結論
【具体的なアクション】
- 【STEP1】ProgateやスクールでHTML,CSS,Javascript(JQuery),Ruby on Rails(またはLaravel)の基礎を学ぶ
- 【STEP2】とにかくオリジナルサイトを2つ形にする
- 【STEP3】復習は何もいらない、すぐさま転職活動を始める
- オリジナルサイトはクオリティはそれほど気にしない。とにかく形にすることが最重要であること
- エンジニア転職するまでにプログラミングの知識をしっかり身につけようと絶対に努力しすぎないこと
- 「プログラミング学習は転職後にするもの」だということを忘れない
プログラミング学習は転職後に始まる
現在、プログラミングを学習して将来エンジニアとして稼いでいきたいという人が急激に増えています。
プログラミング学習で多くの人が勘違いしているのが、本記事の最も重要なポイントですが、しっかり勉強してから転職活動を行おうとしていることです。
これは大きな間違いです。
プログラミング学習において最も重要なことは「いかに早くエンジニアとして現場で働き、現場で学べるか」です。
Progateやスクールなど、エンジニアの現場以外でいくら勉強したところで、その程度の知識は現場ではほとんど役に立ちません。
すぐさまエンジニア転職をせずに「いつまでもProgateやスクールの教材をぐるぐる学習している人」や「オリジナルサイトのクオリティを無駄に凝っている人」は、エンジニアとして必要な知識のうちの1%を完璧にしようと時間をひたすら投資しているのです。
独学では、残りのエンジニアとして必要な99%の知識は学べないでのです。
たった1%を完璧にするために時間を投資しすぎるのは、普通に考えればおかしいということが分かるのですが、かつての自分も含めてプログラミング初学者には全体像が見えていないため、なかなか分からないものです。
そのため、プログラミング学習をしている人またはこれから始める人は、至上目的を「プログラミングをしっかり学ぶ」ではなく「いかに早くエンジニア転職するか」に頭を切り替えてください。
一度、エンジニアの現場に入ることさえできれば、
- エンジニアの実務で必要な、残りの99%の知識が身に付く
- 周りに同僚という名の現役エンジニアのメンターがたくさんいる
- 平日8時間を給料をもらいながら、勉強できる
という環境に身を置くことができるのです。
以上より、転職活動を先延ばしにして、転職前の基礎学習に時間をかけすぎることが、いかに間違っているかをお分りいただけるかと思います。
転職活動を開始できる条件となるオリジナルサイトを準備するまでの学習量は最低限にすることです。
エンジニアは転職後の学習が全てです。
転職までの具体的なアクション
以上の前提を踏まえて、転職までに具体的にどのようなアクションを起こしていけばよいかを説明していきます。
STEP1:プログラミングの基礎を身につける
まずは、ProgateでHTML、CSS、Javascript、JQuery、Bootstrap、Ruby on RailsまたはLaravel(サーバーサイドエンジニア希望の場合)を学習してください。
必要であれば、プログラミングスクールを利用してもよいと思っています。
プログラミングスクールに関しては、私はTechAcademyの「フロントエンドコース(フロントエンドエンジニア希望の場合)」「WebアプリケーションコースまたはPHP/Laravelコース(サーバーサイドエンジニアの場合)」をオススメします。
TechAcademyのコースの詳細に関しては以下の記事にまとめていますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
STEP2:サイト模写は時間の無駄。すぐさまオリジナルサイト制作に取りかかる
プログラミングの基礎を身につけた後、サイト模写を行う人がいますが不要です。
すぐさまオリジナルサイトの制作に取り掛かってください。
なぜならオリジナルサイトの制作で学べることは、サイト模写で学べることを包含しています。
おすすめのオリジナルサイト制作方法と、オリジナルサイトの制作がサイト模写を包含する理由を以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
とにかくエンジニア転職が至上目的であり、遠回りせずに転職活動に必要な条件をいち早く揃えることだけに専念しましょう。
また、準備するオリジナルサイトの数は2つで十分です。
1つは当然少ないです。
また3つではなく2つということに関しては、自分の転職活動の経験上、どちらも面接官の印象は変わらない印象だったというのが理由です。
ここで、重要なのはオリジナルサイトのクオリティを上げるために数ヶ月間かけるといったことは絶対にしないことです。(とはいっても、スクールやRailsチュートリアルの最終課題に少し毛が生えた程度で終わらせるのは避けてください。)
それほどまでに頑張っても、オリジナルサイト自体は評価観点の10%ほどもないからです。
後ほど説明しますが、残りの90%はその場のコミュニケーションで決まると思ってください。
STEP3:転職活動を行う
オリジナルサイトを2つ準備したら、すぐさま転職活動に移ってください。
「転職活動が不安だから、しっかりこれまで学習してきたことを復習してから」というのも必要ありません。
選考フローにインターンが入ってくる場合は、多少復習をしながら選考に挑んだほうがいいですが、面接だけで済む場合は、プログラミングがいかにできるかというよりも「その場でのコミュニケーション能力や内容」が最重要視されます。
結局のところ未経験の場合はポテンシャル採用なので、「一緒に働きたいと思えるかどうか」が評価基準となります。
エンジニア転職活動についての詳細は、以下の記事を参考にしていただければと思います。
まとめ
現在、プログラミングを学習を始めたてで、将来(フリーランス)エンジニアとしてお金を稼いでいきたいと思っている人は、とにかく至上目的を「エンジニア転職」として、そのための行動を取るべきです。
そうすれば自ずと、基礎教材を使ってぐるぐる何周もすることの意味のなさ、すぐさまオリジナルサイトの制作に取り掛かることの重要性をご理解いただけると思います。
最後にもう一度、結論をまとめておきます。
【具体的なアクション】
- 【STEP1】ProgateやスクールでHTML,CSS,Javascript(JQuery),Ruby on Rails(またはLaravel)の基礎を学ぶ
- 【STEP2】とにかくオリジナルサイトを2つ形にする
- 【STEP3】復習は何もいらない、すぐさま転職活動を始める
- オリジナルサイトはクオリティはそれほど気にしない。とにかく形にすることが最重要であること
- エンジニア転職するまでにプログラミングの知識をしっかり身につけようと絶対に努力しすぎないこと
- 「プログラミング学習は転職後にするもの」だということを忘れない
今回の内容については以下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください^^