結論
- 結婚などによって、自分の可処分時間や可処分所得が制限されて成長する機会が失われることがないから
- 若い頃のほうが圧倒的に勉強できる体力があるから
若い頃こそ勉強して将来の可処分時間と可処分所得を最大化しよう
若い頃に「遊ぶ」を選択した人の未来
「若い頃は遊んでなんぼだ」
そう思う人は多いのではないでしょうか?
その結果、大学時代の4年間や社会人になってから毎日遊ぶことしか頭にない人が非常に多いように思える。
ただ私から言わせれば、このような考え方をしている人たちは、将来に起こり得ることを全く考慮せず、ただ目の前の遊びたいという欲求に任せて動いているに過ぎないです。
会社/学校が終わったら飲み会やサークルに行くことしか考えておらず、休日にはカフェや映画館に行ってみたりして必死に予定を埋めようと奔走している。
このように若い時代に「遊んでなんぼだ」が口癖だった人たちが30代、40代、50代になった時に、どのような状況に陥っているかはもう皆さんはご存知です。
つまり、何も知識がなく会社以外でお金を稼ぐ手段を知らないため、白髪で頭が覆い尽くされるまで会社で労働奴隷をすることになります。
このような人たちの中で、不幸中の幸いで一部が30代あたりになってから「勉強しなくては!」と危機感を持った人がいたとします。
しかし、彼らはすでに結婚をしていたため、家庭や仕事のことを両立しつつ勉強する時間やお金を準備することはなかなかできません。
結婚をしてしまうと、結婚式に数百万円、育児・教育に数千万円など莫大なお金がかかる上に、アフター5や休日も育児や家事に追われることになるでしょう。
仕方がないので、少しでも多くのお金をもらおうと会社で残業をしたり、昇進するために上司に毎日へこへこするしかなくなります。
その結果、この人たちも50代、60代になるまで結局会社で働き続けることになるわけです。
会社に勤めていると、旅行や趣味に割ける時間はなかなか取れませんし、教育費や住宅ローンがあるためお金の自由もほとんどありません。
若い頃に勉強をして、もっと広い世界を知り、もっと色々な稼ぎ方を知っていれば、このような会社漬けの毎日がいかに滑稽なものかを理解できたはずです。
彼らには知識がないために、圧倒的に人生の選択肢がないのです。
その結果、「それでも家族がいるから幸せなんだ!」「人生はお金じゃない!」と自分に言い聞かせて、今の悲惨な現状を正当化するしかなくなるわけです。
総じて、若い頃に遊ぶことを第一優先にして勉強を怠ってきた人たちは、会社に人生を捧げて、満足に自由なお金と時間が得られないまま老いていくしかないのです。
『知らぬが仏』ということわざがあるように、「自由に使えるお金や時間がたくさんある生き方」を知らないまま、「自分は幸せだったんだ」と思い込んで死んでいく人が最も幸せ人という悲しい現実となってしまいます。
世の中の99%の人がこのような状況に陥る中、若い頃に勉強した人はどのような人生を送ることができるかを次から説明します。
若い頃に「勉強」を選択した人の未来
若い頃にたくさん本を読み、プログラミングや動画編集やブログ運営などしっかり勉強や作業に費やした人たちの人生というものは非常に明るいです。
その大きな理由を2つ紹介します。
全ての時間とお金を自己投資できる
まず、若い頃には結婚もしていない人が大半なのでとにかく自分のお金や時間を全て自己投資に回すことができます(※ここでいう「若い頃」というのは結婚をしていない20代〜30代前半を指します)。
何にも煩わされることなく、自分の成長に全てを捧げることができるわけです。
もっというと個人的には、若い頃には結婚はもちろん恋人もつくらなければ完璧だと思っています。
これは別に「禁欲せよ」と言っている訳ではなくて、継続的なお付き合いになると、これまた結婚ほどではないにしてもかなりの時間とお金を奪われるからです。
デートをしなくてはならない、プレゼントも買わなければいけない、LINEでのやり取りもしなければいけないなど、とにかく時間とお金がすり減っていきます。
そのため、恋人を作るといった継続的な付き合いではなく、遊びたいと思った時に、ふらっと出かけて遊ぶスタイルが自分は一番だと考えています。
とにかく20代のような若い時代は、全てのものを主体的にコントロールできるようにした方がいいです。
自分が勉強したいときに勉強する。
自分が使いたいときにお金を使う。
自分が発散したい時に発散する。
といった具合です。
恋人や友達と付き合っていると、相手都合でお金や時間を消費しなければいけない機会が多いのです。
結婚や恋人とのお付き合いは避けることで、若い時間をより生産的なものにできることでしょう。
若い時代の体力は尊い
また、若い時代に勉強するべき理由としては、言わずもがな体力があり勉強に割ける時間やエネルギーが、30代、40代とはまるで違うからです。
自分もまだ20代で、30代、40代になった時の体力の衰え方は実感を持ってお伝えすることはできませんが、少なくとも当たり前のことではあります。
何かのスキルを身につけるためには、短期間で勉強をして成果を出す必要がありますが、このような短期集中で勉強に専念できる体力は非常に尊いものであり、若者だけが持っている特権と言えるでしょう。
30代、40代になってから長期的に学習や作業に取り組もうとすると、挫折する可能性は極めて高くなります。
この若い頃の体力を「遊び」なんかに使っていてはもったいない。
「遊び」より「勉強」の方がはるかに大きいエネルギーを要します。
そして「遊び」は30代、40代といつになってもできることです。
どちらを優先するべきかは明白でしょう。
まとめ
これまで「若い頃は勉強をすべきだ」と主張してきました。
ただ一つ勘違いして欲しくないのは「一切遊ばず、勉強をしろ」と言っている訳ではなく、「遊び中心の生活」ではく「勉強中心の生活」にするべきだということです。
基本的には全てのお金と時間を勉強に費やすべきですが、たまに気分転換に遊ぶのも大事です。
そして、自分の中で「十分に可処分時間と可処分所得が得られるようなスキルが身についたり、環境構築ができた」と思えたのなら、「遊び中心の生活」にシフトすればいいのです。
この「勉強中心の生活」から「遊び中心の生活」へのシフトは、20代に頑張っていれば30代には達成できるでしょう。
かくいう自分もこのような人生設計をしています。
そして、これが私の考えるもっとも効率的な生き方です。
最後にもう一度、まとめておきます。
- 結婚などによって、自分の可処分時間や可処分所得が制限されて成長する機会が失われることがないから
- 若い頃のほうが圧倒的に勉強できる体力があるから
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^