マコなり社長の新サービス『UNCOMMON』が色々ヤバイ件
今回は、マコなり社長の新規事業『UNCOMMON』について、情報商材屋っぽくなってきてるけどやっぱり強い理由について持論を話していきます。
みなさん、12/4の20時に発表された、マコなり社長の動画を見ましたか?
その日の午前中に、重大発表がありますという投稿がされたので、何やらまた新しいサービスが始まるなとは思ったんですが、やっぱりそうでしたね。
まだ動画を見ていない人のために、少しこのサービスについて説明すると、1ヶ月で圧倒的な成果を出すビジネスパーソンに変わるための短期集中型のプログラムです。
HPによると、
- 最速で問題を解決に導く「思考力」
- 確実に伝わる「文章力」
- 心を動かす「コミュニケーション力」
の3つのスキルが1ヶ月間という短期集中プログラムで飛躍的に向上するみたいです。
マコなり社長がこのサービスを出した背景としては、今現在やっている中心事業である、プログラミングスクールのTech::Campと会員限定サービスのInside Storyにそれぞれ課題があるからということらしいです。
事業を、横軸をニッチ度、縦軸を人生の変化度に設定したマトリックスに分布すると、Tech::Campは人生が変わるけどニッチすぎるという問題があって、InsideStoryは広いけど人生が変わらないという問題があるそうです。
そこで、この問題点を両方解消したようなサービス、つまり多くの人にリーチしながらも、人生を変えることができるサービスを作りたいということで、生まれたのが、今回発表された『UNCOMMON』ですね。
このサービスを聞いて、みなさんはどう思いましたかね。
マーケターの人ならこれはずるいなーとおもいませんでした?
もちろん、マコなり社長をディスってるわけじゃなくて、マコなり社長だからできるマーケティング戦略なんですよね。
普通は、先ほど示したマトリックスにおいて、右上の部分、つまり多くの人にリーチしながら、なおかつ人生を変えるというコンテンツを作るのはかなり難しいんですよ。
何が難しいかというと、コンテンツ自体は作れると思うのですが、「ビジネスパーソン」という風に、こんなにターゲットを広げて、ペルソナを曖昧にしたら、普通は15万円の商品はなかなか売れないです。
そのため、普通であれば、商品自体は作れるけど、それを宣伝しても誰も買ってくれないという状況になるのですが、マコなり社長の場合は、別なんですよね。
90万人という圧倒的な集客力と、これまでの2年間で積み上げてきた圧倒的な信頼と権威性があれば、かなりの数の人が買うと思うんですよね。
この商品は、いわば権威性と圧倒的集客力をごり押しした、マコなり社長にしかできない事業ですね。
問題が最速で解決できる思考力とか、文章力とかコミュニケーション能力とか言われても、このプログラムを受講した後のイメージが曖昧ですよね。
商品販売をするときは、商品購入後の姿を明確にして、なおかつどんなベネフィットがあるのかというイメージを持てることが最重要です。
ただ、今回のこの商品の場合、ターゲットが曖昧ゆえに、その商品のすることによるベネフィットもかなり曖昧になっています。
みなさんも、この商品を買うことによって、自分の生活がどんな風に変わるか、どんな気持ちになるか、どんな幸せが訪れるかをはっきりと口で言えますか?
多分難しいと思います。言えたとしても人によってその回答はかなりばらつくと思います。
未来の理想像が言えないとか、かなりばらつく時点で商品設計は普通はよろしくないのですが、マコなり社長なら売れちゃうわけです。
繰り返しになりますが、圧倒的な権威性と好感度と集客力があるからです。
そして、動画の最後の方で言っていたように「早くしないと席が埋まってしまって、次に受講できるのはかなり先になる」という希少性を前面に出したり、返金保証のようなリスクリバーサルがあったりと、その辺の基本的なセールスコピーもしっかりふんだんに使われているわけです。
みなさんも、一回LPをみて、マーケティング観点から勉強してみてください。
どのようなイメージコピーが使われているか、ファーストビューの印象はどんなんか。
どんな要素がどんな順番で並べられているか。
CTAはどこにあるか、どんなボタンの形をしていて、何色かなどなど勉強できることはいっぱいあります。
これは、情弱と言ったら言葉が悪いですが、ただただ自動的な反応に身を任せて、生きている人はかなりの確率で買っちゃう可能性が高いですよね。
登録者数の90万人のうち、大多数はそのような人なので、もし受講者数に制限がないのなら、自分は軽く1万人くらいはコンバージョンできるんちゃうかなと思ってますね。
商品単価が15万円なので、一瞬で15億円ゲッチュです。
ペルソナが若干曖昧ということを考慮して、金額も15万円というようにかなり安く設定されているところまで、みなさんはわかりましたかね。
コンテンツ内容的には、全然30万円以上くらいで提供できそうですが、ターゲットがかなり広くて、ペルソナが曖昧だからこそ、15万円というかなり安い金額で成約率をカバーしようとしているわけですね。
つまり、薄利多売戦法になるわけですが、マコなり社長の影響力をもってすれば、商品単価15万円のものを薄利多売扱いができるということですね。これは強いですね。
しかもオンラインなので、人件費以外は、それほど目立った固定費はないはずなので、ほとんど利益率はかなり高いと思います。
このオンラインサービス形式にしたのは、InsideStoryがうまく稼げた背景があるのがでかいですよね。
普段、TECH::CAMPというめちゃくちゃ固定費がかかるオフラインサービスをやっていたところに、オンラインで展開したInside Storyがほとんど利益の状態で5億円くらい軽く稼げたもんですから、そのギャップもあって、オンラインサービスの虜になったと思います。
正直、マコなり社長からすると、TECH::CAMPは本当は撤退したけど、自分をクリーンなビジネスパーソンにみせるための手段としては強力な武器なので、そのためだけに存在している感じがします。
一般的にどれだけクリーンなビジネスをしていようとも、ネットだけで稼いでいる人って、なんだか怪しく見えるものなんですよ。これは心理的にも時代的にも今は仕方がないです。
それは、ネットビジネスの世界は、オフラインのビジネスと比べると、怪しいビジネスをしていたり、詐欺まがいなビジネスをしている人がいっぱいいるから、クリーンな人たちにとばっちりがきているだけなんですけどね。
だからこそ、Skill Hacksを運営している迫さんだって、大して儲からないのに、タピオカ屋とかジェラート屋のようなオフラインのビジネスも始めていますよね?
他のお金持ちも、オンラインで稼げていたとしても、結構多くの人がオフラインで何かしらのビジネスを始めるパターンは多いです。
それは、オフライン事業をもっているだけで、ただのネットビジネスにいる怪しい情報商材屋ではなく、正真正銘のクリーンなビジネスマンだと認識してもらいやすいからです。
まだ、ほとんどの人にとって、情報を買うとか、オンラインサロンとか、そういったオンラインでのビジネスに慣れていないんですね。
多くの人の中にある感覚が、まだ時代に追いついていないわけです。
知らないものはは怪しく見えるということで、オンラインビジネスだけをしてぼろ儲けしている人は、どれだけクリーンで価値提供をしていたとしても、怪しく見えることがあるという原理です。
マコなり社長も、同じような考えを多分にもっていて、Tech::Campというオフラインビジネスの存在が、圧倒的な信頼につながっているので、どれだけ利益率が悪くなろうが続けると思いますね。
お金持ちがやることは、お金を稼ぐという観点では正しいことをやっているので、なぜあの人は今この事業をやるんだろう、なんでこの事業を捨てないんだろうとか色々考えてみるのは大事ですよ。
やっていることや考えていることが正しいからこそ、お金持ちであるわけですから。
我々は、粛々と、成功者を観察して勉強するだけです。そして、それを真似して実行するだけです。
ここまでで、マコなり社長の新規事業について、色々話してきましたが、マーケティングの観点から見ると、めちゃくちゃ勉強できることがありますよということを言いたかっただけです。
こんな感じで、みなさんの身の回りにもマーケティングは溢れているので、ぜひ自分なりに観察して、考察してみてください。
そうするだけで、ただの散歩したり、ただYouTubeを眺めていたことが、全部マーケティングの勉強になったりします。
本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください^^
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