マーケティングって具体的な何を勉強すればいいの?
今回は、マーケティングは具体的に何を勉強すればいいのかについて話していきます。
自分はこれまで、プログラミングや動画編集のスキルがある程度身についたら、マーケティングの勉強をしてくださいということを、口うるさく話していきました。
ザコいお金と時間しか持てない、下請けの労働者から脱出するためには、必ずマーケティングスキルが必要になってくるということは何度も言ってきました。
なぜ、マーケティングが重要なのかや具体的な勉強方法については、以下の動画で詳しく説明しているので、こちらをご覧ください。
ただ、マーケティングを学ぶ重要性と、勉強方法はわかったけど、肝心の一体何を勉強すればいいかが分からないという人がかなり多いと思います。
今回は、そんな疑問に応えるべく、マーケティング分野において何を勉強していけば、個人で稼げるようになるのかについてまとめていきます。
マーケティングで稼ぐ方法としては、ざっくり分けると、
- 法人案件を受注する
- 個人で商品販売をする
の2つがありますが、このどちらにしても、これから紹介していく内容を勉強しておけば、全く問題ないです。
マーケティングというのは、人が何かの商品を買うときに発生する事象ほぼ全てを指すので、マーケティング分野に属するスキルは、かなり広範囲になります。
全部書き出すと、余裕で100個以上のスキルがあると思うのですが、もちろん全部できる必要なんて全くありません。
個人で稼ぐために勉強しなければいけないことはかなり限定的で、絞りに絞った結果、今回紹介する8つだけでいいと思っています。
自分自身は、ひとまずはこれから紹介する8つのスキルしか勉強していないですが、十分に稼ぐことができているし、困ったことはほとんどないです。
これからマーケティングの勉強をしていこうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください^^
マーケティング分野で特に勉強すべきこと8選
ここから、マーケティング分野において、特に勉強しなければいけないことを順番に紹介していきます。
紹介していく順番は全く関係なくて、全て並列関係にあると思ってください。
①:マーケティングの基礎
1つ目に学ぶべきことは、マーケティングの基礎理解についてです。
まずは、マーケティングとはなんぞやということを理解しないことには、何も始まりません。
マーケティングの全体像を知って、マーケターはどんな順番で商品を開発していって、どんな戦略、フレームワークを使って商品を販売していくのかということをしっかりと理解する必要があります。
マーケティングを行う順番をざっくりと分けると、
- 目的の決定
- 目標の決定
- 戦略の決定
- 戦術の決定
- 実行
- 分析・改善
の順番で流れていきます。
それぞれ、目的とはなんなのか、目標とは何か、戦略と戦術とは何か、それぞれを考える上で、何が重要となるのかという全体を理解するところからスタートです。
個人で商品販売するときは、全部を自分ですることになりますが、法人案件を受注する場合は、戦術の実行だけを担当することが多いです。
もっと、上流の目的とか目標とか戦略を考えたりするのは、もっと上層部だったり、プロの経営コンサルタントがになったりします。
個人が受注する範囲では、ほとんどが戦術の実行だと思ってください。
さっきから、目的だの目標だの、戦略だの、戦術だのいっていますが、今の段階で「違いがわからん」「何をいってるのかわからん」という人が多いと思いますが、まずはこれらを理解することからです。
この辺は、本をいくつか読めば簡単にインプットすることができます。
どの本がオススメかについては、以下の動画を参考にしてください。
②:SNSマーケティングスキル
2つ目に学ぶべきことは、SNSマーケティングスキルについてです。
SNSマーケティングも現代においては、絶対に無視することができないスキルです。
どんな分野であっても、Twitter、Instagram、YouTubeを使って、マーケティングするのはかなり効果的な手法です。
SNSマーケティングを取り入れた方がいいにも関わらず、まだできていない中小企業や個人事業主はたくさんあるので、そのような中小企業や個人事業主に対して、SNSを使った集客やコンバージョンをコンサルしてあげられるとかなり強いです。
ここでいう、SNSは
- YouTube
- LINE
の主に4つですね。
これらのうち、どれかでそれなりに個人で実績を出していたり、実績がそれほどなくても運用ノウハウを知っているなら、簡単にSNSマーケティングの仕事も巻き取ることができます。
③:商品開発スキル
3つ目に学ぶべきことは、商品開発スキルについてです。
これは法人案件よりも、個人で商品販売するときにかなり必須の力になりますね。
商品を開発するスキルは、はじめに話した、マーケテイングの基礎の部分に含まれるんですけど、特に重要なので、ピックアップしておきました。
- 商品を開発するにあたってのマインド
- ベネフィットやメリットとは何か
- 差別化戦略
- セグメンテーションとターゲットの選定方法
などなど、商品開発は戦略で8割くらい勝負が決まってしまうので、その辺の知識があるかどうかがかなり重要です。
個人で商品開発するときに、これらの知識がないと、何を売っても確実にうまく売れることはないです。
④:SEO対策スキル
4つ目に学ぶべきことは、SEO対策スキルについてです。
SEO対策スキルについては、これは法人案件、個人での商品販売のどちらも必要になりますが、どちらかというと圧倒的に法人案件の方で活躍します。
個人で商品販売をするときに、SEOで集客して販売するというのは、本当にドメインパワーが強いブログを所有している人しかできないし、今から作ろうにもかなり時間をかけて、コンテンツマーケティングをしないといけないので、個人的にはオススメしません。
個人で商品販売をする場合は、基本的にはSEOではなく、SNSで集客するのが普通です。
一方で、法人案件の場合は、SEOコンサルという仕事があるように、SEOスキルでも十分稼いでいくことができるので、基本的には、SEO対策スキルは、法人案件で使うという認識で大事丈夫です。
⑤:広告運用スキル
5つ目に学ぶべきことは、広告運用スキルについてです。
広告運用スキルも、SEO対策スキルとほとんど事情は同じですね。
個人での商品販売というより、法人案件の方で活躍するスキルです。
広告運用には、リスティング広告やYahooのプロモーション広告、SNS広告などがありますが、個人の商品販売で、このような広告を使うことはあまりないです。
とはいっても、20万円以上くらいする高額商品を販売している場合は、たまにFacebook広告やYouTube広告を使うことはあります。
ただ、5万円以下の低額商品を扱っている場合は、お金をかけて広告を打つことは投資対効果的にすることは、ほとんどないですね。
一方で法人案件の場合は、広告運用コンサルとして全然稼ぐことができるので、この広告運用スキルに関しても、先ほど紹介したSEOコンサルと同様、法人案件中心に活躍するスキルだと思ってください。
⑥:コピーライティングスキル
6つ目に学ぶべきことは、コピーライティングスキルについてです。
コピーライティングは、イメージコピーとセールスコピーの2つに分かれます。
イメージコピーは、キャッチコピーと言い換えたらわかってくれる人が多いと思いますが、テレビのCMやチラシ、店内POPで使われる一言二言のコピーですね。
ニトリの「お、ねだん以上のニトリ」とか、富士フィルムの「お正月を写そう」とかは馴染み深いですよね。
自分は、長澤まさみの「カラダにピース」は好きでしたけどね。
このイメージコピーは、物を売るためではなく、企業や商品のブランディングが主な目的になります。
セールスコピーというのは、セールスライティングのことです。
Webページやダイレクトメールに書かれていることは、ほとんどがセールスコピーですね。
このセールスコピーは、顧客に購入だったり、申し込みだったり、メルマガの登録だったり、何かしらのアクションを起こさせることを目的にしています。
このセールスコピーを書く際に、次に紹介するあらゆる行動心理学が駆使されることになります。
⑧:行動心理学の理解
ということで、7つ目に学ぶべきことは、行動心理学です。
この行動心理学の理解は、ビジネスの他にも、恋愛や仕事場の人間関係など、日常生活のあらゆる場面で役に立ちます。
ビジネス観点において、この行動心理学が一番発揮されるのは、やはりセールスライティングをするときです。
いかに、顧客に自分たちが望む最終アクションを起こさせるかが勝負になるのですが、とにかく人間の深層心理にある自動的な反応を利用した文章を書いていくことになります。
例えば、返報性だったり、好意だったり、権威、希少性とかは聞いたがありますよね。
商品を売るのは人が相手になることなので、これら人間が自動的に反応してしまう行動心理を理解しておくことは、マーケティングをする上で必須になります。
このコピーライティングスキルというのは、個人でほ商品販売、法人案件ともにに超重要なスキルになります。
⑧:LPOスキル
最後に紹介する8つ目に学ぶべきことは、LPOスキルについてです。
LPOというのは、ランディングページ最適化のことです。
ランディングページはどのような要素を盛り込んで、どのような順番で表示していくほうがいいのか、ファーストビューはどんな画像がいいのか、CTAはどこですればいいのかなど、とにかく考えることはたくさんあります。
LPの分析はどうすればいいかなど、その分析ツールや分析方法についての理解も必要です。
いくら集客がうまくいっても、この最後のLPが魅力的じゃなかったら、集めた人が全員素通りするざる状態になります。
「売り上げをアップしたかったら、まずはLPから改善せよ」と言われるくらいに、LPOは重要です。
LPOスキルは、もちろん個人で商品販売をする場合は、最重要項目になります。
法人案件にしても、デザインから請け負う場合は、このLPOスキルは最大限発揮されますし、デザイナーが作る場合においても、こちらからLPOの観点からデザインを提案できれば一味違いますよね。
まとめ
ここまでで、マーケティング分野において、具体的に何を勉強すればいいかについてまとめてきました。
- マーケティングの基礎理解
- SNSマーケティングスキル(SNSを伸ばす力 / SNSで集客する力)
- 商品開発スキル
- SEO対策スキル
- 広告運用スキル
- コピーライティングスキル
- 行動心理学の理解
- LPO(ランディングページ最適化)スキル
の8つです。
冒頭でも話しましたが、マーケティング分野に属するスキルは数え切れないほどありますが、ぶっちゃけ今回紹介した8つのスキルがあれば、個人での商品販売にしても、法人案件にしても、困ることはほとんどないです。
もし、別のスキルが必要になったら、その時都度インプットすればいいです。
本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください^^
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