初心者がプログラミングに対して持っている2つの勘違いをぶっ壊します
今回は、初心者がプログラミングに対して持っている2つの勘違いをぶっ壊していきます。
今現在、プログラミングを勉強している人が多いと思いますが、もしコーディングスキルをとことん突き詰めたいとか、自分でプログラミングしてサービスを作りたいと思っているのでないなら、プログラミングの勉強をしすぎるのは禁物です。
最近プログラミングの勉強を始めた人の場合、
- プログラミングが最強なんだ
- プログラミングで稼ぐことが全てなんだ
と盲目的になっていると思います。
世の中の教育事業を展開している企業や、大物インフルエンサーがみんながみんなプログラミングを推奨するものだから、情報リテラシーがない大半の人たちは、プログラミングを勉強して、エンジニアになることこそが、人生の最高の選択肢だと思い込んでいるはずです。
自分は皆さんの、このプログラミング至上主義的な感覚が、頭の中を覗くがごとくわかります。
それはなぜかというと、1年前、自分も全く同じように、「プログラミングが最強で全てなんだ」「稼ぎたいならプログラミングのスキルを磨いていってWeb開発案件にジョインするのが、世の中で最適なんだ」と盲信していたからです。
自分も皆さんと同じように、プログラミンング信者になって、盲信していたからこそ、皆さんが今考えていることとか、プログラミングにどんな意識を持っているかが手に取るようにわかります。
タバコを吸いまくって、ニコチン中毒になっていた人が、禁煙に成功したとして、その人が、他の今現在ニコチン中毒になっている人の感覚って痛いほど、よくわかりますよね?
それと全く同じです。
自分も全く同じ道を通ってきたからこそ、自分のことのように、皆さんの気持ちがわかります。
自分もプログラミングを勉強し始めた当初は、今では信じられないですが、ドコモで働きながら、Web制作の副業をしてずっと稼いでいこうとしていましたからね。
本気でそう思っていたんですよ。
プログラミングを勉強して、Web制作を始めることはいいことですが、Web制作の副業をずっと続けていくというのは、人生消耗しすぎますよね。
でも、プログラミングを始めた当初は、盲目的になっていて、本気でそう思っていたんですね。
他のことはまるで何も見えていない状態です。
だって、会社で社畜していた人間が、Web制作の副業で月に20万円以上稼げるなんて情報を聞きつけたら、それだけで頭がいっぱいになっちゃいますよね。
平凡な社畜にとったら、これだけでも衝撃的な事実の発見なわけですから、「プログラミング最強やん」「俺、プログラミングで生きていこ」と思うわけですよ。
でも、そんなに盲信的になっていた自分がなぜ今こんなことを言っているのかというと、色々行動する中で、プログラミングに対する2つの思い込みの壁を破壊したからです。
今プログラミングの勉強をしている人は、必ずどちらかの思い込みの壁に引っかかっていると思うので、この記事を見て、プログラミングに対する自分の考え方を確認してみて欲しいです。
プログラミングに対する思い込み①:Web制作の副業が最強だ
プログラミングに対する思い込みの1つ目は、Web制作の副業が人生で最強だということです。
Web制作の副業が人生で最強ではないことは、当たり前のことなんですが、ただの社畜がWeb制作の存在を知った直後というのは、プログラミング信者になっているので、本気でそう信じ込んでいるんですよ。
さっきも言いましたが、まさに自分がそうだったので、そのWeb制作が最強だと思い込んでいるその感覚は、自分のことのようにわかります。
ただ、そんなプログラミング信者になっていた自分の意識を変えるきっかけになったのが、東京フリーランスのショーヘイさんと、直で会って話したことです。
プログラミングを勉強している人なら、東京フリーランスとかデイトラとかって聞いたことがありますよね。
戸田こうきさんとか初芝さんとかと一緒に、東京フリーランスを運営している一人ですよね。
ショーヘイさんと直接会った時に、ショーヘイさんに言われたんですよね。
「YUJI君に、Web制作はもったいない」って。
「それだけ高いスペックを持っているなら、副業でWeb制作をするよりも、エンジニアに転職してガチでプログラミングのスキルを磨いて、Web開発案件にジョインできるようにした方がいい」とも言われました。
ショーヘイさんに会うまでは、自分は会社に勤めながら、副業でWeb制作案件をやっていくのが最適で、ずっとそれを続けていくものだと思っていましたが、この時に、意識が変わったエンジニアに転職しようと思いましたね。
実は、これが自分がエンジニアに転職したきっかけであり、「副業でWeb制作の仕事をすることが人生で最強だ」という、1つ目のプログラミングに思い込みの壁を破壊した瞬間ですね。
プログラミングに対する思い込み①:Web制作の副業が最強だ
プログラミングに対する思い込みの2つ目は、Web開発案件にジョインするWeb系フリーランスエンジニアが世の中で最強であることです。
これも、今プログラミングの勉強している人なら、相当な数の人が思っていることじゃないですかね。
Web制作の次にWeb開発の方に目を向けた人は、おそらく全員が、Web開発案件にジョインするフリーランスエンジニアが世の中で最強だから、自分も目指そうとなっているはずです。
今となっては懐かしいことですが、「フロントエンドエンジニアより、バックエンドエンジニアの方が単価高いのかな」とか「どっちがライバル少ないんかな」ということを必死に考えたものです。
過去の自分も、今の皆さんと全く同じような価値観を持って、フリーランスエンジニアになるべく転職したので、フリーランスエンジニアが最強であるという思い込んでいる感覚がこれまためちゃくちゃ分かるんですよ。
フリーランスエンジニアに関しては、Web制作以上に、色々な大手のプログラミングスクールや大物インフルエンサーが、推しまくるから余計に洗脳されてしまいがちですよね。
自分も動画で解説していますが、「21世紀最強の職業」という本まで出版されていますからね。
とにかくプログラミングというものは、おそらく教育事業を展開する法人や個人にとって、最も集客しやすい分野なんですよ。
それはなぜかというと、プログラミングには超がつくほど口説き文句が多いからです。
1年間実務経験を積んだだけでフリーランスになれますよ
リモートワークもできますよ
一生食いっぱぐれないスキルが身につきますよ
などなど、とにかくセールストークがやりやすいんですよ。
もちろん全部事実なんですけど、重大なデメリットを誰も話さないんですね。
それは
- とにかく日々の勉強量が多いこと
- 所詮下請けの労働なので収入はすぐに頭打ちすること
です。
他にもあるかもですが、特にこの2つがおおっぴらに語られないデメリットとしてはでかいですね。
確かに、フリーランスエンジニアには、数えきれないメリットがありますが、この2つのデメリットがあるだけで、人によっては全てのメリットが吹き飛んでしまうんですよ。
例えば、自分のように、最小限だけ働いて、なおかつ月収も100万円以上は絶対稼ぎたい。そして自由な時間も欲しい。と思っている人です。
時間の切り売りとなる労働はしたくない
効率的にどこまでも収入を伸ばしていきたい
自由な時間が欲しい
と思っている人にとっては、フリーランスエンジニアのデメリットはあまりにもデカすぎますよね。
収入はどれだけ高くなってもせいぜい月に100万円。
しかもそれは、時間の切り売りをして労働した結果であり、勉強もめちゃくちゃしないといけないので、自由な時間をかなり犠牲にした結果です。
これでは、お金も時間も手に入らないですよね。
ずっと勉強を続けるのもかなりしんどくて自分にはできないです。
ただ、「勉強が大好きです」とか「お金よりもコーディングによる仕事のやりがいが大事です」とか「一生、時間の切り売りする労働でもいいです」というなら、フリーランスエンジニアは最適かもしれませんね。
それが許容できるなら、確かにフリーランスエンジニアは、職業としてはいい選択肢ですが、そうじゃないなら、自分はエンジニアという職業はお勧めできないですね。
だから、これまでの動画も、エンジニアへの転職は慎重に考えてくださいとか、エンジニアに転職することのデメリットもいっぱい発信してきたわけです。
自分が実際に、エンジニアに転職して、現場を経験したからこそ、よう分かるんですよ。
エンジニアという仕事の大変さとか、どんな働き方になった上で、どれくらいの給料なのかが。
それらを知った上で、個人的な見解をもう一度言うと、出来るだけ最低限の労働量で、効率的にお金を稼ぎたいと思っている人は、エンジニアという職業は絶対に向いていないです。
この「フリーランスエンジニアは最強」という思い込みの壁は、実際に自分がエンジニアに働いてみて、破壊することができましたね。
エンジニアとしてスキルを高めていくよりも、マーケティングを勉強した方が何倍も効率的に稼げている経験があるからこそ、フリーランスエンジニアって全然最強じゃねえなと思ったわけです。
この「フリーランスエンジニアが最強」という思い込みは、結構多くの人が深く洗脳されちゃってるんで、なかなか解けないかもしれないんですけどね。
みなさん勘違いしてはいけないのは、プログラミングでお金持ちになって、なおかつ自由な時間も持っている人なんて誰もいないということですからね。
例えば、マナブさんやりゅうけんさんもプログラミング関連の発信をすることがありますが、彼らはもちろん一切コーディングなんてしていないですからね。
じゃあ、「勝又さんはどうなんだ。あの人はエンジニアじゃないか」というかもしれませんが、あの人も収入の大部分はプログラミングではなくて、マーケティングで稼いでいますからね。
もちろん、エンジニアといっても、GAFAのような超一流企業で働けるようなエンジニアだったら、時間の切り売り労働といっても、かなり満足できるレベルの高報酬や自由な時間は得られると思いますが、多くの人はGAFAで勤務するとか無理ですよね。
つまり、どうあがいても、プログラミングスキルで、お金と時間の両方を手に入れるなんて無理なわけです。
まとめ
ここまでで、過去の自分も持っていた、プログラミングに対する大きな誤解について2つ話していきました。
まず1つ目にぶち当たる勘違いが「Web制作の副業は最強だということ」。
2つ目にぶち当たる勘違いが、フリーランスエンジニアは世の中で最強の職業だということです。
最強なのは、マーケティングスキルが高い人に決まっているんですけど、過去の自分も洗脳されていて、結構長い間思い込みをしていましたよね。
自分は、プログラミング2、マーケティング8の割合で勉強するのが一番効率的に稼げると思っています。
もちろんプログラミングも、転職してガチのエンジニアになるのではく、Web制作とかNoCodeが出来るだけで十分すぎるほど十分です。
冗談抜きに、2年間エンジニアとして修行するよりも、2年間Web制作とNoCodeツール、マーケティングを勉強した方が収入は3倍くらい高くなりますよ。
まあ、何回も言いますけど、どうしてもエンジニアを仕事にしたいという人は、転職すればいいんですけどね。
たまに、コーディングという仕事にこだわっていないのに、過去の自分みたいにフリーランスエンジニアになることこそが最強だと思い込んで転職する人がいるのですが、それは絶対間違ってますからね。
おそらく情報発信をしている人の大半は、ポジショントークでエンジニアを推す人が大量にいるので、なかなかみなさんの洗脳が解けることはないと思うので、動画を通して、繰り返し同じことを主張してこうと思います。
本記事の内容が、これからプログラミングを勉強する人の意識改革に繋がってくれたら嬉しいです。
本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください^^
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