マーケティングが学べるおすすめの書籍7選
今回は、マーケティングが学べるおすすめの書籍を7つ紹介していきます。
効率的にお金と時間を稼いでいくために、プログラミングや動画編集のような下請けのスキルを身につけたら、次は絶対にマーケティングを勉強してほしいと思います。
確かに、プログラミングや動画編集でも、月に数十万円ほどのお小遣いは稼ぐことができるんですが、かなり消耗しながらようやく手に入る数十万円ですからね。
成果報酬型にしても準委任契約にしても、時間を切り売りして働いているから、お金が手に入っても、その代わりに自由な時間を手放さなくてはいけないのは当然ですよね。
もちろん、自由な時間を手に入れようとして、働かなければ、今度はお金が入ってきません。
時間を切り売りする労働は、お金と時間がトレードオフの関係にあるので、お金と時間の両方が高いレベルで手に入るということは一生できないです。
これは、エンジニアに転職して、ガチガチにエンジニアをやっている人もそうです。
確かにWeb開発案件は単価が高いですが、それでもめちゃくちゃ労働しないとお金は入ってこないし、しかも日頃からかなりの勉強をしなければいけません。
エンジニアになれば、リモートワークができて、お金も手に入ってと綺麗事を並べられることが多いですが、現実はそんなに美しい世界じゃないです。
自分も現場でエンジニアをしていた経験があるからこそよくわかります。
仕事は楽しいけど、労働量は結構あるし、勉強も大変だし、リモートワークをしていましたが、そこまで充実した生活を送れなかったです。
そして、あのままエンジニアを続けていても、同じだったと思います。
プログラミングにしても、動画編集にしても、下請けのスキルで稼ごうとする限り、必ず「お金が全然増えない」「自由な時間が全然増えない」という壁にぶつかります。
今現在、クライアントワークで消耗している人なら身に染みてわかるはずです。
そのため、自分は下請けスキル2、マーケティング8くらいの割合で学ぶのが一番いいと思っています。
プログラミングなどの下請けスキルも活かしつつ、最終的にマーケティングの仕事で稼ぐ。
もちろん、自分の事業でも法人案件でもどちらでもいいです。
自分もプログラミング2、マーケティング8くらいの割合でスキルを身につけてきたからこそ、かなりの少労働で、最高で月に300万円以上稼げるようになりました。
ぜひマーケティングを勉強してほしいということですが、マーケティングを学ぶ際には、本の存在が必要不可欠です。
実践を通して勉強しながら、都度、本でも本物の知識をインプットするようにすると、格段にマーケティングの理解が深まっていきます。
自分もまさにそのような方法でマーケティングを勉強してきました。
そこで今回は、マーケティングを勉強する際に、実際に自分も読んだおすすめの本を7つ紹介していきます。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
マーケティングが学べるおすすめの本の1つ目は、『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』です。
2001年に開業したUSJですが、年々来場客数が減少していき、経営危機に落ち込んでいました。
その中で、ハリー・ポッターをオープンした2014年度のUSJの年間集客は1,270万人。その後も快進撃を続け、2015年10月に過去最高の月間175万人を集客し、東京ディズニーランドを単月で超えたのです。
なぜ、経営危機から脱して東京ディズニーランドをも越える集客を実現することができたのか。それは、『消費者視点』という価値観と、その仕組みを導入したからです。
本書では、マーケティングというのは、
- 戦況分析
- 目的
- 目標(WHO)
- 戦略(WHAT)
- 戦術(HOW)
の5つが全体像だと言っています。
つまり、WHO(誰に)を決定し、そのWHOに対してWHAT(ブランド価値の部分を訴求するのか)を決定し、最後にHOW(どうやってWHOにWHATを届けるのか))を決定していくのです。
この本では、5Cを使った戦況分析のやり方や、目的、目標、戦略、戦術とは一体なんのかについて、初心者でもわかるように説明してくれています。
USJを例にしながら、常に具体例と並行して話が進んでいくので、初心者がマーケティングの全体像を理解するのにおすすめの本です。
個人的には、USJ大好き人間なので、USJのマーケティング戦略を勉強しながら、マーケティングの基礎も勉強できて、読んでいて終始楽しかったですね。
ドリルを売るには穴を売れ
マーケティングが学べるおすすめの本の2つ目は、『ドリルを売るには穴を売れ』です。
マーケティングというと、なんか難しい理論をたくさん駆使して顧客を獲得するフレームワークだかなんかだと思っている人がいますが、全然そんなことないです。
皆さんがモノ・サービスを買うときは、反対側に売り手のマーケティングが働いています。
この本を読めば、マーケティングというのは、皆さんの身の回り、ほぼ全てにおいて起こっているということが、よくわかると思います。
皆さんが何かの商品を買った時に、
- 「なぜこの商品を買ったのか?」
- 「なぜこの店で買ったのか?」
と考えてみると、売り手側のマーケティング戦略が見えてきたりします。
皆さんの購買行動全てに、売り手のマーケティングが関わっているということを、まずはこの本を読んで理解しましょう。
マーケティングを小難しい理論だと思っている人は、ぜひこの本から読み始めて、そもそもマーケティングとは何のなのかを正確に理解してほしいと思います。
そのほかには、
- ベネフィット(顧客にとっての価値)
- セグメンテーションとターゲティング(顧客を分けて絞る)
- 差別化(強豪よりも高い価値を提供する)
- 4P(価値を実現するための製品・価格・販路・広告)
という、マーケティングにおいて、マーケティングの最も重要なポイントを、ストーリに乗せながら、わかりやすく説明してくれています。
難しい用語が一切使われていないので、誰であってもすぐに読み切ることができて、なおかつマーケティングの全体像を理解できる良書です。
先ほどの、USJと合わせて、初心者の人にはかなりおすすめです^^
ノヤン先生のマーケティング学
マーケティングが学べるおすすめの本の3つ目は、『ノヤン先生のマーケティング学』です。
ウェブ上で7年以上にわたって連載を続ける人気のコラムが、大幅な加筆修正と書き下ろしを加え、待望の書籍化したものですね。
統計分析やフレームワークから入った人は、マーケティングを難しいもの、ややこしいものと捉えてしまいがちです。
そのうえ、本で勉強しようと思っても、ポーターやコトラーといったマーケティングの大家が書いた本はどれも難解でなかなか取っつきにくい……、とお悩みの方が多いと思います。
ただ、マーケティングは、ほんとはとても身近で楽しいものだということを、この本では教えてくれています。
「STP」「SWOT分析」「ホールプロダクト戦略」といったマーケティングの代表的な理論やフレームワーク、さらにはマーケティングから見えてくる日本企業の未来まで、この1冊で広く知識を身につけることができます。
文章は難しくないので、こちらも初心者にはおすすめの一冊ですね。
影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか
マーケティングが学べるおすすめの本の4つ目は、『影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか』です。
米国を代表する社会心理学者が、「心理的な力」について解説してくれています。
「影響力の武器とは」「社会的証明」「権威」など、人が動かされてしまう原因を解明しています。
人間の行動の多くは「自動的」なのです。
「高価なもの=良いもの」と言ったように、標準的な原則に従おうとする。それが最も効率的だからです。
このような、自動的反応には心理学的原則が働いており、この心理学的原則を操る力を「影響力の武器」と称して、6つの影響力の武器を紹介しています。
本書で紹介されている影響力の武器を理解して、利用することができれば、ビジネスシーンはもちろん、日常のあらゆる場面で、一生役に立つ武器を持つことができます。
この本で紹介されている心理学的原則は以下の6つです。
- 返報性
- コミットメントと一貫性
- 社会的証明
- 権威
- 好意
- 希少性
ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方
マーケティングが学べるおすすめの本の5つ目は、『ハイパワー・マーケティング』です。
この本は、マーケティングに精通している人なら全員が知っている、マーケティング業界のバイブル的な存在です。
この本では、ビジネスを成長させるシンプルな原則、USPの重要性、オファーの出し方、顧客リストを増やす方法を説明してくれています。
ビジネスを大きくするためには、
- お客さんを増やすこと
- 商品の値段
- リピーターの増加
の3つしかないという原理原則から始まって、これらを達成するためのマーケティング手法が網羅されています。
前半に紹介した本で、マーケティングの全体像や基礎を理解した後に、ぜひ次はこのハイパワーマーケティングを読んでください。
ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則
マーケティングが学べるおすすめの本の6つ目は、『ザ・コピーライティング』です。
ザ・コピーライティングと言えば、コピーライティングに携わる人なら知らない人はいないと言ってもいいくらいの名著ですよね。
この本はなんと80年前に出版されたんですけど、今でも通じるコピーライティングのノウハウが満載で、今でも多くの人に読み継がれています。
80年前って気が遠くなるほど昔ですよね。それだけ、昔に出版された本が今でも読まれるほどに、コピーライティングはいつの時代も不変だということです。
80年前と聞くと、「古い本」のイメージですが、それでも売れ続けのは、「ダイレクトレスポンスマーケティング」の基本から実践までの幅広い手法が書かれているからです。
ダイレクトレスポンスマーケティングは既にアメリカでは100年以上も前から取り入れられているマーケティングです。
今の時代でも、大抵のお金持ちがやっているほどに強力なマーケティング手法なので、ぜひ皆さんにも学んでほしいです。
ただ、かなり分量が多いし、割と上級者向けの本なので、今回紹介する本の中では、後半に読んでもらいたいですね。
沈黙のWebマーケティング Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
マーケティングが学べるおすすめの本の7つ目は、『沈黙のWebマーケティング』です。
『沈黙のWebマーケティング』では、SEOの仕組みやマーケティングの基本的な仕組みを学ぶことができます。
「Webマーケティングの実用入門書」と言われているだけあり、Webマーケティングに関して一通りの知識を付けることができます。
また、具体的にどう行動すれば良いのかが示されており、読んだ後すぐに自身の行動に反映させやすいです。
最近出版された本だけあって、ブログやTwitterなど、皆さんが普段から使っているものの使い方まで言及してくれています。
特に、ブログやTwitterで結果を出したいと考える人は読んでおいて損はないと思います。
この本は、全体的に、漫画的なストーリーで面白く解説してくれているので、誰でもあっても楽しみながら、現代のWebマーケティングを学べます。
最後に
ここまでで、マーケティングが学べるおすすめの書籍を7つ紹介してきました。
初めの3冊は初心者向けですが、残りは中級者、上級者向きになってくるので、初めは、上三冊から読んでみてほしいですね。
プログラミングや動画編集、デザイン、ライターなどのベーススキルと合わせて、マーケティングスキルを身につければ、収入は爆発的に上がっていきます。
「ほんとかよ」と思うかもしれませんが、ほんとです。
自分はプログラミングと合わせて、マーケティングを勉強したことによって、一気に収入がブレイクスルーしました。
本記事が、これからマーケティングを勉強する人の役に立てば嬉しいです。
本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください^^
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