アホだと思われる質問の特徴4選
今回は、アホだと思われる質問の特徴を4つ話していきます。
自分も同じですが、皆さんも会社や大学、SNSなどで誰かに質問をする機会はありますよね?
自分もTwitterのDMやYouTubeのコメントで質問をいただくことがよくあるのですが、たまに質問が下手すぎる人がいて、ちゃんと答えたいのに答えられない時がよくあります。
自分くらいだったら全然いいのですが、会社の部長さんや大学の先生や大物インフルエンサーなどに質問する時に、よくわからん質問をしてしまうと、相手の貴重な時間を奪うだけではなく、「こいつアホや」と思われて、最悪な印象だけが残ってしまいます。
会社のお偉いさんも、大学の先生も大物インフルエンサーも、皆さん頭がめちゃくちゃいいので、質問一つでその人がアホかどうかをすぐに見抜いてしまいます。
そして、一度ポンコツな質問をして、アホ認定されてしまうと、正直もう絡みたくないとさえ思われかねないです。
いい質問をできるということは、自分の成長にも繋がるし、相手からの評価にも繋がるので、生きていく上でかなり重要な能力だと言えます。
そこで今回は、個人的に思うアホな質問の特徴を4つを紹介していきます。
誰であっても、これからの人生で、誰かに質問する機会はたくさんあると思うので、アホだと思われないためにぜひ最後までご覧ください。
アホな質問の特徴4選
前提条件が何もない質問
アホだと思われる質問の特徴の1つ目は、前提条件が何もない質問です。
アホだと思われる質問としては、これが一番多いパターンかもしれないです。
これから紹介する質問もひどいのはひどいですが、このパターンが一番ひどいです。
なぜかというと、質問になっていないので、回答することができないからです。
後から紹介するアホな質問は、どれもやばいですが、一応回答できないことはない一方で、この前提条件がないパターンはそもそも質問にすらなっていないという意味で、一番ひどいです。
例えば、どういうものがあるかというと、次のような質問があります。
私はプログラミングで稼ぎたいと思っているのですが、どのように学習を進めていけばいいですか?
皆さんはこの質問が来た時に回答することってできますか?
多分、世界中の誰もこの質問に答えることができないです。
なぜなら、この質問をするに至った背景やその人が思っている前提条件次第で、回答が全く変わってくるからです。
極端なことを言うと、数学で
点Pが池の周りを一周します。何分で一周できるでしょうか?
という問題が出てきているようなもんです。
皆さん、この問題解けませんよね?
池の周りは何キロメートルあるのか、点Pはどれくらいの速度で動いているのかによって、回答が全然違ってくるからです。
この場合の回答は、池の周りの距離と点Pの速度が不明であるため、解答不能が答えになります。
さっきのプログラミングの勉強方法に関する質問も全く同じです。
せめて、
- その人は何で稼ごうとしているのか
- 副業で稼ぎたいのか、フリーランスとして稼ぎたいのか
- 目標金額はいくらなのか
の2点が分からないと、質問された側は答えようがありません。
自分にこの質問が来た場合は、最悪何で稼ごうとしているのかという言及がなかったとしても、当然機械学習ではなく、Webアプリケーション方面なんだろうなということはわかりますが、他2つについて全く分からないです。
「副業で稼ぎたいのかフリーランスとして稼ぐのか」そして「いくら稼ぎたいのか」の二つの前提条件の組み合わせによって、4通りの回答があります。
そのため、この質問分だけだと、こちらでわざわざ条件分岐をして回答しなければならないことになります。
つまり、「副業で月に20万円稼ぐためには〜」とか「フリーランスで月に50万円以上稼ぐためには〜」のような感じです。
そのように4つも条件分岐して答えるほど、もちろん相手も暇ではないので、このような質問をした時点で無視されると思ってください。
運よく無視されなかったとしても、こんなアホな質問をしたら普通は怒られると思ってください。
そのため、まずは質問文を作れたら、相手が回答するために必要な情報が揃っているかをちゃんと確認するようにしてください。
本当に全員が全員、相手が忙しいということを理解していないような適当な質問文を送ってくる人が多すぎます。
前提条件や背景を網羅しきれていなくても、それらを質問文に含める努力をしているものには、回答する側もちゃんと答えてあげたいという気持ちになります。
レベルが低い話ですが、世の中の大半の人は、前提条件がないアホな質問ばかりしてくるので、正直前提条件がちゃんとかけるだけで、「この人の質問いいね」と思ってもらえます。
本当に何ともレベルの低い話ですが、これはマジです。
調べればすぐわかるような低レベルすぎる質問
アホだと思われる質問の特徴の2つ目は、調べればすぐにわかるような低レベルすぎる質問です。
これもいうまでもなく論外ですよね。
先ほどと違って、質問にはなっているので、回答できることはできますが、それくらい自分で調べろよって思うようなレベルが低い質問だと、これまたアホだと思われます。
低レベルな質問の定義は、回答者によって回答内容がバラつかない質問のことです。
またプログラミング学習を例に出すと、次のような質問が来たとします。
会社員をやりながら副業をして、Web制作で月に5万円くらい稼ぎたいと思っているのですが、次は何をすればいいですか?
嘘だと思う人もいるかもしれませんが、こんな質問が本当にくることがあるんですよね。
先ほどと違って、月にいくら稼ぎたいのか、副業なのかフリーランスなのか、何で稼ぎたいのかが明確なので、ピンポイントで回答することはできるにはできます。
ただ、これくらいのレベルであれば、いちいち質問をしなくても、GoogleやYouTubeで検索すれば、いくらでも回答が落ちています。
回答者によって回答内容がばらつくこともないので、聞くまでもなく自分で調べて、それで終了です。
このような質問をしてしまうと、相手の時間も奪ってしまうし、質問文を書いている自分の時間も無駄にしてしまいます。
そもそも、自分が今からしようとしている質問が低レベルな質問なのかどうかがわからなかったとしても、まずは自分で調べるべきです。
自分で調べてみた結果、記事や動画で皆が同じことを言っているなら、それが正解です。
もし、記事や動画によって回答がばらついているものであれば、それ低レベルな質問ではないので、遠慮なく信頼できる人に質問してもOKです。
この「まずは自分で調べる」ということをできていない人が多すぎて、日本大丈夫かなと思ってしまうこともあるので、皆さんは注意するようにしましょう。
長ったらしい全然まとまっていない質問
アホだと思われる質問の特徴の3つ目は、長ったらしい全然まとまっていない質問です。
結局、何が聞きたいのかがわからない長ったらしい質問もかなり嫌われる傾向にあるし、アホだと思われてしまう可能性があります。
おそらく質問している本人は、質問が長ければ長いほど、丁寧な質問をしていると誤解していると思うのですが、必要な要素だけを質問に含めるようにしないと、単にアホだと思われて終わりです。
例えば、次のような質問が来たとします。
こんにちは。初めまして。私は、今は大学生であり、普段は機械工学について勉強しております。最近、バイトでやっている飲食店の仕事がしんどくて、バイト以外で稼ぐ方法を探していたところ、YouTubeでプログラミングの動画をみて、プログラミングの勉強に興味を持ち始めました。自分はそれほど頭がいいわけではないので、プログラミングができるのか少し不安ではありますが、頑張って挑戦してみようと思います。ひとまずは、Web制作で月に5万円ほどを稼ぐことを目標にしているのですが、どのように学習を進めていけばよいでしょうか?
実際に来た質問を引用するとかわいそうなので、今回は完全に自分で作りましたが、こんな質問が来たら皆さんどうですか?
こんな長ったらしい質問が来たら、口頭でも文章でもきついですよね。
この人が聞きたいことは要するに、「大学生がWeb制作で月に5万円稼ぐための学習手順」ですよね。
たったこれだけを言いたいだけなのに、こんな長い文章にされたら、途中で眠くなってきます。
まず、質問文に直接関係のないことは一切書かなくてもいいです。
例えば、今回であれば、
- 「私は、今は大学生であり、普段は機械工学について勉強しております。最近、バイトでやっている飲食店の仕事がしんどくて、バイト以外で稼ぐ方法を探していたところ、」
- 「自分はそれほど頭がいいわけではないので、プログラミングができるのか少し不安ではありますが、頑張って挑戦してみようと思います。」
の二つについては、質問文と全く関係ないので言わなくてもいいです。
誰も、あなたが今大学で何を勉強しているかや、頭がいいかどうかなんて興味はありません。
短すぎる質問文は失礼だと勘違いしている人がいるかもしれませんが、質問と直接関係のないことをベラベラ話して、相手の時間を奪う方がよほど失礼です。
基本的には、質問文は
「軽い挨拶」「前提条件」「聞きたいこと」の3点だけがあればオッケーです。
また、自分と相手がその質問に対して同等の立場であるのなら、「自分の仮説」もあったほうがいい場合もあります。
例えば、会社で新しいサービス企画の方針を考えているときに、単に課長に「課長はどのようにサービスを展開していけばいいと思いますか?」と質問するのではなく、「自分は○○と思うのですが、課長はどのようにお考えですか?」と質問する感じです。
このサービスの方針については答えがあるわけではないので、自分と課長は対等な立場にありますよね。
だからこそ、自分の意見や仮説もしっかりと述べないといけないです。
「軽い挨拶」「前提条件」「聞きたいこと」そして、場合によっては「自分の仮説や意見」という、この4つを押さえておけば、長ったらしい文章にならずに簡潔に質問することができます。
(文章の場合)誤字脱字がある質問文
アホだと思われる質問の特徴の4つ目は、(文章の場合)誤字脱字がある質問文です。
これに関しては、本当に論外なレベルなので、さっと説明して終わりにします。
口頭ではなく、文章で質問するシチュエーションに限った話ですが、例えば特に目上の人に対して質問をする時に、文章に誤字脱字があると、相手を結構イラっとさせてしまいます。
相手からすると、わざわざ時間を割いて回答しようとしているのに、誤字脱字があると、「適当な文章を送りやがって」と思ってしまって、ちゃんと回答したい気分ではなくなってしまいます。
誤字脱字がないようにしましょうというのは、もはや質問に限った話ではなく、あらゆるシーンで絶対に気をつけなければいけないことです。
せっかくいいことを言っていたり、いい質問内容だったとしても、誤字脱字があるだけで、一気にアホに見えてしまいます。
何事も文章が書き終わったら、必ず誤字脱字チェックは行って、相手を不快にさせない文章を心がけましょう。
そして、口頭で質問を行うときは、ちゃんと自分の頭の中で質問内容を整理してから、簡潔にわかりやすく、噛まないようにして質問できるようにしましょう。
まとめ
ここまでで、アホな質問の特徴を4つ紹介してきました。
- 背景や前提条件が何もない質問
- 調べればすぐわかるような低レベルすぎる質問
- 長ったらしい全然まとまっていない質問
- (文章の場合)誤字脱字がある質問文
アホな質問は、必ずどれかに一つは当てはまっています。
複数当てはまったら、ちょっと救いようがないレベルになってくるので、今回紹介した4つのことは最低限、当てはまらないように努力しましょう。
質問力が上がるだけで、それに比例して自分の成長にも繋がります。
そして、いい質問ができれば、相手に覚えてもらうこともできて、コネクションができるきっかけにもなり得ます。
アホだと思われてイライラさせるのと大きな違いですよね。
たかが質問となめてはいけないです。
生きていれば、あらゆるシーンで質問する機会があると思うので、それぞれの機会が質問力を鍛える訓練だと思って、一つ一つ丁寧に質問をするようにしてください。
自分なんかも目上の人に質問するときは、最低限、今回紹介した4つのことには絶対に当てはまらないように注意しています。
- 背景や前提条件が何もない質問
- 調べればすぐわかるような低レベルすぎる質問
- 長ったらしい全然まとまっていない質問
- (文章の場合)誤字脱字がある質問文
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