徴があります。
例えば、レバテックフリーランスの案件数(2020年4月現在)をみてみると、
- Pythonの案件数:約700件
- PHPの案件数:約1700件
- JavaScriptの案件数:約2000件
- Javaの案件数:約2300件
といったように、Javaの案件数がかなり多いことがわかります。
単価が高く、なおかつ安定した需要があるプログラミング言語であることは間違いないです。
第2位:JavaScript
人気のプログラミング言語の第2位は、JavaScriptです。
ウェブサイトの構築に利用される主要な言語の1つであるJavaScriptは、引き続き世界でも人気の高いプログラミング言語となっています。
JavaScriptは「Webページに動きを出すこと」ができ、この役割はほかのWeb系のプログラミング言語では担うことができないことが、JavaScriptの需要の高さの要因です。
「Webアプリ開発」はもちろんのこと、「スマホアプリ開発」や「ゲーム開発」といったことができ、とにかく汎用性も高いです。
Javaに名前が似ているが、関連性はほぼありません。
第1位:Python
人気のプログラミング言語の第1位は、Pythonです。
Python(パイソン)は、1991年に開発されたプログラミング言語です。
歴史は長い言語ですが、人工知能分野で使われることもあり、近年注目を集めるようになりました。
Pythonはコードの文量が少なく、読みやすいことが特徴です。
文法もシンプルなので、他人が書いたプログラムでも読み取りやすく便利です。
Webアプリケーションや組み込みアプリケーション、人工知能の機械学習などで使われていて、Pythonが使用されている代表的なサービスには、YouTubeやインスタグラム、Evernoteなどがあります。
Pythonの将来性はかなり高いです。
それは、PythonがAI分野に強いからです。
これからAIの大波が来ることは確実なので、AI人材を目指してみるのはかなりありだと思います。
まとめ
ここまでで、2020年度版の人気言語ランキングのTOP5を紹介してきました。
今回紹介した言語は、将来性ベースでのランキングなので、初学者の参入障壁は一切考慮していません。
とはいっても、Java、C++、C#に関しては、確かに初学者はとっつきにくいとは思いますが、JavaScriptとPythonに関しては、学習コストは低いので、全然いきなり学習し始めても大丈夫なレベルです。
そういった参入障壁の低さも、JavaScriptとPythonの魅力だったりします。
この二つの言語のうち、どちらを勉強するかですが、Webアプリケーションに興味があるならJavaScript、機械学習方面に興味があるならPythonを勉強すればいいと思います。
もちろん、どっちもWebアプリケーションは開発できますが、やはりWebアプリケーション領域ではjavaScriptの方が何かと汎用性が高くて、コアな技術なので、JavaScriptの方を勉強するべきです。
今なら、Vue.jsやReactなどのフレームワークもかなり熱いので、基本が学べたら、どちらかのフレームワークを勉強してみればいいと思います。
機械学習に興味があるなら、いうまでもなくPython一択です。
JavaScriptにしてもPythonにしても、独学よりも当然スクールの方が学習効率が段違いにいいわけですが、どのスクールと比較してもやはり、TechAcademyの「4週間コース」が一番コスパが高いです。
他のスクールでは、数十万円もかかったり、安くてもオフラインしか対応していなくて不便さがあったりします。
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自分も無料体験から入って、いいなと思ったので、フロントエンドコースの受講を踏み切りました。
- 第1位:Python
- 第2位:JavaScript
- 第3位:Java
- 第4位:C#
- 第5位:C++
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^