効率良くお金を稼ぎたいならWeb開発案件よりもWeb制作案件の方がおすすめである理由
今回は、効率的にお金を稼げたいなら、Web開発案件ではなく、Web制作案件の方がおすすめである理由について話していきます。
今プログラミングの勉強をしている人は、多いと思うのですが、このチャンネルを見ている人は、Web開発案件かWeb制作案件のどちらかの道に進もうとしている人が多いと思います。
おそらく自分の記事を見てくれている人は、自分の発信内容的にAIエンジニアになりたいとかネイティブアプリエンジニアになりたいという人は、ほとんどいないと思います。
Web開発案件と、Web制作案件のそれぞれは、仕事内容も特徴も全然違うので、コーディングするという点では共通していますが、ほとんど別の職業だと思ってもらってもいいくらいです。
このどちらを選択するかなのですが、各個人の趣味思考だったり、やりたいことを考慮して、好きな方を選べばいいと思います。
ただ、色々な要素がある中で、「効率的に稼ぐ」ということを重視するなら、自分は圧倒的に、Web制作案件の方をおすすめします。
「え、Web開発案件の方が案件単価が高くて稼げるんじゃないの？」と思った人がいるかもしれません。
ただ、意外とそうでもない理由について、今回は話していこうと思います。
Web開発案件よりWeb制作案件の方が稼げる理由
理由①：上流の仕事も巻き取れるから
Web制作案件がWeb開発案件よりも稼げる理由の一つ目は、Web制作案件の方は上流の仕事も巻き取っていきやすいからです。
確かにWeb開発案件は、ちゃんと実務経験を1年以上積んでフリーランスになれば、一つ一つの案件は60万円以上は堅いくらい高単価で受注することができます。
一方でWeb制作案件の方の案件単価は、高くても2,30万円くらいが限界です。
40万円、50万円という案件はそうそうお目にかかることができないと思います。
このような感じで、Web制作案件の単価は、Web開発案件よりも案件単価が半分以下くらいしかないのですが、Web制作案件の方は、Webマーケティングだったり、動画マーケティングだったり、LINEマーケティングのような上流の仕事に持っていきやすいので、これができればかなり報酬は高くなります。
基本的にWeb制作の道に進む人は、自分はプログラマーだと思わない方がいいです。
Web制作スキルは、あくまでマーケターとしての仕事をするための入り口としての役割という認識でいるのが一番稼げるスタイルです。
基本的に、Webマーケティングをする会社も、ほとんどの場合は、いきなり法人に「マーケティングしますよ〜」と言って営業するのではなくて、初めはWeb制作を売り込んだりします。
営業された側からすると、だいたいがリテラシーがないので「マーケティングって何ですか？」となってしまい、まとも売り込むことができないので、わかりやすいWebサイト制作から入るわけです。
そして、Webサイトを制作し終えたら、「ところでお客さん、広告運用もできるんですけどいかがですかい？」「動画を使った集客もできるんですけどいかがですかい？」というような提案を被せていくわけです。
LINEを使って商品の成約率をあげるマーケティングもそんな感じで、ブッこんでいきます。
ここでのWebサイト制作は、あくまでフロント商品であって、こちらの本命はその後にある、高単価な報酬がもらえるマーケティング支援にある感じです。
今言ったような、フロントエンド商品としてわかりやすくてなおかつ比較的低単価な提案をして、相手の懐に潜り込んだあとに、高単価な提案をすることをはよくあります。
特に、Webマーケティングの方は、動画マーケティングとかLINEマーケティングと比べると、イメージが湧きにくいので、Webサイト制作をフロントエンド商品にすることが多いです。
こんな感じで、Webサイト制作は、それ単体だと稼げる金額に上限値があるのですが、最終的にマーケティングスキルを売り込むことができれば、Web開発案件を余裕で超える金額を稼ぐことができます。
確かマナブさんがエンジニアをやっていた時に、年収1800万円稼いでいたと言っていますが、これを聞いた時に「そんなん嘘やん」「Web制作でそれは無理」と思う人がいるかもしれません。
ただマナブさんは、当然Webサイト制作をしたあとに、お得意のSEOを中心にマーケティングの仕事も巻き取っていたから、これだけ稼げたわけです。
年収1800万円っていうても、月収150万円のことですから、マーケティング領域も巻き取れれば、これくらいなら全然余裕でいけると思うので、マナブさんは全く嘘はついていないと思いますよ。
Web開発案件組は、Web制作案件は、これから低価格競争に巻き込まれるようになるなどの否定的なことを言いますが、それに関してはその通りだと思います。
ただ、この動画を見てくれた人は、Webサイト制作はただの入り口であって、本命は、その後ろにあるマーケティングスキルの売り込みなんだということをわかってくれたと思うのでもう大丈夫です。
この動画を見ていない人だけ、低価格競争に巻き込まれて、脱落してきます。
Webサイト制作と合わせてちゃんとマーケティングも勉強すれば、さっきのマナブさんの例でも出てきたように、Web開発案件よりも全然稼げるので、むしろマーケティングに寄っていきたい人は、Web開発案件よりも、Web制作案件の方に進むべきだと思っています。
Web開発案件の方は、マーケティングの仕事も巻き取っていくようなことはほとんどできないですからね。
Webサイト制作をやりつつ、少しずつマーケターとしての仕事もして、最終的にコーディングを一切やめて、純度100%のマーケターになることを目指すのが、効率的にお金を稼ぐという観点では、明らかに勝ちパターンです。
理由②：ディレクターや営業のレイヤーに上がりやすいから
Web制作案件の方が効率的に稼げる理由の2つ目は、ディレクターや営業のレイヤーに上がりやすいからです。
正直先ほど紹介した一つ目の理由だけでも、Web制作案件が効率的に稼げることの理由になっているのですが、プラスアルファでこれも大きいですね。
Web制作案件はWeb開発案件と違って、ディレクターになるのはかなり難易度が低いです。
Web開発案件の場合は、ディレクターになろうとすると、相応の現場経験や実力が必要になりますが、Web制作案件の場合は、案件自体が簡単なので、ぶっちゃけ案件を2〜3件こなしたことがあるなら、誰でもなることができます。
ディレクターは、自分自身はコーディングせずに、クライアントとコミュニケーションをとって、要件を確認して、最後にプログラマーが仕上げたものチェックして、クオリティを担保した上で納品することが仕事です。
自分自身は、コーディングしないので稼働には比較的余裕があって、複数の案件をこなす人が多いですが、その場合、月収が200万円を超える人もいるくらい稼げます。
ディレクターよりもさらにレイヤーをあげて、営業に特化すれば、さらに稼げる可能性があります。
まとめ
ここまでで、効率的にお金を稼ぎたいなら、Web開発案件よりもWeb制作案件の道に進むべき理由について話してきました。
Web制作案件は、
- 上流のマーケティングの仕事も巻き取りやすいから
- ディレクターや営業レイヤーにシフトしやすいから
の二つです。
これらのうち二つ目のディレクターや営業マンについては、確かに稼げるのは稼げますが、Web制作案件に依存しているという意味では、将来性はそれほどあるという訳ではないです。
そのため、個人的にはディレクターや営業も経験してもいいですが、それよりもマーケティングの仕事も巻き取っていって、最終的に純度100%のマーケターになるのが、安定して稼げる人材になると思っています。
ひとまず、広告運用、SEO、動画マーケティング、LNEマーケティングの4つのスキルを押さえておけばいいと思います。
どうやって勉強すればいいかというと、単純にそれらを教えてくれるサロンに入ったり、コンサルタントを探して、お金を払うだけです。
書籍で勉強するよりも、実績のある講座を受講したり、コンサルタントに習うのが一番早いです。
もしくは、Web制作案件をこなしていると、クライアント側から「広告運用できる？」とか「SEOできる？」と提案してくることもあるので、そのような機会があれば、それに乗っかって勉強しながら仕事をしていきましょう。
この時に、間違っても「できません」と答えたらダメです。
やったことがなかったとしても、自信満々に「できます」と答えてください。
そして、死ぬ気で勉強して、死ぬ気でハイクオリティな仕事をしてください。
このような機会が与えられることが一番成長できます。
総じて、Web制作案件に進む場合は、最終的に上流レイヤーにシフトして、コーディングしない道に進むのが効率的に稼ぐセオリーなので、どうしてもエンジニアをやりたいという人には向いていないです。
コーディングを仕事にしたいという人はWeb開発案件の方が絶対に向いています。
コーディングにこだわっていなくて、とにかく効率的にお金を稼ぎたいと思っているなら、迷わずWeb制作案件の方を選択しましょう。
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- Web制作案件は、上流のマーケティングの仕事も巻き取りやすいから
- Web制作案件は、ディレクターや営業のレイヤーに上がりやすいから
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