結論
- STEP1:Progate
- STEP2:ドットインストール
- STEP3:オリジナルサイトの制作
- STEP4:Web制作会社への営業
プログラミングで稼ぐまでの具体的な手順
STEP1
Progateから開始
まずは王道のProgateから始めましょう。今となっては知らない人はいないですよね。
特にプログラミングをゼロから学習し始める人はかなりオススメのサービスです。
料金は月額1000円とかなり破格のお値段となっています。このくらいの投資は、迷わず払いましょう。
このお値段で決済ボタンをすぐ押せない人は、自己投資に向いていないかもしれないですので、プログラミング学習を始める前に大量に本を読んでマインドセットから始めましょう。
Web制作で稼ぐためにProgateで必ず学んでおくべき言語はひとまず「HTML&CSS(7レッスン)」「Sass」「Javascript(7レッスン)」「JQuery(4レッスン)」だけです。
何だか簡単に思えてきませんか?
それぞれの言語の役割
それぞれの言語(※HTML&CSSは厳密にはプログラミング言語ではないですが、今回は簡単のために一括りにします)の役割を説明します。
「HTML」はサイトの骨組みを構築し、「CSS」で色をつけたりお洒落にする。
「Sass」はCSSを入れ子構造的に記述できる、より直感的なスタイルシート言語です。
「Javascript」はサイトにアニメーションのような動きをつけ、「JQuery」はライブラリという、Javascriptをより簡単に短いコードで記述できるようにしたものです。
具体的にイメージが湧かなくても、実際にProgateをやってみれば、一発で意味がわかると思います。「百聞は一見に如かず」です!
学習する順番
学習する順番は「HTML&CSS」→「Sass」「Javascript」→「JQuery」で大丈夫です。
サイトを作るときに記述する順番もこの順番となります。
ただJavascriptに関しては、通常JQueryで記述することになるのでいらないということになりますが、JQueryのようなライブラリの便利さを知るために、受講しておいてもいいくらいです。
学習期間の目安
学習期間の目安はだいたい「HTML&CSS」が2週間、「Sass」が数時間、「Javascript」が2〜3日間、「JQuery」が1週間です。
基本的にProgateに時間はあまりかけないでください。
Progateはゲーム性があり、やればやるほどレベルが上がっていき気持ちがいいため、同じコースをぐるぐる何周もしがちですが、それは絶対に避けてください。
Progateは、初学者にとっては挫折しにくい素晴らしいサービスですが、あくまで基礎の基礎のことしか学ぶことができないため、一周したら(多くても二周したら)次のSTEP2に移行してください。
プログラミングに限らず、何かを学習するときはスピード感を持って、短期集中で取り組むことが成功の秘訣です。
STEP2
ドットインストールでBootstrap4を学ぶ
Web制作をする上で必要なスキルは、Progateでほとんどまかなえますが、Bootstrapも学んでおくと非常に作業が捗り便利です。
Bootstrapとは
BootstrapとはWebアプリケーションフレームワークです。
簡単にいうと、HTML・CSS・Javascriptのカタマリで、Web制作を行う上でよく使う要素を、コピペするだけで簡単に実現できる。
Bootstrapは、Progateでは学べないためドットインストール(全22レッスン)でしっかり学んでおきましょう。
ドットインストールとは
ドットインストールは、Progateのようなスライド形式の学習ツールではなく、動画での学習になります。
こちらのサービスも初学者にはよく利用される人気のオンラインサービスとなります。
料金は月額1080円(税込)であり、こちらもかなり良心的なお値段になっております。
ドットインストールでの学習は、余裕で1ヶ月以内に終了するため、実質1080円だけで済みます。
学習期間の目安
ドットインストールのBootstrapコースは全部で22レッスンがありますが、それぞれのレッスンの動画の長さは2〜3分であるため、1周目は最短で1日で終わります(笑)
2周くらいすることを考慮しても、3〜4日で終わらせましょう。
正直、コピペしたり、少し自分用にカスタマイズするだけの話なので、Bootstrapにそれほど時間はかけなくてオッケーです。
STEP3
オリジナルサイトを制作
ProgateやBootstrapが一通り終わったら、次のステップとしてサイト模写を推す人がいますが、模写をスキップして、いきなりオリジナルサイトの制作をしてしまいましょう。
よくサイト模写をするべき理由として挙げられるのが「初学者は、サイトデザインに手をかけず、ひとまず手本通りにコーディングできるようにアウトプットした方が良い」というものです。
確かに一理ありますが、私がオススメするオリジナルサイトの制作方法を使えば、上記が特に問題にならないからです。
オリジナルサイトの制作方法
次の手順でオリジナルサイトを作る場合は、サイト模写のいいところも包含しているので、個人的にオススメです。
方法は何も難しいことはなく、「自分好みの他のサイトを手本にして、サイトデザインは100%模倣し、中身(サービス内容)は100%オリジナルにする」だけです。
これで、サイトデザインそのものに時間を奪われることなく、なおかつ世界に一つだけのオリジナルサイトが完成します。
自分はこの方法で、サイト模写をすっ飛ばして、スピーディに次の転職活動や副業のための営業活動へとシフトすることができました。
そもそも、モチベーション維持のために、学習に時間をかけすぎるのは良くないため、出来るだけ工夫をして次のステップに進めるようにすることが最優先事項です。
この方法を使えば、周りがサイト模写に時間をかける中、一人だけさっさとオリジナルサイトを作って、次のステージに上がれます。
ぜひ、騙されたと思って実行してみてください。
オリジナルサイトの制作数は3つ(ポートフォリオサイト1つ+オリジナルサイト2つ)で大丈夫です。
自分も2つしか作っていませんでしたが、案件は営業次第で十分獲得できます。
オリジナルサイト制作については、以下の記事も参考にしてみてください。
オリジナルサイト制作期間の目安
制作期間の目安は、3つのオリジナルサイトをそれぞれ2週間で作成できれば上出来だと思います。
別に1つのオリジナルサイトに1ヶ月かかっても全然問題ないです。
初めは分からないことだらけだと思うので、Googleで調べたり、Progateで復習しながら制作していくと思いますが、この四苦八苦しながら制作する過程こそが人を最も成長させます。
へこたれずに頑張りましょう!
STEP4
Web制作案件を獲得するために
ようやくここまできましたね。お疲れ様でした。
もうゴールは目の前ですよ!
仕事の貰い方ですが、結論を言うとWeb制作会社への直接営業が最もオススメです。
以下でその理由を説明していきます。
Web制作案件の獲得方法
Web制作で稼ぐためには、①クラウドソーシングで受注する方法、②直接、Web制作を必要としている会社に営業して受注する方法、③Web制作会社に営業して仕事をいただく方法の3つがあります。
方法①:クラウドソーシングをオススメしない理由
よくクラウドソーシングで仕事を受注する人が多いですが、駆け出しエンジニアにとって、クラウドソーシングが最も案件獲得の難易度が高く、消耗するためオススメしません。
駆け出しエンジニアも、そうではないベテランエンジニアも皆がよく使うプラットフォームだからこそ、超レッドオーシャンであるわけです。
そこで、プログラミングスキルでの差別化が難しければ、ポジショニングを他のライバルとずらす必要があります。
Web制作を必要としている会社や個人事業主に営業して受注する方法をオススメしない理由
この方法は、クラウドソーシングとは違い、ライバルが少なくブルーオーシャンではありますが、Web制作をお願いしたい会社や個人事業種をタイミングよく見つけることは困難です。
そのため、知り合いや自分の人脈から仕事をもらえるパターンを除いては、あまりオススメできる方法ではありません。
Web制作会社に直接営業し案件をいただく方法をオススメします
この方法ならば、上記2つの方法のデメリットを見事に解消しています。
まず、クラウドソーシングのようなプラットフォームを使用するわけではないので、ライバルが非常に少なく超ブルーオーシャンです。
また、Web制作を必要とする会社や個人事業主は、Web制作会社に依頼するため、Web制作案件のほとんどはWeb制作会社に集まっています。
その一部の仕事を分けてもらおうと言うわけですね。
そのため、「超ブルーオーシャン」かつ「仕事が見つからないということもない」ため、最強の案件獲得方法だと言えます。
営業方法は簡単で、どこの地域のWeb制作会社でもいいので、メールで「エンジニアをしている者ですが仕事ください」と言うだけです。
メールにはしっかり、自分のポートフォリオサイトの添付や何ができるのかのスキルセットを明記を忘れないでくださいね。
自分の場合は、20社にメールすると2〜3社くらいから返信があり、お仕事をもらえました。
まとめ
長くなってしまったので、最後にまとめておきますね。
- STEP1:Progate
- STEP2:ドットインストール
- STEP3:オリジナルサイトの制作
- STEP4:Web制作会社への営業